森の恵みと沢にひたるツアー
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キャンプノウハウ

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1 装備

2 テン場探し

3 段取り

4 タープ張り

5 たき火

6 調理

7 ランタン・寝る



8 雪上テント

9 雪洞
1 装備

ツアー共通項目の装備ページにも書いてありますが、ここで個人装備を中心に解説しておきます。

私の持ち物を材料に紹介するので、ケチなのがバレバレだなあ。まあこんなんでやっていけます。

A:寝る
<個人装備>
寝袋
左は厳冬期用で1800g。重い。最近は山には持っていかない。使うのは冬の車中泊とか、家の昼寝とか。。。
残雪期や晩秋は真ん中の1400gぐらいの。冬もこれに防寒着を組み合わせて使用。
春秋の低山や夏は右の700gの。
いずれもダウン。シュラフカバーは原則として併用。

真夏で軽量化したいときはシュラフカバーのみでガマンすることも多い。冷え込んで死にそうになったこともあったが。

シュラフカバー
これはゴアテックスがよい。真ん中のがそれ。タープの端で雨に吹き込まれたり、テントが浸水しても大丈夫。
左のは知らないメーカーのメッシュ的な裏地付きでさらさらして気持ちよさそう、右のはポルカテックスで小さい。が、いずれも普通に寝るだけで内側がびしょびしょになる。ホント。
ドライテックが中間らしいが、使ったことありません。きびしい状況がありえるならゴアが確実でしょう。

マット

シート

(区別は解説を読んでね)
地面の水や土などで汚れるのを防ぐシートと、保温・クッション性のあるマットの両方を持つのがよい。森と水では共同装備のシートもないことが多いので、各自工夫してください。

シートは荷物を広げたり、のびのびねっころがったりするのに、1mx2mほしい。
左の銀色のはポリシートにアルミコート?薄いがやや重い。
水色のはいわゆる銀マット。厚手のものはクッション性もあるがかさばる。薄手のものは石などで簡単に穴があく。
緑のは¥100レジャーシート。水はしみるが、軽くてコンパクト(で、安い)。
B氏が持ってきた屋内作業用の床敷きシートみたいのは、ペラペラなのだが石で破れず、歩いてもずれにくいすぐれものだった。(写真なし)

マットは肩から尻までカバーできればよく、50cmx1mぐらい。
サーマレストがポピュラーだが、重くて高いので私は使ったことがない(すんません)。
右端のダークグレーのはリッジレスト。割と快適だがとてもかさばる。
中央のくすんだグリーンのがZ−レスト(もどき)。折りたたんだときにでこぼこがはまり合ってコンパクトになる。リッジレストよりは快適さは劣る。
右から2番目の水色のはフラットなウレタンマット。快適さは劣るが軽くコンパクト。厳しめの沢でよく使ったが、最近ぴったししたのが見当たらないなあ。
上に白っぽく丸まっているのは、箱詰めに使われるプチプチの裏地を補強したもの(2枚巻いてある)。快適さは劣るが、とにかく軽い。

私は、楽な山行や寒いときはかさばってもリッジレスト+銀マットを持つこともある。あとは状況次第でいろいろ。

<共同装備>
タープ、PPひも、ロープ、ろうそくかランタン、蚊取り線香
B:食べる
<個人装備>
食器
基本はカップ、おわん2つ、はし、(スプーン) !金属フォーク禁止!
余裕のあるツアーでは木の器にして雰囲気を大事にする。軽量化優先ならプラ。

カップは取っ手付きのものをザックの外に下げて、水場ですくって飲む人も多い。
おかずを取るのに皿もいいが、収納しにくいので、おわん2つで済ませられる。ごはんと汁を同時に入れることもあるのでおわん2つがよい。チタンクッカーで済ませている人も多い。エマージェンシー対策としていいのだが、食べにくいのでは?

森と水では、テフロンフライパンから炒め物などを取ってもらうことが多く、金属フォークだと簡単にテフロンがはがれるため、禁止しています。箸は収納しにくいが、マットに刺すとよい。伸縮式のもある。スプーンを使う食事のときは共同装備でスプーンを準備しています。

まな板 ちゃぶ台にもなる。
固い方がよいが、軟らかいものは軽いし、たき火の送風にはよい。
ベニヤ板を切ったり、¥100ショップで買ったり。
食べ物 酒、つまみ歓迎、茶類、おやつ
おかずと主食は共同で準備しますので、持参しなくても生きてはいけます。
が、現地調達がうまく行かないこともあるし、最初のおかずを作るのに時間がかかることもありますので、つまみがあるとうれしいですね。

酒は自分が飲む分を持ってきて、交換し合いましょう。

森と水では、つまみで乾杯→おかずを作りつつ飲む→ご飯がほしくなったら米を炊く、というケースが多く、酒飲みを基準としています。お酒を(あまり)飲まない方は、お湯はいつでも沸かしますので、各自ご自由にお茶を入れ、おやつを食べたりしてください。お茶も少々準備していますが、お好みのお茶類を持参した方が楽しめるかと思います。

<共同装備>
調理道具 鍋、フライパン、さいばし、おたま、しゃもじ、まな板・コンロ台、共用のおわん (ナイフ)、コンロ、燃料、(おろしがね、焼き網)、ティッシュかトレペ
食材 おかず、主食、調味料、茶類少々
C:その他
<個人装備>
ヘッドライト 通常キャンプ地で使うほか、トラブルなどで暗い中を歩くこともあり、その際は明るい方がうれしい。そのためにはハロゲン球などがよい。LEDは球切れがほぼなくて電池も長持ちするので便利だが、暗めなので注意。私はLEDの中でも明るめのもので、瞬間的に明るくできるものを使っている。

替え電池 キャンプでは必携。新品にして替えを持たない人がいるが、スイッチが入りっぱなしになったり、ショートしたりすることもあり、ヘッドライトが使えないと大変だ。ちなみに電池交換は暗い中でやりがちだが、作業しづらい(電池が見つからなかったり)ので、できれば明るいうちにやった方がよい。
私はデジカメ、ヘッドライト、ランタン、ビーコンと単4で統一し、充電池(サンヨーのエネループ)を使っている。なるべくそれぞれを充電して持って行き、替え電池は3本だけ。

サンダルなど テン場で履きやすいもの。下山で運動靴をはく人はそれで代用したりするが、私は両方持つ。
ぞうり、スリッパ、クロックスとそれぞれ長短あり。

靴下 寒かったり蚊がいたりするので、靴下もほしい。ぞうりタイプなら先割れ靴下。ちなみに寝袋・カバーで寒そうなら、暖かい靴下があるとずいぶん寝やすい。

着替え・防寒着 泳ぐ沢以外では着替えは持たないのが普通。上にはおるフリースなどあるといいでしょう。心配なときはタイツ。カッパも防寒着としてカウントします。