CRADLE OF FILTHの「MIDIAN」アルバムが、クライヴ・バーカーの小説がコンセプトにあるという話は、当時のダニ(この時はまだ“フィルス”はついていなかった)のインタビューなどからもあきらかになっていた。そしたら新地が、くだんの小説「死都伝説」を購入して来た。
実をいうと私はせっかちな性格故に小説が苦手。長編は苦手でいつも途中まで読んでそのままにするか、オチを先に読んでしまって満足するかのどちらかなのだが、この作品は珍しく、最後まで読み通した。
そしてそのあと、ビデオレンタル店で映画「ミディアン 死霊の棲む街」を発見。こいつは「観ろ!」というメタルの神からのお告げと思い、鑑賞に至った訳である。
映画の出来は上質と言えないけれど、私はかなり面白かったので、他の人にも楽しめるんじゃないかと調子にのってご紹介と相成った次第。
ラストがわかる表記はないものの、所々にネタバレ気味の箇所があるのは御容赦。