■ メーカー選定を終えて ■

【3社と打ち合わせを振り返って・・・】



こうして3社とお話し合いをさせて頂き、結果として大変に満足がいくメーカー選定になりました。

最終的に三井ホームと契約を致しました。理由はたくさん有りますが、主に決め手はとなったのは以下の点でした。


・人間力
  本当に安心して打ち合わせが出来る方達でした。最初から営業の大事さを理解していたりぅと違い、
  家は大工さんが作るもので営業の質は関係ないのではないかと思っていたはるりでしたが、
  
信頼できる営業が担当になって下さるのは、良い家作りにおいて絶対に必須だと思います
  また、設計士の上之さん、ICの清家さんお二人とも真摯に対応してくださり、
  非常に気持ちよい時間が過ごせました。
  

・図面
  細かくお話を聴いてくださり、極力その要望に沿うように対応していただいたお陰で、
  
今後数十年間、納得してお金を払っていけると思える図面を提示していただけました。
  
・三井ホームの特徴
  B社は在来工法でした。
  最初、風通しがよく窓の開け閉めで換気をする日本古来の木造の家屋を良いと感じていましたが、
  2つの点で
高気密を謳う三井ホームの2×4が良いと考えを変えました。

  1つは今後の温暖化を考え、私達が住む南国鹿児島では過ごしやすい冬よりも、
  
暑い夏の消費電力を下げる高気密・高断熱の家のほうが良いのではないか?

  もう1つは、りぅとはるりの生活環境を考えると大変に来客が多く、騒がしい日常が想像できるので、
  
声の漏れにくい構造のほうが良いのではないか?・・・と考えたからでした。 

  他にも、
  りぅの叔父さんが三井ホームで家を建てており、
  
築20年近く経ちますがほとんど老朽化していない点

  木造建築ですが、火事に強く
火災保険が安い点

  
メンテナンスにランニングコストがかかりにくい吹きつけ塗装の外壁

  
天井を高く取れる・天井裏を有意義に活用できるDSパネルに好感を持った

  ・・・等などが上げられます。



最初、三井ホームのモデルハウスでその金額の高さに舌を巻き(ハウスメーカー巡り@参照)、三井ホームを建てる事が出来るのはお金持ちばかりなのだろうと思っていたこともありました

しかし最終的に徳留さんの親切なアドバイスやICの清家さんの企業努力等も有り、何とか私たちの手の届く範囲に収めていただくことが出来ました。

これは三井ホームさんだけに言える事では無いのかもしれませんが、まずは
先入観を持たずに気になるHMとは話し合いの場を設ける事が良いかと思います。

『HM巡りをする前に』でも触れましたが、良い営業・良いスタッフの方たちと家作りをすると、
プロの適切なアドバイスを受けることが出来、こだわりたい箇所はこだわり・諦めるべき箇所は納得して諦め、結果、とても手が出ないのではないか?と思っていたHMでも、安心して家作りをすることが出来ました。



【B社・C社との打ち合わせで勉強になった点】



まず早々に契約対象でなくなったC社ですが勉強になった点は有りました。

まずC社では、
家の基礎や材料に関して詳しく教えていただきました。この事により三井ホームとB社の基礎や材料もインターネットで調べて比較するという意識が身に付きました。

またC社営業は鹿児島の他地元工務店で営業をされていたことも有り、

家は建ってしまったら、何を使ってどのようにして建てたのか分かりません」と、

建て売りの危険性も教えてくださいました。

C社営業の言葉を借りれば

全ての建て売りがそうだというわけでは有りませんが、とても安価で売りに出されている建売物件は要注意ですとの事。

ちゃんと乾燥が済んでいない『生木』を使っていたり、基礎が不十分であったりと見えないところでローコストを実現させている場合もあるとか。
このお話には深く頷くところが有りました。



次に最後まで悩んだB社の営業Aさんから学んだのは、

市や県で行っている還付金制度の賢い利用方法でした。

例えば『浄化槽』や『ソーラーシステム』、『生ごみ処理機』というのまで有ります。

皆様もお住まいの県や市で行われている還付金制度を確認されると良いと思います。
お住まいの県や市の県庁や市役所のホームページを確認されるとすぐに検索できると思います。

また『NEDO補助金』という制度もあり、りぅとはるりは時期がずれていたので適用することが出来ませんでしたが、
このサイトをご覧になっていらっしゃる方で、もしタイミングが合うようであれば利用されては如何でしょう?

建てられる家がある基準をクリアした省エネ住宅であれば、平均150〜200万の還付金を得られます

但し、一度申請をするとそれから家の間取りの変更が利かなかったり専門的な知識を持っていないと作成できない書類を提出しなくてはいけないようですので、依頼されるHMの営業の方に相談されるのが一番だと思います。


そして
外壁の経年劣化による維持費のお話です。
AさんはB社に入社される前に、他大手HMで二世帯住宅を建てられており、外壁はサイディングを仕様。

お忙しい中、Aさんは自宅まで私たちを招待してくださり、サイディングの繋ぎ目に亀裂が入っているのを見せてくださいました。

この繋ぎ目に入る亀裂は早かれ遅かれ必ず起こるもので、
これを綺麗にするのにだいたい10年毎にランニングコストがかかることを教えてくださいました。
費用は外壁全部の平方メートルによって変わるのですが、Aさんの家は足場を組んで修繕するのに150万円近くかかったそうです。


他にも細かい点を挙げるなら

庭の水道は二股にしておくのが使い勝手が良い。

エコキュートは故障が多いので最初は設置コストの安い電気温水器にしておき
 いずれ電気温水器が壊れたときに性能が良くなったエコキュートに買い替えをしたほうが良い。


等のアドバイスを頂き、三井ホームでの家作りに有り難く活用させて頂いています。



【反面教師】



余談では有りますが、勉強になった点に、反面教師という部分があります。

例えばC社との打ち合わせをやめた理由(メーカー選定A参照)でも述べましたが、
C社の営業に対応を見たからこそ、営業の重要性に気付けたということがありました。

それはB社でも感じました。

私たちの担当でしたAさんは本当に親身に応対してくださった素晴らしい営業でしたが、
打ち合わせをしていた期間に、まだB社のモデルハウスを見ていなかったりぅママを連れて
ちょっと見るだけなのでアポイント無しでお伺いしました。

その時に応対したB社の営業は最初にこやかに対応してくださいましたが、
私たちが現在Aさんと打ち合わせの旨を告げると、分かりやすいほどに説明を止めて、さっさと奥の事務所へと引っ込んでしまいました

Aさんがしっかりされた方だったので、ついB社の営業全員がしっかりされているのではないかと思っていたのですが、
あまり社員教育には熱心ではない会社だったようで、営業の対応にバラつきを感じました

そこで改めて、
最初に情報を集めて、紹介でAさんに出会えたことを嬉しく思いました。
もしも紹介を受けていなければ、この時の営業が私たちの担当になった訳ですから。



【最後に・・・】



三井ホームに惚れて契約してその建築日記を書いているので、
内容が若干三井ホーム回しもののように感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、
このサイトに書いてあるのは本当にりぅとはるりが体験したことです

他県の三井ホームの営業は知りませんが、
鹿児島の三井ホームの営業は社員教育がしっかりしていらっしゃるのか、
私たちが出会った限り、どの方にも大変に好印象を持ちました。

打ち合わせの期間中、


鹿児島南モデルハウス


鹿児島モデルハウス


国分モデルハウス


街中モデルハウス

それぞれを見学し、また完成見学会でも徳留さん以外の三井ホームの営業の方に会う機会が有りました。

街中モデルハウスの方は先の『HM巡りA』で触れたとおりの勉強熱心な営業マン。
南モデルでお会いした営業の方は、はるりの心の中で『ジェントルマン』という称号を贈りたくなるほどナイスミドルで話し口調が優しく丁寧な方でした。
国分モデルではヤングでフレッシュ(笑)な好青年。

鹿児島モデルハウスのみ営業の方にはお会いできませんでしたが、
どの方たちも、飛び込みでモデルハウスを見学して、
その時にお会いした方が自分たちの担当営業になっても構わないと思える方たちでした。

また完成見学会等で、耳に入ってくる三井ホームの営業同士の会話が大変和やかなのも、社内がとても円満なんだろうなぁ・・・と思える点で、安心出来る部分でありました。

結果、三井ホームさんは私たちの担当となった徳留さん、上之さん、清家さんはもちろんのこと、
出会えたほとんどの方たちに満足感を得ての契約となりました。


今後の建築日記は、三井ホームでの詳しい打ち合わせになります。






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