千野直仁:非対称多次元尺度構成法

2025-08-14

概要

副題は行動科学における多変量データ解析

感想

要再読である。

私のように頭が弱い者にとっては、本書の表題が偶然俳句になっているということしかわからない。

なお、著者は千野非対称性研究室(chino-asymmetry.com)というウェブページを開設している。

MDS

本書は非対称の多次元尺度構成法についての書籍である。非対称の、という形容詞がついているからには、当然最初に考慮すべきは多次元尺度構成法という、 何らかの意味で対称性が確保されている多次元尺度構成法について触れられなければならないだろう。これについては、p.8 で引用する次の記述が手掛かりとなる。

(前略)対称類似度行列、すなわち類似度が対象のどちらから見ても等しいデータを手にした場合に、 類似度や親近度が各対象相互の心理学的距離を何らかの形で反映していると仮定して各対象を特定の心理学空間に位置づける多次元尺度構成法(略して、MDS)は、 第2章でふれるように、40 数年前から研究が始まり、80 年代の前半でほぼ完成をみている。

なお、MDS とは multidimensional scaling の頭文字語である。

千野の ASYMSCAL

邦文索引を見ると、「千野の ASYMSCAL」のページは、7, 92, 221 と三カ所にある。ただし実際には、p.48 にもある(目次には記述されている)。

参考文献

参考文献として、浅野啓三: 行列と行列式が挙げられている。 また、斎藤堯幸「多次元尺度構成法」もある。あとで借りてこよう。

書誌情報

書名 非対称多次元尺度構成法
著者 千野直仁
発行日 1997 年 4 月 15 日 初版
発行元 現代数学社
定価 2900 円(税別)
サイズ A5 版
ISBN 4-7687-0242-2
NDC
備考草加市立図書館で借りて読む