いなにわ、せきしろ:偶然短歌

2026-03-25

概要

著者のいなにわ氏による「はじめに」から引用する。

(前略)この本には、「偶然短歌」が多数、収録されています。(後略)

本書はいなにわ氏とせきしろ氏の共著である。いなにわ氏は Wikipedia の解説文から五七五七七のリズムを偶然有している部分を抽出するプログラムを作り、実際その部分を五千箇所集めている。 これに対してせきしろ氏が選び、文章を付けたのが本書である。

感想

あるとき、「偶然短歌」に近い法律の条文があったはずだが、忘れてしまった。なお、「偶然俳句」は日本国憲法にある。第二十三条「学問の自由は、これを保障する。」などがある。 偶然五七五(hama-1987.cocolog-nifty.com) 参照。

それはそれとして、本書の末尾にせきしろ氏のプログラムが掲載されている。このプログラムは Ruby で書かれている。 現在 Ruby は Python に押されて下火になっているが、こうやってプログラムになっているのを見るのはうれしい。

p.36 にある偶然短歌は、切るべきところでないところで切ってしまった悪例ではないかと思う。

p.54 にある偶然短歌は、「屑」の Wikipedia から取られている。「ごみとほぼ同義であるが、鉄屑や紙屑などは物価が高い」である。現在、「屑」は Wikipedia では独立項目とはなっていないのでこの記述は見られない。 この記述を読んで私は、寄本勝美「ごみとリサイクル」にあった、ある言葉を思い出した。ただ現在、現物は手元にないので、図書館で借りられたら記すことにする。

書誌情報

書名偶然短歌
著者いなにわ、せきしろ
発行日2016 年 8 月 19 日 ver 1.0
発売元飛鳥新社
定価(電子版のため表記なし)
サイズ(電子版のため表記なし)
ISBN(電子版のため表記なし)
その他越谷市電子図書館にて借りて読む
NDC049