■ ハウスメーカー選び A ■
07/12/02

【三井ホームと初顔合わせ...の前に】


次にお話し合いの場を設けたのは『三井ホーム』でした。

実はその前にインターネットで検索した『C社』のモデルハウスにも足を運んだのですが、
訪れた日が水曜日で開いていませんでした

多くのHMが連立する『住宅展示場』等では、誰か必ず担当の方がいらっしゃるので大丈夫なのですが、
HMの事務所等や1店舗のみで展示してあるモデルハウスを訪れる際は
『水曜日』は多くのHMはお休みですので気をつけましょう



【三井ホームと初顔合わせ】


さて話は戻ります。
この日、三井ホームのショールームにて、ご紹介いただいた営業マン徳留さんとお会いしました。

徳留さんは40代の小柄ですがしっかりとした体育会系の体格の、子供に優しいパパさんのようなイメージの方でした。

徳留さん
「こんにちは、はじめまして。○○さんからご紹介いただいた三井ホームの徳留です。
今回は、こちらがお伺いしないといけないところをわざわざお越し頂き有り難うございます。」


と、年下相手にもかかわらず非常に丁寧に挨拶をしていただき、しっかりした営業マンだなあという印象を受けました。

徳留さん
「・・・というわけで、家に関する夢や要望を今日はいろいろと聞かせていただきたいのですがよろしいですか?」


りぅ
「はい。実は用意してきてます。」


りぅが出したのは『MY HOME記録』の『HM巡りをする前に…』で触れました私達の要望書でした。

要望書に目を通された徳留さんは
「今日はいろいろとお話を聞かせて頂こうと思っていましたが、こちらに全部書いていますね。
では、こちらを当方の設計士とインテリアコーディネーターの方に渡して、出来るだけご要望に沿えるようにプランをご用意させて頂きます。
そのプランに対してご意見をまた頂きたいと思いますが宜しいでしょうか?」


と、にこやかに対応してくれました。
その対応は大変に誠実で、先日お会いした『B社』のAさんにも話した言葉をりぅは伝えました。

「ただ、まだ御社に決めたわけではなく、現在、3社で検討中です。それでも宜しいですか?」

その理由は、言わずに黙って比較することは誠実に対応してくれる相手に対して失礼に当たるし、
こちらも正直に全てを話すことが、お互いの信頼関係を築けると思った
からでした。


それに対して徳留さんは、
「もちろんです。逆にきちんとお話をして頂いて有り難うございます。いろいろなメーカーの長所短所含めてぜひ検討してください。」
と、好感持てる受け答えをして下さいました。

次回の打ち合わせ日も決め、ショールームを出たりぅとはるり。
営業マン徳留さんの素晴らしい人柄に触れ感動したものの、
この時はあまり『三井ホーム』の良さについて話し合いをしていなかった事も手伝い、りぅとはるりの中では『B社』優勢のままでした。

また、この時期のはるりは、HM巡りをする前に…』で触れました『満足出来る家作りを行うに当たって、良い担当営業マンの出会いは必須』・・・とは、実はあまり思っていなく、
「徳留さんは本当に素敵な人だったけれども、家を建てるに当たって営業はそんなに関係ないのでは・・・?」なんて思っていました。

しかし、その考えは
『B社』『C社』とお話し合いを進めていくにつれて徐々に変わっていくものでした



【三井ホームの街中モデルハウスに行ってみました】

三井ホームに始めてお伺いした翌日、
営業徳留さんの勧めで、鹿児島は星が峯に有る『街中モデルハウス』を見学に行きました。
『街中モデルハウス』は、モデルハウス展示場ではなく実際に家を建て生活される区画に建てられています。



市内のモデルハウス展示場ばかりを巡っていたので、行った事の無いそのモデルハウスに勇んで出かけていきました。

りぅの仕事が終わった夕方は7時頃に・・・

そこで対応してくださったのは、なんだか良い意味で飄々とした印象を受ける背の高い笑顔の優しい三井ホームの営業さんでした。
遅くに訪れた私達に嫌な顔一つ見せず、むしろ張り切ってモデルハウスの説明をして下さった姿は大変に好感が持てました。

更に、ハウスメーカーに限らず他の販売業であっても、営業の方は良いことばかりを話す人が多い中、この方は「必ずマイナス面も有るので、それをちゃんと分かった上で選んだ方が良いですよ。」と親身になってお話してくださいました。


他にもこの営業さんは、三井ホームに勤められる以前は展示場にあるモデルハウスなどの解体を請け負っていたそうで、
「数あるハウスメーカーの中でB社以外は全部解体をしました。
 その中で一番解体屋泣かせなのが三井ホームだったんですよ。強度は保障できますよ。」

と語っていらっしゃいました。

ホールから1つ1つ説明を受けながら中へと入ります。
このモデルハウスはリビングと和室が襖で区切られていますが、ホールからも扉を開けて中へと入れます。
普段は襖を解放してダイニングキッチンから合わせて広く活用できるように設計。
いざ、来客の場合は襖を閉め、リビングやダイニングキッチンなど生活感が有る場所はお客様の目に触れさせない配慮がなされていました。
はるりも和室は来客用に使いたいと思っていたので、このつくりはバッチリ好みに合いました。

「和室は座って過ごす場所なので、もしも三井ホーム以外で契約されたのならば、窓の位置など気をつけられた方がいいですよ。」

そう言う営業さんの言葉を聞きながら和室で3人座ってみると、なるほど。
この和室の窓は丸い形のはめ込み窓だったのですが、座った時の方が外の風景がよく見える、やや低めの位置に取り付けられていました。

2階に上がってみると、ホールに子供の勉強机が有り本棚も配置されています。
廊下やホールと言うよりも1つの機能した部屋のような印象を受けました。
更にその上には3階ではなくロフトが設けられていました。
図面では分かり難いですが、3階ではなくロフトである理由はその天井までの高さに有ります。
はるりもこの頃初めて知ったのですが、
天井の高さが1.4メートル以下ならばそれは階数に数えられないそうです。
階段を上がってみるとそこは、ちょっとした隠れ家的空間です。

「ロフトを付けられる方は床をカーペットや畳敷きにして横になれるようにされる方もいらっしゃいますよ。」

なるほど〜。
外観からはロフトまで有るとは分からない。本当に隠れ家的な落ち着ける場所でした。

展示場の営業時間は8時までと言うのに、8時を回っても営業さんは細かく説明をしてくださいました。

「これから本格的に話し合いをされるんですか?
 どちらのメーカーさんを選ばれても良い家造りが出来るといいですね。」

・・・と三井ホームの営業さんは、先日お会いした徳留さん同様、大変に好感の持てる方でした。

また翌日にはしっかりと三井ホーム営業の徳留さんからもりぅの携帯にお礼電話が入り、
モデルハウスももちろん良かったのですが、むしろ三井ホームの営業さんのレベルの高さに感動しつつも、
やはり家を建てるのに営業は必要ないのではないか?などと、まだ考えているはるりが居たのでした。





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