「はじめに」から引用する。
(前略)ベンガルとの関わりを持つためにはベンガル語を学ぶことが欠かせないという状況に変わりはありません。 今なお、ベンガルの人々は自らの言語を誇りとし、大切にしているからです。(後略)
まず、ベンガル文字が難しい。本書では、ベンガル文字はインド系の文字といっているが、ヒンディー語で使われる文字と似ているというぐらいしかわからない。困った。
p.011 には計 11 個の母音字が紹介されている。一部を抜粋すると次の通りである。
01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
অ | আ | ই | ঈ | উ | ঊ | ঋ | এ | ঐ | ও | ঔ |
見慣れない文字が並んでいる。私たちはひらがなを学習しているからがんばれば読めるはずなのだけれど、なかなか気合が入らない。
p.013 では計 25 個の子音字が紹介されている。一部を改変・抜粋すると次の通りである。
無声・無気 | 無声・有気 | 有声・無気 | 有声・有気 | 鼻子音 | |
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軟口蓋音・通し番号 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
軟口蓋音・文字 | ক | খ | গ | ঘ | ঙ |
書名 | ニューエクスプレスプラス ベンガル語 |
著者 | 丹羽京子 |
発行日 | 2018 年 8月 20 日(初版) |
発行元 | 白水社 |
定価 | 3200円(本体) |
サイズ | A5判 |
ISBN | 978-4-560-08779-4 |
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