吉田 秀和:永遠の故郷―真昼

作成日: 2020-08-25
最終更新日:

概要

マーラーの歌曲を中心としたエッセイ集。

感想

最初に、マルティーニの《愛の喜び》が取り上げられている。おっ、 これはソドレミで始まる、と喜んだ。 そして次にグリーグの《ソルヴェーグの歌》について述べられていた。 あって、これはミラシドだ。やはりソドレミやミラシドは名曲になる率が高いのだろうか。 おっと、 その次のコルンゴルトの《柳の歌》 の歌いだしもミラシドである。

さて、この本のかなりのエッセーはマーラーの歌曲について言及されている。 マーラーは、歌曲も交響曲も聞いたそばからすぐ忘れてしまい、印象にない。 手元に音盤があって、時間があればもう少し聞いてみたい。

市販の音盤はなかったが、放映されていた音楽番組を録画した DVD に 《少年の不思議な角笛》があった。この本をたよりに、この曲集から《トランペットが高らかに鳴り響くところ》 を聴いた。読んでみると音楽がよくわかったような気がした。

吉田秀和「永遠の故郷」

書誌情報

書 名永遠の故郷―真昼
著 者吉田 秀和
発行日20xx 年 xx 月 x 日 x 刷
発行所集英社
定 価円(本体)
サイズ
ISBN978-4-08-xxxxxx-x
その他越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi