萩谷昌己・西崎真也:論理と計算のしくみ

作成日:2025-11-27
最終更新日:

概要

「はしがき」から引用する。

(前略)本書は,萩谷による2冊の旧著『論理と計算』および 『ソフトウェア科学のための論理学』の内容を取捨選択して併せつつ改訂を加えた後に,萩谷と西崎が加筆してできあがったものである. (後略)

感想

要再読である。

下記は p.22 図 2.1 である。p.21 では、次のように述べられている。

(前略)このようにして作られる論理式は,本来的に,木の構造をしていると考えられる. 例えば,\( (P \land Q) \lor ((\lnot P \land Q) \lor (\lnot Q \land \top)) \) という論理式は,図 2.1 のような木構造を成す.

この図を書くのは、結構大変だった。もう少しうまく書ければ、タブロー図なども書けるのだが。そのあたりの事情については、 二分木の表示に詳しく記す予定だ。

下記は p.37 にある証明(証明図)である。

\[\Infer{}{P \lor Q \ra Q \lor P }{\Infer{}{P \ra Q \lor P}{P \ra Q , P} \AND \Infer{}{Q \ra Q \lor P}{Q \ra Q , P} }\]

数式

数式表示には MathJax4 を使っている。特に証明図では連分数のコマンドを使っている。

書誌情報

書名論理と計算のしくみ
著者萩谷昌己・西崎真也
発行日2007 年 6 月 27 日 第1刷
発行元岩波書店
定価3400円(税別)
サイズ
ISBN978-4-00-006191-9
備考川口市立図書館で借りて読む
NDC

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MARUYAMA Satosi