![]() |
過去の日記置き場です。 いちおうしばらくは置いときます。 |
アイちゃんの病気・診断編(11月6日) 日本シリーズのあまりといえばあまりな結果にすっかりやる気をなくしてしまった今日この頃、皆さんいかがおすごしでしょうか。(←イヤな時候の挨拶) っていうか、もはや巨○軍応援感謝セールも終わりつつある今、この話題は完全にはずしている。いや、はずれてくれてよかった!早くはずれてくれ、記憶の彼方まで飛び去って二度とニュース映像とか新聞記事とかをワタシにみせつけないでくれぇぇぇ・・・ ともかく、10月中に片をつけようと思っていたアイノの病気話がついに月を越してしまった。心配してくださった皆さん、どうもありがとうございます&えんえんとひっぱってしまって申し訳ございません。先にオチからいいますと、もちろん全然だいじょぶだったんです。そうでなかったら書けないです。・・・とあっさり告白してしまうと今日の日記自体すでに用済みというカンジではあるが、せっかくなので引き続きアイノの病気のお話を最後まで書いてみよう。 さて前回のラストで無事診察室に到着したアイノくりたろう。小心者で臆病者でびくびくでおどおどの小動物猫であり、キャリーに入れられて運搬されている間も恐怖のあまりすっかりおとなしく固まって、うんともすんともいわなかったアイノの心情を思うとナミダを誘われるものがある。ちなみにこれがスオミだと「みゃぁーん(こわいよぅ)」「にゃぁーーん(だしてよぅ)」とそれはもうカワイイソプラノで叫びまくるので、連れて歩くニンゲンも激しく消耗させられるものがある。どっちも哀れだが、この場合アイノのほうがニンゲン的にははるかにラクチンといえよう。 というのはさておき、心配のあまりすっかり親ばか280パーセントモードになっているワタシに、獣医さんは冷静に「この子は気の強い子ですか?」と確認してきた。そういえば毛刈りのときもそんなこときかれたなぁ。そんで猫袋に入れられたんだった。あははは。(←鬼!?) しかし先生、それはだいじょうぶ!その点については非常に自信があります!この子は究極的にびくびくでおどおどで診察台で硬直するタイプの子で、なななんと毛刈りをするときも麻酔が不要なほど「かちーん」とかたまっていた実績があるんですから。ふっ・・・(←?) といった趣旨のことをこの5倍ほど丁寧なコトバで説明しながら、(これっていいことのはずなのに、なんで説明しているうちにあんまりうれしくないような気持ちになるんだろう・・・・・)と微妙にたそがれつつアイノをキャリーから出して診察台にのせた。予想通り追いつめられた小動物のようにまっくろな目で「かちーん」と気をつけ座りするアイノの姿は、病のために若干乱れた毛並みともども、いつにも増してなさけなくも小心なカンジを全身で力の限り表現しまくっていた。もう誰が見ても「狩りをする動物」ではなく「狩りをされる動物」そのものである。 しみじみフビンさを噛みしめるワタシに追い討ちをかけるように発せられた先生の第一声は! 「うわ、この子ふとってますねぇ!」 がぁぁぁん!!! そ、そうかもしれないなとは思ってました。すおちゃんともあかおとも違うふにふにたぷたぷのおなか感触といい、うしろ姿の大福ぶりといい、ちょっと太目だなぁとは思っていました、いましたがぁぁ!やっぱりはっきり事実としてコトバにされるとショックなもんである。(←?) っていうか、せめて最初のひとことくらいは「なるほど、おとなしそうな子ですねぇ」くらいであってほしかったと思うのは、あまりにも過ぎた望みだったのであろうか。 ともあれあまりにも情けないアイノの姿に気を取り直した(?)先生は、さっそく恐怖に縮こまるアイノのぷにぷにのおなかを探って膀胱の様子を見た。今朝ワタシが見たときは入ってなかった。入ってないと思ったのだが!? 「あっ、やっぱりたまってる・・・」 「えっ!た、たまってますか!?どうしよう・・・」 「・・・と思ったけど、これは脂肪か?脂肪・・・みたいですね」 ・・・・・・・・・・ あ、アイちゃん・・・・・・ ワタシがさわったときはおなかを上に向けた状態だったから「相変わらずおなかがぷにぷにでやわらかいなぁ」ですんだんだけど、こうしておなかが下に向いたおすわりポーズでさわると、あのぷにぷにのおなかが万有引力の法則によりふにゃふにゃとたるんで、あたかも中味の入った膀胱のように・・・!! ああ、獣医さんも見間違うほどのぷにぷにおなかだなんて。 この瞬間ワタシが「ああアイノ、元気になったらぜったいにダイエットだ。スオミ525と大食いカールといっしょにライトフードで出直しだ」(←なにから?)と決意したことはいうまでもない。 さて膀胱である。幸いワタシが確認したとおり、中味はほとんど入っていないことが判明した。それはよかったとはいえ、これでは尿検査をしようと膀胱をしぼっても一滴くらいしか出てこない。管を入れて採る方法もあったのだが、結局利尿剤を注射して自然に出たものを採取することになった。これだと猫的には苦痛は少ないようだが、当然時間がかかるので午後まで入院だ。びくびくアイちゃん的にはどっちがいいのか是非本人に訊いてみたいところだが、天然アイちゃんじゃーどう考えても会話ができる知性はなさそうなのでまるっきりムリである。(←そういう問題では全然ない) っていうか、ちょっと待て。あまりにも日記の間隔があいたのでもうお忘れのかたも多いかと思うが、この病院はきょう休診日なのである。いくらなんでもお休み中の先生に病院開けさせた挙句、そんな長時間かかる治療をさせるというのはヒトとしてあまりにも許されない行為ではないか。まさにひとでなし! そこで一応ワタシも「そんなに時間がかかるのでしたらご迷惑なので、他の病院に連れていきましょうか・・・」と申し出てみたのだが、先生は「どうせ他にも入院中の子がいますから、べつに手間じゃないですよ。気にしなくていいですよ」とサワヤカに笑ってくださるではないかぁぁ。さらにつけくわえると、休診日だったというのに「休日割増」みたいなものは一切取らなかったのである。「そういうのは取ってませんから」って先生っ!こ、このご恩は一生わすれません。いつか菓子折りもってきますぅぅぅ。 かくてアイノを病院に預けたワタシはいきなり手ぶらになり、重いわ背中がイタイわ遠いわで地獄のようだった往路がウソのようなラクチンな帰途についたのであった。しかしアイノのことが心配で心配でたまらない。とりあえず尿がたまっていなかったことから重症の結石の可能性は低くなったとはいえ、まだはっきりと診断がおりたわけではないのだ。あああ、こんなに若くして結石だったらどうしよう。膀胱炎だってかわいそうだ。かわいそうすぎるぅぅぅ。 そもそもアイノが膀胱炎になったとしたら、それは完全に人災である。というのもアイノ発症前のしばらくのあいだ、背中を痛めてかなーり寝たきり状態だったワタシには全然猫たちのケアができなかったのだ。その間のゴハンの用意やトイレのお掃除はもちろんダンナが真面目にやってくれたのだが、帰りも遅いダンナではどうしてもトイレ掃除の頻度が落ちる。そのうえ運の悪いことに、ワタシが背中を痛めて廃人化したのはまさに「砂がちょっと汚れてきたから全とっかえしなくちゃ!よし、今日帰ってきたらやろう」・・・と思ったその朝のことだったのである。 さらにアイノは、我が家でいちばんの添い寝猫だ。いつもワタシが寝ているととことこやってきて、おなかのあたりにころんとくっついてごろごろいいながら一緒に寝てくれるという最高にかわゆいヤツなのである。さらにいわせてもらえば、こうして更新作業なんかしていると「なーん」と呼びに来て一緒に寝ようとしたりもする、究極的にかわゆいジャマジャマ猫だったりもする。よしよしアイノや、愛いヤツよのぅ。ほほほほ。(・・・・・・) 背中痛のワタシが四六時中寝ているのを見て、そんな添い寝猫アイノが「あっ、ねてる。じゃあぼくもねなくっちゃ」・・・と思ったかどうかは定かではないが、実際かなりの長時間いっしょに寝ていてくれた記憶がある。ブリーダーさんにもいわれたのだが、どうやらこうやってニンゲンを看病して癒してくれる猫というのがたまにいるらしい。ワタシの看病・・・というか添い寝のためにゴハンやトイレが遠くなってしまったこととトイレが汚れ気味だったのとが重なって、とうとう膀胱炎になってしまったのではないか?というのである。 つまりアイノは、結果的にワタシを癒して自分が病気になっちゃったかもしれないのだ。 ああ、アイちゃぁぁん!!!アンタはなんてかわいいの。 もともと天使みたいなところがあるんだから、ムリはしないでくれぇぇ。っていうか、ワタシの病気なんかもらってくれなくていいですから。むしろアイちゃんの病気はワタシが全部もらってあげるよぉぉ。ニンゲンなら保険もきくし(←?)、ちょっとぐらい病気もらってもアンタより耐性あるからだいじょうぶだよぉぉぉ。だから早くよくなってくれー!! 落ち着かない数時間を過ごしたあと再度病院へ向かって結果をきけば、やはり診断は「膀胱炎」であった。潜血あり、というか尿自体が赤っぽくなっていたので見るまでもないくらい血尿で、数種類の菌が出ている。ただし結晶はゼロ!という、悲しいながらもちょっとだけうれしい結果であった。 ちなみにこの後も結石を警戒して、経過観察を兼ねて2回尿検査をしたが、いずれも結晶はゼロ。どうやら尿道結石はまぬがれたようである。 さらにお医者さんも驚いたことに、翌々日の検査ではいきなり細菌までゼロになってしまった。初回の検査でかなり菌が出ていたし、普通一日で消えちゃうとは考えられないらしいのだが、なぜか極端に素早く治ってしまったようなのだ。さすがはまぼろしの猫・アイノである。(←??) かくしてアイちゃんはすっかり元気になってこゆめやスオミを追いまわしており、最初の通院時5.8キロもあった体重も5.6キロになってさらにめでたしめでたしである。いやよかった。ホントよかった。 っていうかこんなに早く治ったのは、もしかしたらおまじないのせいかもしれない。 そう。アイちゃんを病気にしてしまってすごーーーーーく反省したワタシは、毎日毎日あやしい宗教のように「アイちゃんの病気はぜんぶワタシがもらってあげるからね!絶対治してあげるからね!!」と執念深く語りかけていたのである。ついでに撫で撫でして手かざしのごとくハンドパワーを送り込んでいたことはマジであやしげなのでホントにナイショである。(って、書いとるがな) おやばか全開というかなんというか、はっきりいって人様にはあまりお見せできない姿であるが、どうやら効き目はあったようだからまぁよしとしましょう。(←?) と思う理由はというと他でもありません。北海道にいる間ずーっとなんともなかった持病の潰瘍性大腸炎が、なんか久々に疼いてきたのである。ホントに首尾よくアイノの病気をもらってあげられたようでうれしいです・・・ふふっ、いいの。だってワタシの持病は医療費かかんないし。アイちゃんが病院に通うと泣きそうにお金かかるしね!でも、ひとつだけかなしいことが・・・ ・・・ああ、また内視鏡か・・・・・・!! 近日公開・スペクタクル巨編「これが内視鏡だ!」をおたのしみに。(←ウソ。・・・じゃないかも。・・・) |
復活愛?(11月13日) きょうの日記にコトバはいらない!まぁみてください、これを。 なななんとこのツーショットは!!!
そう!かつてニンゲンを困惑させるほどにラブラブでモーホーでイヤーなカンジを醸し出していたにも関わらず、ほんのちびっとあかおが留守にしただけで200パーセントヤツのことを忘れ果てて、まさに手のひらを返したようなひどい仕打ちで元カレを嫌いまくったあの冷血ばかばかアイちゃんが、こともあろうにその元カレ・あかおと寄り添って寝ていたのだぁぁ。 っていうか、この写真だと「オマエジャマだよ、きっ!」とオニのようににらみつけるアイノと「ぼく・・・どんな仕打ちにも耐えるよ・・・アイちゃんがすきだから。しくしく・・・」とずりおちそうになるのをけなげにガマンするあかおの図というふうにしかみえないのがアレだが、最初に発見したときはちゃんと添い寝していたのである。ワタシが「カメラカメラ!!」とバタバタしている間になぜかこうなってしまったのである。 それって・・・ もしかして、またワタシがジャマしちゃったのか?しーーーん。 とにかく最近アイノとカールあかおの仲がちょっぴりイイカンジなのである。さすがにかつてのような「顔をみるのもイヤ!近くにくると威嚇!オマエなんてキライキライキライ!!!」という(一方的にアイちゃん側の)過激な対応はすっかりなりをひそめてきてはいたことは確かなのだが、まさか寄り添って寝るところまで関係修復されたとはこちらも思っていなかっただけにオドロキだ。 これはもしや! ばかばかアイちゃんは病院通いの恐怖でまた記憶を失ったのではないだろうか!(・・・・・) それで都合よく「あのでっかい赤い子はよそものでしらない子だからキライ!」という思い込みも、砂のようにサラサラとアイノののーみそからこぼれおちてくれたのでは・・・ そうだ。そうに違いない!! ああアイちゃん、病院に連れて行ってよかった!!(←そ、そうか?) しかしふたりがベタベタのあまあまの蜜月状態だったときは「モーホー、きもちわるーい」などとひどいことをいっていたくせに、ニンゲン側の態度のこの変わりようこそ手のひら返しているような気もしないでもないが、やはり険悪な状態よりはなかよしさん状態のほうが見ていてほっとするのは確かである。脱力もするけれども。・・・ さて、ふたりの愛はこのまま復活するのか?!それとも単に最近冷えこんてきたからくっついて暖をとってるだけの即物的な関係にすぎないのか!?この禁断の愛の行方はどっちだ!次回の報告を刮目して待て!・・・って、こればっかり。 |
●三毛猫党宣言 | ●おしえて!三毛猫党 | ●うちのねこたち | ●定番!ふぉとぎゃらりー |
●ぼちぼちだいありー | ●自己紹介 | ●こゆたんの育児日記 | ●ここがヘンだよ!北海道 |
●ゲームコーナー | ●党員さんリンク | ●リンク |