2003年3月


2003-03-01

今日は映画の日である。映画館で「 戦場のピアニスト」を見る。 映画のあとで遅い昼食をとり、買い物をして帰った。 RMC TOKYO NEWS が届く。

2003-03-02

午前中は原宿に出かけ、そこで昼食を取る。 帰ってきてから床屋に行く。床屋では琵琶湖のマラソンの話をする。

2003-03-03

雨が降ったり、晴れたり、大変な日だった。 結局私は傘を使わずにすんだけれど。 企業診断ニュースが届く。

2003-03-04

おとといと同じく、明け方風が非常に強く、ずっと眠れなかった。

2003-03-05

安全・品質・環境実務研究会へ行く。 帰りに北千住で降りて、たまに行く回転寿司屋に行ったら、先月末で閉店していた。 仕方なく、他の定食屋で食べる。

2003-03-06

この日はかつての職場のOB会があった。危険人物 O 氏、 名チェリスト K 氏ほか、 懐かしい仲間に会えてうれしかった。

2003-03-07

朝から晩まで雨だった。きのう来た図書広告の新聞を読む。 それから、トム・デマルコの「デマルコ大いに語る」と、 長田弘の「深呼吸の必要」も少しながめる。

2003-03-08

やっと薬屋のスタンプカードをもらう。

八重洲室内アンサンブルの練習に出かける。

挨拶状を印刷する。

UNIXUSER を買う。

2003-03-09

淡交フィルの演奏会に出かける。迫力の伝わるいい演奏だった。近くの猿江恩賜公園も、 いいところだった。梅の木が一本だけあった。風が強くて分かりにくかったが、 少しだけいい香りがした。

2003-03-10

昼休み歩いていると、ジンチョウゲのいいにおいがあちこちで感じられるようになった。 いい季節になった。

挨拶状を書いている。私達は年賀状を書かないので (言い訳のページをどうぞ)、 この季節に書くことにしている。今年からはさくらめーるがないので、 味気ない官製はがきをなんとか風流にしようと、 さくらをかたどった版画をつれあいが作って、刷った。

2003-03-11

電気将棋は2連敗である。今度こそ、しばらくやめよう。だいたい、 挨拶状の続きを書こうとしても、 電気将棋に時間がとられてしまうのはよくない。

2003-03-12

電気将棋で久しぶりに勝った。やっとやめられる。

2003-03-13

電気将棋をやめて1日め。将棋をやめると、時間ができる。

私のホームページはほとんどGoogleには登録されていなかった。 その理由がわかった。やはり拡張子sjisのあるファイルは登録しないようなのだ。 Google には拡張子 sjis も認めてくれるよう依頼を2ヶ月前に出して、 その一ヶ月後紋切り型の答が帰ってきた。これは承知である。 自分でちょっと工夫したら、いくつかのページは検索の対象となっていた。その工夫というのは、 自分のページから、拡張子をhtml.ja とせずに、htmlとしてリンクする、ということである。 具体的には、目次のページで、拡張子をhtmlでリンクさせている。 これを徹底させてみよう。

2003-03-14

少し昔、NHK でテレビ何十年とかで昔の「海外特派員報告」の再放送のさわりを放送していた (今はもうしていない)。まだ私はそのころ小さかったが、妙にその音楽は覚えていた。 この音程が微妙に変わるところなんかが、郷愁をそそる。

2003-03-15

税務署から税金についてのお知らせが来る。これを見て、十数年前のことを思い出した。 サークル仲間の K くんと同じサークルの U さんが結婚することになり、 何人かで一緒に余興をやろうということになった。 私が朗読する役になった。他の仲間と練習をしようということで、 ピアノのある T くんの家におじゃました。 私は手みやげのアップルパイを指して、T くんに「これは租庸調です」といって納めた。 これを聞いていた仲間の一人が「租庸調とはすごいですねえ」と妙に感嘆していた。

2003-03-16

今日は昼食後越谷梅林公園(仮称)まで出かける。 梅の香りは木に近付いてかいでもほとんどわからないが、 少し強い風が吹くと、ふと梅の香りがすることがある。 沈丁花やクチナシなどと違って、そこがまた優雅だ。

2003-03-17

部屋が散らかっている。片付けないといけないと思いつつ、まだ片付けられない。 いろいろ身の回りを把握することも難しいものだ。

2003-03-18

自宅の部屋の片付け、勤務先の文書の片づけを行う。 なかなかできないが、 ごみを捨てると気持ちがいい。 それと同時に、ゴミとなった文書をもっと活用できなかったかと悔やむ気持ちもあるのだ。

ひょっこり出てきた「新しい世界秩序と国連」(著 浅井基文)を少し読み返した。 この本はイラクのクウェート侵攻と湾岸戦争を主題に書かれた専門書であり、 私ごときの頭ではなかなか理解できない。その中で、ひとつだけ気になったことがある。 203ページから展開される「国際経済に与える重圧」の項である。 「湾岸戦争はさらに、国際経済に対して極めて重い負担を課す結果になりました。」 という一文から始まり、その実態が詳しく説明されている。そして最後に、 浅井さんは次のように結論付けている。

湾岸戦争によって経済資産が破壊され膨大な資金が浪費された、 そして通常なら経済的観点に血眼になるはずの日本で、 この問題が触れられることさえないのは実に奇妙なことである

私には、今回のイラク問題でも同様の観点が通用するように思える。 エコノミック・アニマルと蔑まれた日本は、 戦争にもエコノミック・アニマルの観点を貫き通すべきだろう。

2003-03-19

今日はミュージックの日である。私は音楽が好きだから、つれあいとお祝をした。 お祝ついでに、ラローチャおばさんの弾くアルベニスの「イベリア」からいくつかを聞いた。

2003-03-20

勤務先で引っ越しをするので、片づけをした。腰痛にだけは注意をしないと。

私の家の沈丁花でも、そして勤務先近くにある相撲部屋の沈丁花でも感じたことなのだが、 近くによって嗅いでみても香りがわかりにくいのに、 少し離れて風下で嗅ぐとはっきりと香りがわかる。

2003-03-21

きょう出かけてきた某所にて、映画「ボウリング・フォー・コロンバイン」の評判がいいことを聞いた。 どんな映画か調べてみたら、どうやら原一男の「ゆきゆきて神軍」とある面で似ているらしい。 「ゆきゆきて神軍」を紹介してくれた危険人物のO氏は、相変わらず突っ張っているのだろうか。 それとも、丸くなったのだろうか。

なお、この映画をアメリカで見てきた某氏は、「特に観客からブーイングは起こらなかったよ」 と語った。

某所にて、Bluetooth 機能をもったパソコンと私の携帯電話の間で通信ができることを確認する。 半信半疑だったが、本当にできたので驚いた。

電気将棋をする。負けたのは悔しかったが、感想戦もせずに相手がすぐに去ったのでがっかりした。 このむなしさゆえ、電気将棋をする楽しみがなくなった。

2003-03-22

なかなか、まりんきょの部屋の更新ができない。 更新するに値するだけのできごとを起こしていないし、公表に値する考えもしていないからだ。

某所に行って、オヤジの加齢臭の成分が「ノネナール」であることを吹聴する。

某所からの帰り、携帯電話を使って家に電話をする。 携帯電話には機能がたくさんあるけれど、なかなか使いこなせていない。 しかし使いこなす必要があるのだろうか、と思う。

2003-03-23

今日はある方と一緒に歌合わせをする。歌の伴奏は難しい。 練習不足を痛感する。

ワレリー・ゲルギエフの「春の祭典」をテレビで聞く。

2003-03-24

最近お金の管理をきちんとするように心がけている。 心がけだけで、実態が伴っていないのは残念だが、 少なくとも出ていった金はメモするようにしている。 これをずっと続けたら、金銭感覚が鋭くなるのだろう。

今日は半蔵門線回りで勤務先を往復する。本数が少ない(特に帰り)が問題であろう。 時間があればもう少し比較材料を集めたい。

帰り、同じ集合住宅のIさんと一緒になる。ペットの問題を話し合う。

2003-03-25

健康診断の結果が返ってきた。いろいろと心配である。まずは、腹筋を続けよう。

2003-03-26

昼休み、いつもとは違う方角に向かって、初めての店で食べる。 食べ終わって鯛焼きを食べながら、近くの公園を散歩した。 関東大震災で壊れた機械や火事の熱で融けた鉄の塊があり、驚くと同時に、 ある種の芸術にも似た感銘を受けた。

勤務先で、大きなプリンタが壊れてしまった。修理に出さないといけないので、 私を含めて男3人が荷造りをした。梱包もおっかなびっくりであったが、 3人でなんとか仕事をこなしたので、わきで見ていた人が、 「3人寄れば文殊の知恵だね」と声をかけた。ところが私は、 「3人寄れば『もんじゅ』の事故かな」と呟いたので、声をかけた方は笑い出してしまった。 その方は「『頭隠してシリカゲル』よりおもしろーい」というのだった。

2003-03-27

きのうに引き続いて、いつもとは違う方角に向かって、新しい店を開拓する。 そのときは煮卵ラーメンを食べた。煮卵はうまかった。 午後1時以降はちゃんこラーメンというのがある。 どんな味なのだろう。1000円と高いので、食べる価値があるかどうか迷う。

日本応用数理学会誌が来る。

2003-03-28

今日は例によってちゃんこ屋でちゃんこを食べる。若い衆と一緒に食べると、 こちらも元気になる。

家で夜ゆっくりしていると、どこからかにおいがしてきた。つれあいは「すきやきかな」 と言った。牛肉の甘いにおいがしたようだ。私は「ニンニクのにおいがする」と感じた。 二人合わせて「では焼肉かな」という意見にまとまった。ちなみに、 私達の家では、すきやきも焼肉もめったにしない。

2003-03-29

合唱団の合宿に行く(練習日誌参照) 途中高尾駅の立ち食いそば屋でかけそばを食べようとした。 広告では260円と書いてあったが、中の自動販売機ではかけそばのランプが消えていた。 かけそばじゃ商売にならないとでもいうのだろうか。客をバカにしているなあ。

2003-03-30

実家に寄る。コンピュータ日誌参照。

実家から自宅に向かう経路として、半蔵門線から押上を経由する経路を選んだ。 押上と曳舟を結ぶ電車は1時間に3本しかないこともあり、だいぶ時間がかかった。 あれでよく「直通」なんて宣伝できるなあ、と文句を言いたくなる。 しかし、時間をよく見て行動しなさい、ということかもしれないと反省する。

2003-03-31

昼の散歩をしていると、この半年ほど店を閉めていた「めしや食堂」が、 ついに看板も消してしまっていた。残念である。

同じく昼の散歩で、近くの公園に行った。かなり桜が咲いていて、 心なしかベンチに座っている人も多かった。


MARUYAMA Satosi

まりんきょ学問所 >> 日記>> 2003年日記>> 2003年3月