過去の日記置き場です。
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4月といえば桜。桜、いいですねぇ!ついでに桜餅もいいですねぇ!!(・・・・)


4月7日(月): 悲喜こもごも

4月30日(水): 家庭内地雷の季節

5月24日(土): 近頃の我が家・その1・アイノ激闘編



 悲喜こもごも
(4月7日)

 皆様、ごぶさたしております。地方選も近いというのに、すっかり開店休業の三毛猫党でございます。ご、ご、ごめんなさい〜。
 あまりにも久しぶりなので、とりあえず今日は簡単にアイノの近況報告などしてみたり。

 先月の結石発覚によりニンゲンを恐怖と混乱の坩堝に叩き込んだアイノだが、その後の病状は幸い今のところ順調である。相変わらず定期的に病院で様子みてもらっているものの、イマイチだった食欲も徐々に湧いてきているしスオミやこゆめに遊びをふっかける元気も出てきている。いやーよかったよかった。ずっとこのままだましだまし行きたいもんであります。

 心配はかけられるわカネはかかるわで踏んだり蹴ったりだった今回の病院通いだが、実は意外にもよかったことがひとつだけある。それはアイノとあかおがまたまた仲良しになってきたことだ!

 思えば前回の病院通いの際、恐怖のあまり記憶の一部を失ったらしいアイノが急にあかおとの関係を修復してしまったことを覚えているだろうか。っていうか誰も覚えていないと思うけど事実そのとおりなのである。どこまでアホーなのか、知恵遅れ猫アイノよ・・・ふ、フビンだ。

 あの時はまさかと思ったのだが、どうやら今回も前回同様アイノのちっちゃいのーみそからサラサラと「あかおちゃん、でかくてつよそうでオス猫だからイヤー!」という記憶がこぼれおちていったらしく、彼らはさらに仲良しさんになった。ような気がする。おかげで近頃、ワタシのフトンで赤いのとしろいのがべたべたくっついて寝ていたりする懐かしくも微妙にあやしいモーホな光景が再び展開されるようになったのだ。う、うーん。脱力。

 マジメな話、これはいったいどういう現象なのであろうか。
 病院に行けば行くほどにあかおと仲良くなるアイノ・・・
 謎だ。あまりにも謎な反応といえよう。

 次に、アイノがらみで悪かったことをひとつ。
 前回ちらっとご報告したとおりワタシのフトンに血尿垂れ流しやがったアイたろうだが、ワタシのフトンはこれでけっこう安くない羽毛布団だったりするので必死でくりーーんあっぷした。幸いほとんどは布団カバーで止まっていたので、少し染みてしまったところには消臭剤をぶっかけーの、どかどかと叩いて拭き取りーので、ニンゲンの嗅覚的にはもはやニオイなし!というところまで回復させたうえでよーく洗ったカバーをかけて、よしこれでオッケー!・・・とひと安心した。はずだったのだが!

 ここ数日、寝ているときになんとなーくおしっこくさいニオイを感じたワタシは、ヘンだなぁ、やっぱりまだ落ちきってないのかなぁ、なんか高そうでイヤだけど布団クリーニングとか出さないとダメかなぁと悩んでいたのだが。
 今日ワタシは気づいてしまった。足元の布団カバーの一部が濡れていることに!!!

 こ、これはもしや・・・
 っていうか、やられたぁぁぁあぁぁぁ!!!!!!!
 よくよく調べてみれば、布団上の2ヶ所にちびったような微妙なおしっこ跡がぁぁぁ。

 なぜだアイノ!オマエ、今はちゃんと猫トイレで用を足しているじゃないかぁあ。なぜワタシのフトンにちびちびムリに出したみたいなおしっこ跡をつけやがるのだぁぁぁ!!

 ああ、ワタシの大事なフトンちゃんはもはやアイノのトイレと化してしまったのかぁぁあぁぁあ。(絶叫)

 絶望したワタシは再度布団カバーをざぶざぶと洗い、前回と同じ方法でおもいっきり召集、いや消臭しまくった。
 しかし待て。これではこの間と同じではないか。つまりこのままでは再発の危機があることが十分考えられる。
 それは遺憾、いやそれはイカン!!
 そうだ、今やニンゲンの叡智を結集した更なる創意工夫が求められているのだっ!

 ワタシは持てる知恵を総動員して真剣に考えた。その結果思いついたのは、「おしっこ臭よりも強烈な他のニオイでトイレ感覚を消してしまえ!」という短絡的かつランボーなプランのみであった。所詮ワタシの叡智などこの程度のもんである。

 この場合強烈なニオイといってももちろん悪臭ではワタシが困る。というわけで、ここは思い切って香水をぶっかけることにした。我ながらほんとうにおそろしいくらいに短絡的だ。・・・・・・

 どうせかけるんなら好きな匂いがいいに決まっているので、ここはひとつ今いちばんお気に入りのヒプノティックプ○ゾンにしようかと思ったのだが、アレはけっこう残り少なくなっている。やっぱもったいないなと思い直し、そんじゃ同じディ○ールのドル○ェヴィータにしようと決意してドレッサーの引き出しを開けたところで、最近ずっと使ってなかったけどかなーり好きなスブ○ームに目がいった。こう並ぶと香水好きの方ならぴんと来ると思うが、ワタシは甘いフロリエンタル系の匂いが好きなので似たようなのばっかりいっぱい持ってるのである。
 あー、そういえばこれがあったよ。忘れてた。よしっ、これにしよう!

 そんなわけでワタシはスブ○ームをフトンにかけた。しゅかしゅかしゅかとかけた。おもいっきり惜しげもなく渾身のチカラでかけまくった!!

 ・・・ごめんなさい。確かに好きな香りではあるんですが、なんだか部屋じゅうス○リームくさくなってしまうとそれはそれで微妙にきびしいもんがあるなぁということに、実行してからしみじみと気づかされました。もう喉の奥までスブ○ームのニオイでむせかえりそうな勢いです。・・・

 本日の教訓: 過ぎたるは及ばざるが如し。

 まぁいいや、これでアイノのおしっこ攻撃がなくなるんなら。・・・っていうか、これでまたやられたりなんかしたらナミダがとまりません。アイちゃん、お願いだからやめてね。しくしく・・・



 家庭内地雷の季節
(4月30日)

 初夏の風もさわやかな今日この頃、たいへんごぶさたしているぼちぼちだいありーですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。・・・と時候のあいさつでご無沙汰をごまかそうとしてみたものの、4月中に初夏とか書いてはいけないような気もしたりしなかったりする今日この頃。まぁいいか、最近暑いし。あははは。(・・・・・・)

 さて。いちおう終わったとはいえ、イラク戦争を境に反戦運動も盛り上がる昨今、戦争についていろいろと考えたかたも多かったことと思う。学生時代に「戦争と平和の諸問題」という国際関係論の講義に深く触発されて色々考えたことがあるワタシとしても、思うところは多い。・・・というのはしかし本日のお題とあまり関係ないことはいうまでもないのでここではカットである。
 まぁ、素直に考えれば戦争はいけない。とりあえずあんましよいことではない。しないですむならそれに越したことはない!・・・このネタは扱いがでりけーとなのでやや弱腰な主張ながら、基本的にやる気なく日々を過ごす猫どもを愛するわが三毛猫党としてはラブアンドピースでありフラワーチルドレンであり猫が安心しておひるねできる平和なニッポンを熱烈推奨なのである。・・・いつの時代の話なのかわからないうえ、もはや意味不明であるが気にしないように。

 そのように平和を求める機運たかまる中(?)、皮肉にもラブアンドピース推奨の三毛猫党のお膝元たる我が家において、またも熾烈なるゲリラ戦が勃発してしまった!
 すなわち、猫飼い家庭の春の風物詩・ゲロ地雷の登場である。

 思えば先々週、和室にあやしい物体が転がっているのを発見したときに「来た!!」と気づいて心の準備くらいはしておくべきであった。・・・いや、気づいたってせいぜい覚悟しとくくらいしかできないんだけどね。(・・・・)
 しかしワタシはうかつにも「あっ、ひさしぶりにりっぱなゲロが・・・またすおちゃんが急いでゴハン食べてけぽけぽーとなったのかな。ほんとにもうすおちゃんったら♪」などとのんびりしたことを考えて、深く考えずにスルーしてしまったのだぁ!!

 その代償は今週それはもう激しい形でやってきたのであった。
 ある日いつものようにバイト先から帰ってきたワタシは、廊下に点々と転がるおそろしい物体を目にして恐怖した。むろんサトイモではない。

 げ、ゲロだ・・・・・・
 ちょぼっとずつ、しかし断続的に、絵に描いたような見事な猫ゲロが転がっているぅぅぅ。
 ナゼ帰ってくるなりこんな悲しいものを目撃しなければならないのか、とにかく回収しなければ・・・とがっくりしながら居間にむかったワタシを待っていたのはさらなる悲劇であった。

 むにっ。
 こ、この感触は!
 やわらかくってちょっぴりつめたくってブキミこのうえない、しかしそこはかとなく懐かしいこの感触はぁぁぁ。

 地雷だ。
 まぎれもなくゲロ地雷だ!!
 ふ、ふんでしまったぁぁぁあぁぁぁぁぁ・・・・・・(エコー)

 ワタシの脳裏を、過去の地雷との戦いが走馬灯のように去来したことはいうまでもない。・・・というところで過去日記へのリンクをはろうとしたのだが、どうしても地雷話が発掘できなかったことを白状しておこう。こそこそ。
 このように(どのように?)情けなさ183パーセント(←脱力しているせいで妙に中途半端な数字)でよくよく部屋を見れば、それはもう見事な巨大毛玉ゲロがここにもあそこにも!
 この瞬間ワタシは、今年もまた猫たちとの壮絶なゲリラ戦の火蓋が切って落とされたのだということを痛感させられたのである。
 そ、そうだよね・・・ここんとこ急に暑かったもんね。ふふっ。
 どーしてワタシっていつもいつも、現物を目にするまで地雷との戦いのことをきれいに忘れていられるんだろう。わかっちゃいたけど、つくづく記憶力が悪い自分がうらめしい。

 そんなわけで今や我が家は戦場である。家庭内すべてがバトルフィールドであり、いささかも油断できないうえ、ちょっと目を離すとアイノのふとんおしっこ攻撃まで繰り出されかねないという恐るべき戦況だ。
 さらに戦慄すべきことに、以前はけぽけぽ能力がイマイチだったこゆめとあかおもこの春めでたくレベルアップしたらしく、それは見事な地雷をおつくりになられることが後日判明した。それはすなわち猫ズ側の戦力倍増を意味する。お、お、おそろしい〜。
 残念ながら留守がちな我が家では、ヤツらが地雷を仕掛けるのを完全に阻止することなどほぼ不可能である。ニンゲンの叡智を総動員したとしても、我々に出来ることはせいぜい「帰ってきたらまず全部電気をつけて足元を確認しながら歩く」ことくらいだというのは非常にむなしい事実といえよう。

 ちなみに本日までの最大被害は、ダンナの普段持ちのカバンが爆弾投下の直撃に遭ったうえ、そのことに丸一日気づかなかったために、一生懸命拭き取ったあともキャットフードのニオイがしみついてそれはもう猫くさいカバンと化してしまったことであろうか。がんばれダンナ!猫愛があればアイ○スくさいカバンもなんのその!!

 あっ、ついでにニンゲン側の最大の戦果についても語っておくなら、それはやはりオーディオセットの上で「けぽっ、けぽけぽっ」とあやしい音声をたてはじめたあかおに気づいて「やめてぇえぇぇぇ!!!」と絶叫しながらむりやり追い落とすことに成功した一件をおいて他に触れるべきことはないだろう。ああ、よかったぁぁぁぁ!どきどき。

 まだまだ抜け毛は増え続けるいっぽうのこの季節、我々に真の平和が訪れるのはいったいいつなのだろうか。っていうかニセの平和でもなんでもいいから早く訪れてほしい。
 たすけてPKOーー!!!



 近頃の我が家・その1・アイノ激闘編
(5月24日)

 みなさん、こんにちは。なんと約一ヶ月のご無沙汰でした。
 先月の日記がたったの2回だったと今気づいてガクゼンとする今日この頃でございます。っていうか、あまりにももったいないので今回初めて「4月日記」と「5月日記」を1ページでいってしまおうと思います。ううう。ほんとすみません。

 さて、あんまりにもごぶさたなので、久々のご挨拶がわりにうちの猫ズの近況などお伝えしてみよう。
 膀胱炎と結石騒ぎも記憶に新しいため、もしかしたらココを見に来てくださるかたに「その後どうなってるの?」とご心配おかけしているのではないかと思われるアイノですが。

 とても元気です。
 ・・・いや、それはおおげさだ。J●ROが来てしまうといけないので訂正。
 まぁまぁ元気です。(・・・・・・)

 なんか日本経済のように景気がわるいが、そんなカンジでぼちぼち営業しているアイノくりたろうくん。とりあえずおしっこは出ているけれどまだ療法食だし、今のところ赤くないおしっこがちゃんとそれなりに出てはいるのだが、たまにトイレに行く前にぐずったりすることがあるので、もしかしたらアイノ的にはまだ出にくいときがあったりするのかもしれない。まだまだ余談は、いや予断はゆるさない状況なのである。アイちゃん、また病院いこうね・・・ふふ・・・

 そう。問題はこの病院通いなのだ。

 たびたび語ってきたとおり、アイノというヤツはこの世のものとも思えないびくびく猫である。どのくらいびくびくかというと、寝るときはいつもワタシの腕枕・・・というより肩枕状態でゴロゴロにモミモミにこてこてに甘えまくってどアップで迫ったりしておきながら。おきながらですよ!
 自分から甘えにくるとき以外は、まさに態度を豹変させるひどいヤツなのである。
 たとえば普段部屋をうろうろしているときに不用意に近づいたりしただけでも「きゃー!ぼくをつかまえるの?つかまえるの??そんでモロッコに売り飛ばすの??!」とあわてふためいてどたばたと逃げまどう。(←なぜモロッコ・・・?) 外からニンゲンが家に帰ってきただけでも「きゃー、わるいひとがきた!わるいひとがきたよ!!ぼく食べられちゃうから隠れなきゃー!」とケツをひょこひょこさせながら運動神経わるそうに逃げまくる。

 ・・・・・・・・・
 むなしい。むなしすぎる。
 想像してみてほしい。こよなく愛するじぶんちのかわいい子にこんな手のひらを返したような仕打ちを受けたらどう思われますかっ!
 アンタのあのときの甘えっぷりはなんだったの、ワタシの純情をもてあそんだのねっ!と胸倉つかんで問い質したくなるのはワタシだけではないはずだ。

 時折ワタシは考える。今回病気になったのがアイノでなかったらと。
 たとえばあかおとかこゆめなら、キャリーに入れるのも病院連れてくのも超カンタンだ。おしっこチェックもカンタンだし、たかが薬のませるために部屋の仕切りをばたんばたん閉じまくってエンクロージャー状態にしなくてもよかったはずだ!
 ではスオミなら。・・・キャリーに入れるとかわいいソプラノではげしく泣きわめくかもしれないが、そんなのはタダの精神攻撃の一種なのでニンゲンが耐えればよい。他の点ではあかおたち同様、模範的な病人生活を送ってくれること間違いナシ!

 なのにナゼ。神よ、何故アイノなのだぁあぁあ!!

 おかげで我々は病院につれていこうとするたびこの世の終わりのような激闘を余儀なくされ、薬を飲ませるたびに必死の追跡を余儀なくされ、おしっこチェックしたくてもトイレに入ってるアイノにちょっとでも近づいただけで「きゃー、たすけてー!」と出るものも出さず飛び上がって逃げてしまうので採尿なんてユメのまた夢。

 なんというこの、いっそ清々しいまでの信頼関係のなさ!!

 ああ、ワタシはかなしい。これはいったい飼い猫といえるのであろうか。まさに家庭内野生動物であり、家庭内マボロシのしろねこである。さすが「心のきれいな来訪者にしか見えない」とまでいわれただけのことはある、気合いの入ったマボロシっぷりだ。

 それにわたしゃ恥ずかしいよ。飼い主なのに採尿はできないわ、こわがって逃げまくられるから毛玉も切れなくてなんだか貧相なルックスだわ、異様にびくびくで瞳孔開きまくった脅え猫だわで、きっと病院の先生からは「すわ、虐待・・・!?」とか思われてるんじゃなかろうか。ああいやだいやだ。

 そんなに逃げまくっておきながら、都合のいいときだけ「にゃぅーん・・・」とかなんとかかわいこぶった声出しやがって、ゴロゴロゴロとかいいながら人のフトンに添い寝に来やがって、顔におひげがあたるくらい近くでぐるぐるごろごろ甘えた顔して、安眠妨害な「スリスリ100連発の刑」にあわせたりしやがって。ああホントにこの野郎!!

 かわいいよぅ!!!!
 ・・・・・・

 皆さん、アレほんとですよ。「ばかな子ほどかわいい」。・・・いや、全然ばかじゃないスオミとかこゆめも死ぬほどかわいいんだけどね。ああでもアイノ、ぶさいくでおばかでびくびくでトロくさくて、どうしようもないヤツなのに!なんでこんなにカワイイんだぁあぁ!!
 ヒトは我が子や我が家の猫を、かしこくて美しいから愛するのではないのです。アタマわるくても、器量わるくても、愛しいものは愛しいのだ。うう、なんとありがたや、親心。(・・・・・・)

 そんなわけで、アイノくんはきょうも平和にダンナのフトンでおしっこして、洗面所でおしっこして、我々から逃げまどいながら元気に暮らしています。・・・そういえばアイちゃん、今回の病気でせっかくダイエットできたのに、また少し太りました。・・・てめぇやっぱり元気じゃねえか!

 ここまで書いてふと気づいたらすごい長くなってるので、今日はここまでにしまーす。
 タイトルかえなきゃ。こそこそ。(変えた)
 書き始める前と、どこが変わったかわかりますか??って、わかりやすすぎるか・・・(笑)



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