概要
「はじめに」から引用する。
(前略)このささやかな群論入門書がマンガ本と同じやさしさで読める,というつもりはありません.何の努力も抵抗もなしに読めるものからも悦楽は得られます. しかし,それとは別の読書の悦楽もあります.
第2章と第4章、第5章の章末には練習問題がある。練習問題の解答は主に下記の「群論のホームページ」に書かれている。
感想
借りてきてわかるところはないだろうなと思ったら案の定わからなかった。
本書のサポートのホームページは、著者の一人である成田進氏の群論のホームページ(www.go.tvm.ne.jp)にある。
右と左
「2 群」の「2.7 剰余類」では次のように書かれている。
これまで部分群 \( \boldsymbol{H} \) に左から群 `G` をかけた \( G\boldsymbol{H} \) の形の剰余類を使って来ましたが,これは正式には左剰余類と呼ばれます. \( \boldsymbol{H}G \) の形のものは右剰余類です.
これは確か上野健爾先生の代数入門という著書にあったかと思うが、左剰余類と右剰余類の定義が逆になっているものがあるらしい。 左剰余類と右剰余類にまとめている。
数式記述
このページの数式は MathJax4 で記述している。
書誌情報
| 書名 | 化学や物理のためのやさしい群論入門 |
| 著者 | 藤永茂・成田進 |
| 発行日 | 2001 年 3 月 28 日 第1刷 |
| 発行元 | 岩波書店 |
| 定価 | 3400 円(本体) |
| サイズ | A5版 |
| ISBN | 4-00-005190-3 |
| その他 | 草加市立図書館にて借りて読む |