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last update 07/08/27

 

 

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真空管 解体新書

   

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4. 送信管   

 

6146族

 

6146(写真は東芝製)

アマチュア用に多用されたS2001(松下)は6146の民生品。Pd=20W

のちに,6146Bのサフィクスがつけられ、損失の拡大が行われた。プレートへの電子流を均一化する改良などで形状はほとんど区別がつかない。 6146B Pd=27W

6159(タングソル)

航空機用、6146Aの26.5V管

6L6族

     

1619

 6L6系の直熱(=即熱)仕様(2.5V)送信管。移動用として、スタンバイ時にヒーターを落としバッテリの寿命に考慮したもの。直熱管の場合数秒で立ち上がる。JAN仕様RCAの文字が美しい。CCSレートでPd=15W
 Cクラスとしてグリッド電流を流して使用する目的で設計されているため特性は6L6と異なる。従ってオーディオ用途に使用する際は、コンデンサ結合では使い難い。トランスドライブかカソードフォロアが必須。

807

 6L6をトッププレートとして耐圧を上げ送信管へ適用した。特性そのものは6L6と同等。最大定格が拡大されている。

     

      807(各社)

807は世界中のメーカーが製造した。
各社によって仕様が異なるのがわかる。
左3本は高周波シールドとピラーがない。
左から 日立:東芝:RCA:マツダ(東芝):松下:NU