概要
「まえがき」より引用する。
本書は代数を通した現代数学への入門書である.
「まえがき」の末尾にも書かれているとおり、本書は岩波講座『現代数学への入門』の「代数入門1」と 「代数入門2」を単行本化したものである.
感想
左剰余類と右剰余類
p.200 にある演習問題から引用する。
5.4 群 `G` とその部分群 `H` を考える.`G` の元 `g` に対して,`G` の部分集合 `Hg` を \[ Hg = \{ hg | h \in H\} \] とおき,`g` を含む `H` に関する左剰余類(left coset) という.(後略)
この左剰余類には脚注 *3 がついている。この脚注を引用しよう。『岩波数学辞典』では,`Hg` を右剰余類と呼んでいるが,これは群論の伝統的な呼び方に反している.
p.201 にある演習問題から引用する。
5.5 群 `G` とその部分群 `H` および `g in G` に対して `G` の部分集合 \[ gH = \{ gh | h \in H\} \] を,`g` の属する `H` に関する右剰余類(right coset) という.(後略)
この右剰余類には脚注 *4 がついている。この脚注を引用しよう。『岩波数学辞典』では,これを左剰余類と呼んでいるが,群論の伝統的用法に反している.
この定義は、少数派の定義といえる。左剰余類と右剰余類を参照のこと。
数式記述
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書誌情報
| 書名 | 代数入門 |
| 著者 | 上野健爾 |
| 発行日 | 2004 年 5 月 7 日 |
| 発行元 | 岩波書店 |
| 定価 | 3900 円(本体) |
| サイズ | A5版 367 ページ |
| ISBN | 4-00-006877-6 |
| その他 | 川口市立図書館にて借りて読む |