過去の日記置き場です。
      いちおうしばらくは置いときます。

  最新の日記へ 

過去の日記インデックスへ

すっかり秋ですな。っていうかさむいよ。ぶるぶる。


10月16日(火): 「猫、だいじょうぶですか?」

10月17日(水): さむい!

10月18日(木): 飛行機かっこいい!

10月20日(土): 領土問題発生

10月22日(月): やきにく屋さん

10月23日(火): カール巨大化

10月25日(木): こゆめが来たりてメシを食う

10月26日(金): 謎のオヤジ猫

10月27日(土): 突然・写真日記

10月29日(月): スオミチェック!

10月30日(火): つめとぎグルメ


 「猫、だいじょうぶですか?」
(10月16日)

 そろそろ真剣に本土への引越しを計画しなくてはならない。
 北海道から本土への引越し。それはすさまじい金額がかかる恐怖と戦慄の宴(←?)である。移動キロ数だけの単純計算でもシャレにならないほどのお金がかかるうえ、我が家はおそろしく荷物が多い。・・ついでに猫も多い。しーん。

 もっとも今回の引越し費用はちゃんとダンナの会社から支給されるので、とりあえずいくらかかっても安心だ。しかし複数の見積もりをもらったうえで、会社に提出して承認をもらわなくてはならない。
 めんどくさいなぁと思っていたら、この週末ダンナが戻ってくるという。もちろん猫の顔を見るためである。(・・・・・)それじゃちょうどいいや、見積もりもらってそのまま東京に持ってってもらおう!と早速引越し業者二社に見積もりを依頼した。見積もりなんて一時間もかかんないよな、と一時間おきにアポを取る。完璧だ。・・・とこのときは思っていた。

 かくて、土曜の午前中にまず一件目の業者さんがやってきた。しかし我が家は恐怖の猫屋敷。玄関先でおそるおそる「あのー、猫が・・・いっぱいいるんですけど、猫だいじょうぶですか?」と聞いてみたところにこやかに「ああ、大丈夫ですよ」という答えが返ってきた。っていうか、もしダメだったとしても「ダメなんです・・」と言って引き返す営業マンはいないだろう。泣けるぜ、営業マン!

 しかし。業者さんが中に入ってくると、スオミ以外の猫たちは「さーっ」と潮が引くように何処かへ消えてしまっているではないか。これはいい。このまま隠れててくれるといいなぁ。しかしカールあかおの姿も見えないというのは意外だった。アイツはお客さんとかヘイキってタイプに見えるのに。

 ・・・・と思ったら、業者さんの足元を「すーっ」と移動する赤い影
 すたすたといつもの歩調で台所に向かい、カリカリとキャットフードをかじっている。

 ヘイキとかそういう問題じゃなく、しらない人がいるという事実をまったく気にしていない。
 か、カール・・・・おまえ・・・・・・・・

 もしかしてコイツは我々のことも個体識別してないんじゃないかというコワイ考えが浮かんだが、そのことはあんまり考えないようにしたほうがお互いシアワセかもしれない。そうだ、考えない考えない。(・・・)

 気をとりなおして居間に戻ると、作業服愛好家のスオミ様とこゆめ様がいきなり突撃取材をしようとしているところではないか。こゆたん、どっかに隠れてると思ってたのになんで出てくるんだよぅ!!
 しかもこゆめは、大胆にもおにいさんの座った椅子の背もたれとおにいさんの背中の間の空間に「ぴょーん」と飛び乗った。さすがにコレはまずいので「うわっ、ダメダメ!」とあわてて降ろすと「だだーっ」とダッシュで隣の部屋に消えていった。よし、これで一機撃墜!と思っていると今度はスオミが、業者さんがパンフレットをひろげているテーブルの上に「しゅたっ」と飛び乗ってパンフをおもいっきり足蹴にする。

 もうワタシとダンナの顔はムンクである。
 アンタたちはナニを考えているんですか!!

 あわててスオミを拘束したところ、意外なことが起こった。
 いつもは抱っこ嫌いのすおちゃんなのに、あまりにもおにいさんに興味津々のせいかワタシに抱っこされていることも忘れて「じーっ」と黙って観察に入ったのだ。

 いまだかつて、ここまで長時間にわたって円満にスオミを抱っこできたことがあっただろうか!
 ああっ、シアワセ。
 こんなときに何ですが、シアワセです。

 でもね。こうして抱っこしてみたら、4キロ超のスオミはけっこう重かったよ・・・しあわせって重いものなのね。(←?)

 次の攻撃は業者さんが各部屋をまわって実際の荷物をチェックしているときに起こった。和室に入り、中を見てもらうために押入れを開けたとたん!
 背後から飛んできた猫巡航ミサイル二基(黒いのと赤いの)が速攻でダイブして、あっというまにするするーっと押入れの奥に消えていった。
 そろそろ業者さんの笑顔もひきつっていたような気もするが、その場で引きずり出すのはどうみてもムリだ。しょうがないから押入れの襖を猫のアタマひとつ分くらい開けてその場はおしまいとなった。

 まぁそのように色々とジャマされながらも見積もりはつつがなく進んだのだが、予想よりかなり時間がかかってしまったせいか場の空気に慣れてきたアイノまで「ぬーっ」とあらわれてうろうろしはじめた。最悪だ。

 くんくんくん、と業者さんを嗅ぎにくるなれなれしい三毛猫。押入れ収納中のくろいのとあかいの。部屋の扉の影から顔はんぶんのぞかせて、まっくろい目でじーっとみつめる不気味なしろねこ。

 我ながらなんてあやしい家なんだ!!
 猫が平気=猫好きではないわけで、スキでないなら限度ってもんがある。
 猫がちょっとでもキライだったら、二度とこの家には足を踏み入れたくないと思うことだろう。

 とにかく一件目の見積もりがようやく終わろうとしていたところでひとつ問題が起こった。あまりにも時間がかかってしまったためになんと玄関先で次の業者さんとバッティングしてしまったのである。がーーん。
 「スミマセン、スミマセン」と笑ってゴマカすワタシに、「いえいえ、よくあることですから」とあくまでサワヤカな営業さんたち。ああ、営業マンってホントにエライですね!

 しかし非常にあせっていたワタシは、次の業者さんに冒頭の定番質問「猫がいるんですが、だいじょうぶですか?」というひとことをかけるのをすっかり忘れてしまっていた。

 そういうときに限って当たっちゃうというかなんというか、我が家に足を踏み入れた二番目の業者さん、見積もりを続けるうちになんだか鼻がグズグズいいはじめたではないか。
 ワタシもダンナも「あっ・・・・」と思ったがどうしようもない。まずいなぁ、悪いことしたなぁと思いながらもとりあえず荷物を見てもらって居間に戻ってくると。

 ああ、ナゼなの。ちょっと見ないうちに居間がねこねこ大集合になっているではないか!

 ひとりめの業者さんで「お客さん」がいる状態に慣れてしまったらしく、完全にみんな平常心に戻っている。今度の人は作業服でなく背広姿だったせいか、おもいっきり興味を失ったスオミ(・・・・)は窓辺でくつろいでいるし、部屋のまんなかにはカールとこゆめがころがってるし、アイノまでぺったぺったと部屋の中をあやしく横切っていったりする。

 このリビング猫毛テロに、業者さんのハナが一気に悪化したことはいうまでもない。
 ああ、ごめんなさい〜。アポの順番を逆にしてあげればよかった・・・・・

 ちなみに最初に来た業者さんは一時間もうちに滞在していたが、二番目の業者さんは三十分たらずで帰っていったことを書き添えておきたい。ごめんね、ホントに猫毛ダメだったんだね。・・・・

 やっぱり猫を飼っているおうちでは、いかに動転しているときでも猫がダメな人への配慮を忘れてはいけませんという教訓でした。今後は気をつけます。ハイ。



 さむい!
(10月17日)

 きょうはなんだか寒い。昨日から地元テレビの天気予報では「17日午後から強い寒気が流れ込んできます」とイヤそうに言っていたが、そのわりに日中は寒くなかったのでなんとなくあまくみていた。
 ところが、日が落ちてからホントにだんだん肌寒くなってきたではないか。やはり天気予報をバカにするものではない。・・いえ、別にバカにしてたわけじゃないんだけどね。あまく見ただけ。ちなみに稚内では初雪が降ったらしい。しーん。

 8時頃の時点でとりあえず窓を二枚とも閉めて、換気扇も止めて(いつもなるべく回しっぱなしにしている)、隣の和室との境のフスマも80パーセント閉めた。・・最後の20パーセントは猫が出入りするための隙間であることはいうまでもない。ほんとはちょっとでも襖が開いてると「すーっ」と風が通り抜けてさむいんだけどしょうがない。猫好きとは、こんなところでも猫のために小さくソンをする悲しい生き物なのである。

 しかし、それでも寒い。やっぱり寒い。なんだか寒い!!

 これはもはや暖房点火しかないか?!・・・と思ったが、残念ながらまだガス暖房の試運転もフィルタ掃除もしていないので使用不可である。だってー、いきなりつけたらクサいんだよね・・・

 明日掃除しよう、と決意したが今この瞬間はどうすることもできない。どうやってこの寒さを凌ぐか?ワタシは考えた。どのように考えても、結論はヒトツである。

 こうなったらフトンに入るしかない。(・・・・・・)

 結論としてはあまりにも情けないが、考えてみたらなんだか変だ。そりゃ寒いことは寒いけど、夜になると10度切るのなんてここ最近では毎日のことである。それなのに今日にかぎってどうしてこんなに寒いんだろう。もしかして風邪かもしれない!そうだ、多分そうだ、きっとそうだ!(←ホント?)

 というわけできょうは早く寝ることにしたクズなワタシではあるが、いちおうHPの更新でもしてから寝よっかなーという気になったあたり、クズとしてはまぁエライほうである。中の上のクズってところか。(←?)
 パソコンの足元のホットカーペットをつけてマシンに向かってみたものの、やっぱり寒い。ああ、いっそエアコンつけちゃおっかなーと考えていたら!!

 いきなり救世主が現れた。
 「うみゃー」とかなんとかいいながら、ぴょーんとヒザに乗ってくるカールあかおである。

 うおお、あったかい!!!
 おヒザがホカホカだ。しあわせーーー。
 さらに、うにゃうにゃと甘えながら這い上がってきて、べにょーんと肩につかまってだっこポーズになってくれたりなんかもする。あったかい!!まさに猫のエプロン。これはマジで暖かいぞ。
 ああ、凍死寸前だったワタシはこうしてカールに救われた!!(いつのまにか話が大きくなっている)
 まさに世紀末救世主伝説だ。っていうか、もう世紀末終わっちゃったけどね。・・・おい、待て!それじゃあのマンガってもしかして20世紀末が舞台だったのか!!!?
 ・・・・・・・・

 おっと、衝撃のあまり思わずタマシイが抜けそうになってしまった。だって、アレが去年とかおととしのことだなんて、ね・・・

 とにかく、諸般の事情(っていうか寒いってだけ)により非常に中味がない日記になったことをお詫びいたします。いつもないけどね、中味。ははは!(ココロも寒い・・・)
 でもホントに猫ってあったかいですね。まさに冬の必需品です。・・ってことは、もし全国調査をしてみたら、冬寒い地方ほど猫飼い率が高い!なんていう結果がでるんじゃないかなぁ。それで、南下するとだんだん減っていったりして。おもしろーい。特命リ○ーチで調べてくんないかな!

 ・・・バカなこと言ってないで寝よう。



 飛行機かっこいい!
(10月18日)

 ついに暖房がレディゴー状態になりました。これでいつでもホカホカだ!わははは!
 というわけで、寒さに負けずきょうも日記を。(?)

 先週の週末ダンナが帰ってきているときに、なにげなく立ち寄った本屋であやしいものをみつけてしまった。なぞの戦闘機のモデルが添付された「週刊・世界の戦闘機」(・・・・)なるシリーズものの創刊号である。
 ちょっと前までクルマバージョンのやつが出ているなぁと思っていたら、今度は飛行機になったらしい。時節柄「戦闘機」はちっとばかしアブナイような気もするが、なんとダンナはそのあやしい本にくぎづけになってしまった。
 「ほしいの?」ときくと無言でうんうんと首を振る。そ、そうか・・・ヒコーキ、好きだからねぇ。

 ところで飛行機ってものすごくかっこいいですよね。
 ワタシも飛行機に乗るといつも「くーっ、かっこいいなぁあぁあ!」と感動(?)して「どこ○もいっしょ」のトロみたいな顔になってしまう。
 特に離陸と着陸の瞬間がイイ!こどものころは離着陸が見えるスクリーンなんてなかったと思うが、今はたいてい巨大スクリーンで前方の情景が見られるでしょ。あれ、サイコー!!離陸のときなんてもうワクワクしちゃう。着陸ももう、ホントにかっこいいし!どん、と降りた瞬間、巨大なエネルギーを散らそうとするみたいにエンジンが「ごおおおおおっ」とオタケビをあげるでしょ。あれがたまらないんだよ〜!!(また顔がトロ)

 あんまりかっこいいので、飛行機に乗るたびしみじみ「やはりオトコならパイロット!」(笑)という気分になる。いや、パイロットとケッコンしたいとかそういうことでは全くなくて、もし自分が男に生まれていたらパイロットになりたかったよぉ!という意味です。・・・いや、なれなかったと思いますけど。ワタシ、アイノなみの運動神経ですから・・・・しくしく。でも男の子だったらみんな一度はパイロットに憧れたことがあるんじゃないかなぁ。

 それにしても、飛行機が飛ぶのってすごいことだ。ロケットの打ち上げでも同じように感じるのだが、コレを飛ばすために過去どれだけの技術者が人生を賭けたのかと思うと感動しちゃうのである。自分が生きている間に成果を見られないかもしれない、いわばユメみたいな研究に一生を費やせるのってすごい。それで、自分の世代で完成しなかったものは次の世代が引き続いて研究する。そうやってロケットも飛ばしたんだよね。

 くーっ、かっこいい〜!!なんかプロジェ○トXみたい!(・・・・)

 こういうこと言うとまずいかもしれないけど、それって女にはなかなか出来ないことだなぁと思う。女性が知的に劣っているとは思わないが、女性の多くはどうもすぐに結果が出ないとダメみたいな気がするのである。もちろん個人差はあるけど、仕事してた時のことなんかを振り返ってみても(自分を含めて)わりとそういう傾向があると思うんだよね・・・すぐ結果が出ないとダメ!すぐ評価されないとダメ!みたいな。ある意味女のほうが現実的だということなのかな。って、話それてますね。リカバリ、リカバリ。

 とにかくそういうことをつらつら考えるにつけても、飛行機とかロケットを見ていると「人類の夢が形になっている」ような気がするし、エンジンが轟音を立てるときには「こんなべらぼうなものを実現させてしまった人類の力」みたいなものを感じて、なにか胸を打たれるんだよね・・・

 ヘンですか?
 ヘンかも。・・・・・・

 このようになんだかドリーマーなワタシであったが、そんなことより!

 ふと見ればダンナはおかしを買ってもらった幼稚園児のようににこにこしながら「世界の戦闘機・創刊号」を握りしめているではないか。

 ホントに買ったのね・・・・・・
 まぁ、チョ○エッグ買いまくってるワタシには何も言えないけど。
 でも・・・・ソレ持ってるとおたくっぽいよ。

 ちなみに付録のスピットファイア、ダイキャスト製(・・・といわれてもよくわからないが)で、ずっしり重くてかっこよかったです。(笑)やっぱり飛行機はかっこいいねぇ!!しかも今週の「世界の戦闘機」はゼロ戦らしい。おおっ、三菱零式艦上戦闘機!

 ・・・ダンナ、これも買うだろうな。しーーん・・

 しかし今では冷蔵庫とかクーラーとか作ってるミツビシさんだが、考えてみると兵器作ってたんですよね。なんか感慨深い(?)ですよねー・・・っていうか今でも作ってるのか。(ブラック)
 余談ながら、某三○電機に技術職で就職した大学の後輩くんのことを、ときどき冗談で「この死の商人め!」と呼んだりしていたのだが、彼が数ヶ月アリゾナに長期出張したあとはなんだかすっかりシャレにならなくなってしまった。何をしてたんだろう・・・帰国後「アイツ、辞めたら消されるかも」と皆にウワサされていたことはいうまでもない。ああブラック。

 とにかく飛行機はかっこいいので、平和利用したいものですね!(←意味がつながってないよ・・)



 領土問題発生
(10月20日)

 昨日も今日も「ちょっとだけ横になって・・・」と思ったが最後、きわめて深い眠りに落ちてしまって朝までぐっすり寝てしまった。きょうはかろうじて4時半(・・・・)に目が覚めたので、あわててコレを書いています。っていうか起きるな、そんな時間に。・・・・

 しかーし!
 ワタシが思わず眠ってしまったのには理由がある!!
 話せば長いことながら、短くスッキリ説明しよう。(ホント?)

 これほどこじんまりと狭い3LDK内に暮らしていても、さすがは猫。どうもうちの猫ズ、家庭内にそれぞれの主要ナワバリ設定を持ち合っているようなのだ。
 といってももちろんその線引きは厳密なものではなく、お互いに侵食しあっているというか気分しだいで適当に混ざっているという程度のものではあるのだが、一応各々に「この場所についてはコイツの優先順位が高い」と推測される「お気に入り地帯」みたいなものがあるような気がする。

 たとえば、和室のすみっことリビングのテレビ前のスポットはこゆたんのお気に入りの場所。リビングの窓際とソファのザブトン上はスオミ様の鎮座まします場所。等々、日常的に好んで占有する場所はだいたい決まっているもんだ。そのへんをよく観察していると、あのひかえめ大魔王スオミ様でさえもそういう「定位置」を他の子に取られちゃう確率はかなり少ない。
 これはつまり、狭い空間で同居するにあたって自然にナワバリわけが実施され、猫間関係にうまく折り合いをつけた結果なのではないだろうか。猫には猫のやりかたってものがあるんだよね。多分。うんうん。

 ところが、ここに新たなる挑戦者が現れた。
 カールルドルフあかお4世である。名前もいかにも侵略者チックだ。(・・・・)

 不凍港を求めてクリミア半島に進出せんとするロシアかはたまた二度にわたってウィーンを包囲したオスマン・トルコ帝国かという勢いで現れた若獅子・・・っていうか、若キタキツネ・あかお!(まぬけ・・)
 ヤツの登場により、これまで絶妙のバランスをもって成り立っていた三国同盟は崩壊の危機に直面したのである。

 なにしろカールは図体ばっかりデカいが中味は赤ん坊。こねこ感覚で「おにーちゃーーん」「おねえちゃーーん」と先住猫ズにすりよっていくが、先住猫ズからみれば「なんだか自分と同じくらいでっかい新参者が馴れ馴れしく寄ってくる!」としか思えない。この瞬間まさにバルカンは・・・っていうか我が家火薬庫と化し、空爆カウントダウン的一触即発状態を迎えたのである。

 や、やばい!!たすけてPKO!!!(←?)

 ところが。意外とカールはアタマが良かった。というか、アイノよりはだいぶ空気の読めるヤツだったのが幸いした。(・・・・・)
 みんなに冷たくあしらわれたカールあかおは、日々「きゅーん、きゅーん・・」と仔犬のようにさびしそうにむずかり鳴きをしながらも、甘えたいときには猫でなくニンゲンに甘えることであまり他の猫たちにムリ押しをしなかった。さらに辛抱強くみんなに「あそんで光線」を発射しつつ下手に出まくる作戦をとったカールは次第に場に溶け込んでいき、ついにその存在を認知されるに至ったのである。

 あかお、よくやった!
 しかしまだ重大な問題が残っている。領土問題だ。

 以前に猫が増えていった過程を見てもしみじみ思うのだが、どうも仔猫の時分には「ナワバリ感覚」というものが非常に希薄らしい。平気で他の猫の聖域にずかずかやってきて「ままー」と甘えてイヤがられたり、くつろいでいるところに「ぴょこっ」と現れて、先にそこにいた猫がむっとして立ち去る・・・という光景を目にすることが多かった。
 カールの場合も、まだそこらへんの感覚がよくわからないようなのだ。
 もう少しカールが(精神的に)大きくなって、他の猫との不干渉地帯をカラダで覚えるまではどうしても「ナワバリ、とるかとられるか」仁義なき戦い的緊張状態が続くことは避けられない。
 こんなビミョーな時期に引越ししちゃうんだもんなぁ。ああ、我が家に平和の来る日はいつ・・・?

 ・・・というところでやっと本題に戻る。(やっぱり、短くスッキリ説明できてない・・)

 実はワタシのフトンは、おもにアイノのナワバリだったのである。

 あんまりストレートにあまえてくれない女性陣にくらべて、アイノのあまえはもろに直球勝負。
 ワタシが寝に行くときはとことこついてきてゴロゴロいいながらひっついて寝たり、逆にワタシが寝ようと思ってふとみるとアイノがどまんなかでとぐろ巻いてて寝られなかったり(・・・・)というような非常に微笑ましくも愛に満ちた蜜月のときを過ごしてきた我々であった。

 しかしココに乱入してきたのがカールあかおだ。
 むずかりゴロゴロあまえ猫のカールは、アイノが先に寝てようがなんだろうが「ぅにゃーん・・・」とかなんとかカワイイ声を出して平気でフトンに飛び込んでくるのである。

 これにはさすがのばかばかアイノも引いた。
 ごろごろちゅぱちゅぱしながらワタシにくっつくカールを見てすっかりくさるアイたろう!!
 おおっ、アイノが。あのアイノが、カルたろうにエンリョしている!これはもしや、アイノにも知恵がついたのか?!!驚愕である。(←ひどい)

 アイちゃーーん!!と呼んでも「・・・・・」とスネスネになって立ち去ることもしばしばで、ワタシは「まさかアイノのこんな姿を見る日が来ようとは・・・」と感慨を抱くとともに一抹の寂しさを覚える毎日であった。
 しかしさすがはぽけぽけアイノだ。カールを無視してそのまま寝てくれたりするようになるのにさほど時間はかからなかった。

 ああ、コレって、シアワセ二倍?

 そんなわけで昨日も今日もワタシが眠っちゃったのは、ワタシがちょっと横になったらアイノとカールが来て一緒に寝はじめたせいで動けなくなり、ついそのまま寝てしまったというのが真相である。(・・・・・・)

 くだらない。我ながらめちゃくちゃくだらない理由だ。こんなのでココまでひっぱるとは・・・!
 でもでも!!おなかのところにアイノがコテン寝りしてて、カールが枕にアタマのっけて添い寝してくれてるんだよぉぉぉ。これで起きられたら猫好きじゃありませーーん!!!

 ああ、長い説明だった。(・・・・・・)
 だが、我が家の領土問題はこれで終わったわけではない。
 ワタシのフトンの領有権は果たしてどちらに渡るのであろうか・・・!!!
 っていうか、出来ればフトンは中立地帯にしてください。そんですおちゃんもこゆたんもみんな来てください。ホントに。ニンゲンからのささやかなお願いでした。



 やきにく屋さん
(10月22日)

 おととい、ひさしぶりに焼肉を食べに行った。
 ひさしぶりといっても別に例の狂牛病をシンパイするあまり遠ざかっていたとかそういうわけではなく、以前住んでいた場所がたまたま「焼肉めっちゃうまい!」地域だったのに対して、はっきりいって当地は「焼肉、まぁフツウ・・・?」というカンジのお土地柄だったせいだ。それだったらもっと心から「ウマイ!」と思えるものを食べたほうがいいので、なんとなくご無沙汰していたというだけのことである。

 ちなみに当地の「めっちゃうまい!」ものはやはり寿司。近所に超有名回転寿司店があるのだが、その店はいつも三十分待ち・一時間待ちは当たり前。それでもみんなポケベル持って待ってしまうという激ウマ店である。ホントおいしいんだよ!東京の寿司屋で食べたら一カン2000円?!・・というようなほんとうのほんまもんの大トロが400円!!ああ〜、アレがもうすぐ食べられなくなるかと思うとナミダが出そうです。しくしく。

 寿司の話はおいといて。
 実は近所に某有名安くてうまい焼肉屋があったんだけど、上記のような理由プラスいつも混んでいるので待つのがめんどくさいという理由で一度も行ったことがなかった。でも、もうすぐ引っ越しちゃうんだったら一回くらい行ってみようか!・・・ということで、仕事の引継ぎのために戻ってきていたダンナとともに足を運んでみたのである。

 狂牛病騒動のせいでえらく空いているんじゃないかなぁとひとごとながらちょっぴり心配していたが、実際に行ってみるとやっぱり空いていました。(予定調和・・)
 たまたまなぞの学生さんコンパみたいなのが入っていたから店内はニギヤカだったけど、彼らがいなかったらと考えるとお客の数はかなりさびしいかんじ。以前はいつも店の外に待ちの人がいたのにねぇ。やっぱりお肉関係のお店はみんなタイヘンなんだろうな。

 でもねぇ、今さら「狂牛病に気をつけろ!」っていわれても手遅れだと思いませんか。(・・・・)
 前の会社で「肉大王」転じて「肉法王(院政)」と呼ばれたこのワタシ、過去十年に食って食って食いまくった肉の量を考えると気が遠くなるよ。むしろ今出荷されてる牛肉のほうが、過去に食べたのよりはるかに安全のような気がする。・・・・って、アレ???

 ちょっと待て。このごろとっても物忘れがひどいワタシ。芸能人の話をしようとして「顔が浮かんでいるのに名前が出てこない!」とか、「友達の結婚式でひさしぶりに会った中学のときの知り合い、すごく知っているのにどうしても名前が思い出せない!」などという某AUのCM風の事件が頻発しているではないか。

 も、もしや・・・
 すでに脳がスポンジ!?

 っていうか、最初っからのーみそスポンジなので今さら恐れてもしょーがないってことでしょうか。ははは!(・・・・)
 そんなわけでワタシは今現在特に牛肉を避けるというようなことはしていない。牛肉オッケー!値段も下がってますますオッケー!やっぱりウシさんの肉はいいですぞ。(酪農王国・北海道の宣伝マン?)

 しかーし!!
 そんなワタシでも、猫ズのこととなると話は別だ。
 自分がクロイツフェルト・ヤコブで死ぬんなら運命だと思ってあきらめる。でも猫はダメ!!ぜったいダメ!!!
 ああどうしよう、キャットフードなんてもろ怪しそうだよ。幸いうちのメインフードはテク○カルだったから、製造国はカナダだかアメリカだ。・・といっても、どこで作られてようとEUから安い肉骨粉なんか輸入して使ってたりしたらおしまいだよね。だけど確実にEUから輸入してた実績がありありの日本で作ってるよりは北米大陸製のほうがだいぶマシかも・・・って、ああ、もうなにも信じられない。心配だぁぁぁ。

 これって、はたから見ると「猫のほうが大事なのか?!」といわれるようなおばかなことかもしれないけど、たぶんニンゲンのお母さんも自分の子についてはこんなふうに思うんじゃないだろうか。うーん・・・
 ホントいうと個人的には「自分は母性本能とかかなり弱そう」と思っていたし、猫を自分のこども扱いにしたりするのってなんかベタでいやーん!なんて思ってたりするのだが、口ではなんといおうとやってることが完全にベタベタではないか。まさに猫を持って知る親心。ああやだやだ。

 ところで近所の焼肉屋さん、とっても安くておいしかったです♪もう一回くらい行きたいけど、ひとりで焼肉ってかなりむなしいものがあるよね。・・・・
 いいんだいいんだ、ひとりで回転寿司行ってやるー。大トロ・ふぉーえばー!!(←?)



 カール巨大化
(10月23日)

 このところカールの成長が著しい。
 といってももちろん精神的に成長したとかいうわけでは全然なく、もっぱら体がでかくなりつつあるというだけの話なのだが、なんだかしらないがあっというまにむくむくむくむく大きくなってしまった。それはまさに「シルバー仮面」がある週から突然「シルバー仮面ジャイアント」になってしまったくらいの衝撃である。(←?)

 ・・なーんていっても、実は毎日見てるワタシはあまり意識していなかったのだが、先週一時帰宅(?)していたダンナが「あかお、でかくなった!スオミより大きい!!」というではないか。
 「ええっ?そうかぁ??」と改めて眺めてみると、たしかにデカいような気がする。すおちゃんのほうが頭がおっきい(・・・・)ので並んでるところを正面から見てもあまりそういう印象はなかったのだが、背中側から見てみると「・・アレ?!」というカンジだ。
 そんなときにカールが「ごそごそごそ」と紙袋に自ら収納されてしまったので、これはちょうどいい!とばかり袋ごと例のあかちゃん体重計に載せてみたのです。

 そ、そしたらなんと!!

 4.6キロもあるではないかぁぁぁ!!!!

 そんなバカな・・・・
 ついこの間はかったときには3.95キロだったのに。あれってあれって、いつだっけ!?
 たしか前回体重を量った直後に日記のどこかで書いたなぁ、と思って過去日記の中を探してみたら10月3日だった。

 な、なんと・・・・
 二週間ちょいで、4.6キロですって〜?!
 ちょっと奥様、お聞きになりまして?そんなこと信じられます??

 カールあかお、いつのまにかホントにスオミ(4.3キロ)を軽く抜いていたのである。
 このままでは程なくしてアイノ(4.8キロ)よりでかくなってしまうではないか!ああアイノ、いろんな意味でオトコとして新入りに負けまくりのあわれなヤツめ・・・

 でも。アイノには悪いが、カワイイ顔のまんま果てしなく(?)デカくなるってのもノルウェージャンのミリョクのひとつだと思うので、このまま行くとかなりでっかくなりそうなカールの存在はけっこううれしい。でっかくってゴロゴロでもみもみ猫・・・イイ!すごくイイではないか!よーし、でかくなれよカール!期待しているぞ!!

 ただ、ひとつだけ問題が・・・
 コイツ、こんなにデカくなってもまだ「恐怖のちゅぱちゅぱ猫」なんです。
 でかい図体で「うきゅーーん」とかあまえ声を発しながらヒザに登って、ひとりでモミモミしつつジブンの体を「ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ・・・」とやる姿は果てしなくマヌケでナミダが出ます。はっきりいって他の猫ズも、ちゅぱちゅぱやってひとりで悦に入っているカールロを見て「・・・・・・」とすごくしらけているのがまた情けなさに拍車をかける今日この頃。(・・・・・)

 ああカール、オマエは5キロになっても6キロになってもちゅぱちゅぱ猫のままなのか!?
 それってもしかして強度のマザコン?!うわあ、それはダメだ。オトコとして終わっているぞ!!

 べつにもみもみでもいいんだけど、ちゅぱちゅぱだけはなんとかならないもんだろうか。4歳5歳の中年猫になっても「ちゅぱちゅぱちゅぱ」とかやっていたらほんまもんのヘンタイではないか!
 カールの行く末が果てしなく心配なワタシであった。ああ〜。



 こゆめが来たりてメシを食う
(10月25日)

 また日記をさぼってしまった。なぜかというと、国内時差生活(・・・・)を送っていたワタシの体内時計が突然はげしく狂ってしまったからである。というより突然ぴたっと合ってしまったからである、というべきか。しーん。

 このところずっと、どういうわけか毎日11時頃になると「睡魔くん」がわらわらと団体でやってきてワタシのアタマのまわりで「寝れ、寝れ〜」とジェンカを踊るのだ。(・・・・)なんかめっちゃイヤなカンジなのでがんばって無視していると、しまいには睡魔くん、輪になってマイムマイムを踊りはじめるのである。これは不気味すぎてとても無視できない。・・あっ、これはモチロン比喩の話ですのでご安心を。あぶないクスリとかやってませんからね♪(・・・・・・)

 とにかくワタシとしては考えられないくらい早い時間に無性に眠くなってしまうので、11時頃に寝ては早朝目を覚ますという老人的超朝型生活にすっかり切り替わってしまった。昔から超夜型で、ほとんど連日明け方まで起きていておひるねで睡眠時間を確保するというクズ中のクズであり、キングオブクズの称号をほしいままにしていたワタシが、なぜ・・・・・!
 おかげで、大好きな「ワールドビジ○スサテライト」(テレ○東京系)も全然見られなくなってしまったではないか。(←マニアック?!)かわりに「ズームインスーパー」とか「めざましテレビ」が見られるようになったけどさ。

 もはやこれはなにかに呪われているとしか思えない。
 それも「オマエにむりやり健康的な生活をさせてやる〜、ひひひ」というヘルシーな呪いだ。
 お、おそろしい〜!!
 ・・・・・・・

 あほらしくなってきた。やめよう。

 早い時間に眠くなるのはどうしてなのかわからないが、早朝5時とか6時に起こされるのにははっきりした理由がある。
 こゆめ時計が「ぴゃ。ぴゃーー。くるにゃーーん」とむずかりながらお越しに・・・じゃなくって起こしにくるのである。
 フツウに甘えてるんならカワイイよ。おいでおいでー、と呼んでおふとんに入れちゃうよ。
 しかしヤツは単に甘えているわけではない。腹が減っているのだ。

 こゆめはうちで一番フードをえり好みする子である。しかし過去の日記をごらんになっていた方ならご存知のとおり、もちろん元々そうだったわけではない。なんといってもこゆめは「初代・伝説の食い意地猫」であり、特に猫缶に関しては「そこにメシがあるから食べるのだ!」というどこかの登山家のような哲学を持ったあっぱれな猫であった。ところが、1歳過ぎた頃から急に食に対してワガママになってきてしまったのである。

 依然として猫缶に関してはひじょーーに意地汚く、他の子の分まで貪り食う往年の迫力は失せていないのだが、問題はドライフードのほうだ。前はよろこんで食べていたアレもコレも、「くんくんくん」とニオイだけ嗅いで「けっ、こんなのいらなーい・・」とヒョウタンツギの目になって立ち去るのである。

 コレ、めっちゃむかつきます。

 それではこゆめが何なら食べるのかというと、ニュー○ロの「ナ○ュラルチョイス・アダルト」である。キツンはダメだし同じメーカーのマッ○スでもダメ。とにかくナチュラル○ョイスばっかり食べたがる。
 ところがコレはカールあかおもわりとお気に入りのフードなので、食い意地猫2ひきの壮絶な奪い合いになってしまう。結果として毎回、いっしょに出してあげたテクニ○ルは残っているのに先にナチュ○ルチョイスだけがはけてしまうという事態になるのである。

 別にカールはいいのだ。基本的に出されたものはなんでも食べる子なので、ナチュラルチョイ○がなくなったならなくなったであとはテ○ニカルをばりばりばりと食ってくれるもんね。
 問題はこゆめだ。こいつは好みのフードがなくなると「ぴゃーん、きゅるるーん」とあわれっぽくカワイイ声を出してワタシに迫るのである。無視すればいいんだけど、あまりにもしつこくうるさいのとあまりにもカワイイのでいつも負けてしまう意志の弱いワタシ。ばかばかばか!(・・・・)

 要するにコレが「こゆめ時計」の正体なのである。ちょうど明け方おなかがすいてきたころに「ゴハンごはんゴハン!」と好みのフードを欲しがるこゆたんがぴゃーぴゃー督促にくるので、健康的に早く寝てしまったワタシは思わず目を覚ましてしまうのだ。この場合早く寝たことがアダになっているのは間違いない。だって前は目が覚めなかったもんね!(それもどうかと思うが・・)

 でもでも、寝る前に出してあげたテク○カルはまだ残っているのに・・・他の子はこんなことしないのにぃいいぃ!

 選り好みしまくるのも困りものだが、こゆめについてはもうひとつ気になっていることがあった。こゆめがフードを食べたあとにはなぜかぽろぽろと細かいクズが出るのだ。他の子たちはキレイに食べきるのにどうしてこゆめだけ?もしかして歯並びが悪いのかなぁ??などと心配していたのだが、ワタシはおそるべき事実を知ってしまった。

 たまにいるらしいんですのよ、フードのかどっこだけをキレイに残すワガママ野郎が。
 これってつまり、ニンゲンでいえば「食パンのミミだけ残すおこちゃま」ってカンジ!?
 うわあ、こゆめーーー!!!お、おまえって、やっぱり・・・・!!

 顔はかわいいけど心はブラックな猫・こゆめ。
 食欲だけの女・こゆめ。

 なんだか心が寒い今日この頃・・・っていうか外も寒いけどね、北海道だから。
 要するにあまやかすワタシが悪いんですよね。出してあげちゃダメなんですよね。ああ馬鹿っ母。



 謎のオヤジ猫
(10月26日)

 昨日書き忘れてしまったが、ついにヤクルトが日本一になりましたね。
 4回くらいからずっと中継を見てたんだけど、ナイスゲームでしたね!とにかく巨○がからんでないから、どっちが勝ってもイヤじゃなくて(笑)とっても楽しかったです。
 しかし古田はすごいよ、シリーズ中ずっと中村に全然仕事させなかったもん。そうそう、前回笑かしてくれた石井が誰に抱きつくかチェックしようと一生懸命見ていたのだが、古田がウィニングボール取ってしまったのでカメラがおもいっきり前に出ちゃってたでしょ。おかげでピッチャーマウンドのほうがほとんど映らなかったからよくわかんなかった。ざんねん!(←?)
 あと、「ファンの皆さん、優勝おめでとうございます!」と「オールスター、がんばります!」で全国の野球ファンをひっくり返らせた天然気味の若松監督の新たなナイスボケに非常な期待を寄せていたのだが(・・・・)今回はかいしんのいちげきが出ませんでしたね。残念でしたね。(←?)でも楽しかったよ。これで今年の野球もおしまいかぁ。ヤクルトよ、すてきなギャグをありがとう!来年また会おう!

 ・・・とオヤジのように野球の話から入ってしまったところで我が家のオヤジ話をしようと思う。
 ウチには約いっぴき恐怖のオヤジねこがいる。年齢に似合わぬ妙にオヤジくさい言動でワタシをガクゼンとさせるそいつの名は!!

 カールあかお(生後7ヶ月半)である。

 しかし周知のとおりカールはすさまじいあかんぼ猫で、重量4.6キロに達した現在でも自分のおなかをお母さんのおっぱいに見立てて「ちゅぱちゅぱちゅぱちゅぱ・・」とひたすら吸いまくるヘンタイ少年だ。
 それだけでもオトコとしては十分やばいというのにさらにオヤジだなんて。すでに終わっている。終了である。

 ではどのへんがどうオヤジなのか。
 たとえばヤツが寝るとき。「うにゃーーん」とむずかり泣きしながらワタシのフトンに飛んできたカール、まずはひとしきり「ひとりちゅぱちゅぱ」を堪能する。この時点でワタシ的にはすでに「・・・・・・」という心境になっているのだが、ここまではまぁタダのあかんぼ猫にすぎないといえよう。いや、ココまででも十分ヘンタイっぽいけど。(・・・・)
 しかし問題はちゅぱちゅぱが終わってからだ。カルおの野郎ときたらいきなり「どーーん」と図々しくワタシの枕にあたまのっけてきたかと思うと、ヒトの鼻先で「ぷひゅーー」でかい音声つきの鼻息をもらす。なんかすごくオヤジくさいその仕草にボーゼンと成り行きを見守っていると、今度は「むにゃくちゃくちゃ」となにやら口をもごもごさせてキャットフードくさい息を吹きかけたりしたあげく「ぷひー」ともういっぺんでかい鼻息をもらし、エラそうにふんぞりかえってすぴすぴ熟睡しやがる。

 ・・・オヤジくさくないですか、これ。
 なんというか動作のひとつひとつが果てしなくオヤジなんだよね・・・

 あかんぼでありながらオヤジくさい猫カール!
 ニンゲンに換算したらまだ小学生くらい(推定)のくせにオヤジなガキ・カーール!!
 今からこんなだなんて、こいつがホントにオヤジと呼ばれるくらいの年齢になったらどんなことになってしまうのだろう。
 おそろしい。おそろしすぎる。
 カルおの行く末が果てしなく心配なワタシであった。

 こうなったらせめて口臭予防にだけは気を使ってあげようと思って、「デンタビッツ」なる新製品を買って来たよ・・・歯垢がとれるスナックだそうだ。あかお、これ食べてみてね。しくしく。



 突然・写真日記
(10月27日)

 最近ぜんぜん猫ズの写真を載せてないなぁと思ったので、とつぜんですが本日は「写真で綴る・猫ズ近況」をお送りします。っていうか、ネタないし。(・・・・・・)

 そういえばカールあかおくんがやってきてそろそろちょうど2ヶ月だ。
 毎日食っちゃ寝てごろごろちゅぱちゅぱしているうちににょきにょきとタケノコのように大きくなったカールだが、ここまでの彼の来し方は決して順風満帆なものではなかった。

 思えばこれまでに加わった子たちは特に先住猫たちから強い拒否反応を食らうこともなく、割とすんなり仲間入りを果たしてきたものである。その点我々は非常にラッキーだった。・・あ、アイノが来たときに無言のスネスネ抵抗をしていた三毛柄ちゃんが約一名いたけど。ははは。

 しかし今回の新入りカールは最初からかなりデカかったのがいけなかったのか、今までに比べるとちょっとばかし時間がかかってしまった。でっかいくせに中味はあかんぼうだったカルおがなかなかみんなに遊んでもらえず「なんでなんでみんなぼくを避けるの。さびしいよう。きゅぅーん」とかなしそうに鳴く姿は、カールが異様にフレンドリーな子であったことも相俟ってかなりフビンだったものである。
 しかし徹底的に素直であまえんぼなカールは、うちに来てから一度も他の子に対して吹いたり怒ったりしなかった。アイノだってこゆめだって最初は吹いてたもんねぇ。エライ!
 それにカール、これでけっこう場の雰囲気が読めるというか、マジで嫌がられているときはすごすごと引くのも良かったんじゃないかと思う。・・・え、そんなのあたりまえ?いやいや、アイノには出来ないよ。アイツはどれほどうとまれようと「おねーちゃーーん」としつこくくっついていくばかばか猫だから。(・・・・)

 とにかく仁義も守れば礼儀も(少しは)守る男・カールは、いつのまにかなんとなーくなし崩し的に他の猫ズと馴れ合ってしまったのであった。よかったねー、カール!

 そんなわけで近頃はなんとこんな姿も見られるようになりました。最初の頃から考えるとユメのようである。

こゆたん、目がヒョウタンツギになりかけ。
でも、この子ちょっと図々しいわよ。えいえい、あっちいけ。(こゆめ様・談)

 実は当初もっともカールをおそれて隠れまくっていたのはこゆめだったのだが、一番最初にヘイキになったのもなぜかこゆめであった。いったん「このガキ、全然こわくないわ」と認知したとたん、むしろこゆめのほうからカールに興味をしめして遊びをふっかけたりするようになったからオドロキだ。でも、自分が遊びたい気分のときだけ追っかけっこに誘うけど、カールが「あそぼー」っていっても冷たくムシしたりするよね。

 こ、こゆめ・・・
 アンタは、とことんオンナだねぇ。

 まあ、これからもなるべく仲良くしてやってくれ。ニンゲンからのお願いです。

 では、残りのおふたりにも登場してもらいましょう。

キミたち、ねぐせついてない?
なんかピントぼけてない?この写真。
横の白い子はいつも頭のピントがぼけてるけどね。(スオミ様・談)

 これは「もうすぐ引越しだから出しっぱなしにして慣れさせとこう」と思って引っ張り出しておいたでかでかキャリーバッグなのだが、朝起きてきたら自動的に収納されていた約二ひきが妙にかわいかったので思わず写真を撮ってしまいました。っていうかすおちゃん、こんな狭い空間にアイノとふたりで詰め込まれてても怒んないんだね。
 ホントはキミたち、仲良しでしょう!・・だって、こゆめだったら怒ってると思うよ。(・・・・・)

 しかしコイツらをひとつのキャリーで運ぶのは肩がぬけちゃいそうなのでカンベンしてほしい。10キロだぜ、10キロ・・・
 でもなぁ。アイノとあかおでも10キロだよなぁ。こゆめとスオミでも8キロくらいかなぁ。

 ・・・・・・
 持てないよ。
 どうすればいいんだぁぁぁぁ!!!

 ちなみにありえない組み合わせとして「スオミとカール」「アイノとこゆめ」というのがある。コレだとキャリーの中で殺し合い(というか一方的に女の子ズが男の子ズを襲う)が発生しそうなので絶対に実行不可だ。

 って、なんか「虎の子渡し」みたいだねー。ほら、お母さん虎がさんびきの子虎を連れて川を渡るやつ。お母さんは一度にいっぴきしか運べないけど、子虎のなかの一匹が異様に凶暴で、お母さんがついていないときに他の子と一緒にしておくときょうだいを食い殺しちゃう!という設定で、さてどうやったら無事に三匹とも向こう岸に連れていけるでしょうか?っていうアレ。答えわかりますか?知らないという方、ぜひ解いてみてね。
 っていうかあんまりだよなぁ、この設定は。いくらなんでもコドモのときから兄弟と殺しあうってこたぁないでしょう。虎に指を食い切られてもヘイキなふりをして虎の命を守ったムツ○ロウさんからクレーム来ちゃいそうだ。(←?)・・ありっ、それってライオンだったっけ??まぁ同じ猫科だし、似たようなもんだよね!

 ・・・虎はどうでもいいんだってば。ココで問題になっているのは猫の本土渡しである。
 やっぱしキャリーはみっつにして、スオミとこゆめは一緒に入ってもらうか。・・・・ああ〜、それでも重いよ・・・いったいどうすればいいんでしょう。ナイスな解答募集中。



 スオミチェック!
(10月29日)

 猫ってよく「くっさーい!」って顔しますよね。
 うちではよくスオミにやられるんだけど、自分からこっちに近寄ってきて自主的に(←ココがポイント)ワタシの足のニオイなんかを嗅いでおいて、いきなり口を半開きにして「くっせーー」ってカンジの顔をしやがったりする。アレ、めちゃくちゃアタマに来ませんか。
 少なくともワタシ的にはアレをされると「くそー、ムリヤリ嗅がせたわけでもないのに!自分で勝手に嗅いでおいてその反応はナンだぁぁぁ!!!」と暴れたくなる。ホント猫ってのは失礼なヤツラである。

 とはいえ、猫としても別にニンゲンにイヤガラセをするために口を半開きにしてるわけではなく、ちゃんと科学的?な根拠があるらしい。まずあの口半開きのなんともまぬけな顔は「フレーメン反応」というもので確か猫の口の中にある「ヤコブソン器官」なるものに直接ニオイを取り込んで嗅いでいる、ということだそうだ。よくわからないがなんだか納得できる説明である。(←どっちだ!)また、フレーメンについて説明していたモノの本には「発情期の異性のニオイをキャッチするときにこの反応を起こす」というふうにも書かれていたような気がする。

 ・・・といわれると理系的説明にきわめて弱いワタシはまたまた「おお、そうかそうか」と納得しそうになるが、ちょっと待て。どう考えてもワタシの足は発情した猫ではないぞ。(キッパリ)
 そのあたりを踏まえて(?)普段の行動から推測するに、どうもヤツらは「発情のニオイ」に限らずニンゲンのものにしろ仲間の猫たちのものにしろ何か「生物的なニオイ」を嗅ぎつけたときに「口半開き顔」になっているような気がする。・・・ってことはワタシの足は生物的なニオイがするのだろうか!?ギャー!!なんかむかつくー!!!
 ワタシの名誉のためにいちおう言っておくが、ワタシの足は別にくさくありません。ホントです。少なくともニンゲンの鼻的にはにおいません・・・・しくしく。信じて。(←なさけない)

 さて、ここからがやっと本題である。(例によって前置きが長い・・)
 昨日すおちゃんがめずらしくワタシのおふとんにやってきてゴロゴロいってくれちゃったりなんかしてとってもシアワセ♪だったんだけど(・・・・)、そのときにスオミが突然「ん?」というカンジで動きを止めた。どうしたんだ?と見ていると、スオミ、おもむろにシーツをくんかくんかと嗅ぎ始めたのだ。かたずを飲んで見守るワタシの前でしばし黙々と真剣にニオイを嗅いでいたすおちゃんが、ややあって顔をあげると!

 いきなり口が半開きになって「・・・・・」と何か訴えたそうな目でワタシを見ているではないか。
 なんだそりゃあぁぁああぁ!!なぜなぜワタシのフトンで?!?!

 しかもスオミはその後すぐに「こんなクサいところにはいられないわ」とでもいうようにそそくさと立ち去ってしまったのである。い、いったいこれは・・・!と衝撃を受けたワタシは、思わずスオミが嗅いでいたあたりをくんくんと嗅いでみましたとも。
 そしたら、仄かになんだかなつかしいニオイが・・・・

 このニオイは!!
 ちょうど一年ちょい前、アイノが発情っぽくなって「おしっこくさい猫」に変貌していたとき、なんとなーーく部屋全体に立ち込めていたあのニオイだぁ!!っていうか、アイノのおしっこのニオイだぁぁ!!!

 そういえばすおちゃんチェックが入っていたこの場所は!さっきアイノがスリスリしに来たときにさんざんおすわりしたりコロコロころがったりしていたところではないか。がーん。
 そういえばアイちゃん、あのときちょっぴりおしっこくさかったような気がする。アイノはケツの始末がヘタクソな子なのでそんなのはよくあること(・・・・・)だからあまり気にしていなかったのだが!

 いつのまにかしっかりシーツにくっつけられていたんだね。・・・
 やっぱり気にするべきでした。

 かくしてシーツが速攻で洗濯機行きになったことはいうまでもない。ああ危なかった。(←なにが?)
 しかしスオミが小姑みたいにチェックして「くさいわよ!」と指摘してくれるまでそれに気づかないワタシって、猫くささに関してすでにかなり鼻が麻痺しているような気がする。これはやばい。ホントに気をつけないと、自分がヘイキでも他人には「!?」ということがあるかもしれない。うちは猫がいっぱいいるわりには全然くさくないもんね!と思っていたが、ホントはくさいのかも・・・!もうワタシにはわからなくなってるだけだったりして。がーーーん。

 猫飼いの人は、ときどき猫がいないおうちの人に来てもらってニオイをチェックしてもらったほうがいいかもしれないです。お互い気をつけましょう・・・



 つめとぎグルメ
(10月30日)

 猫は好きなんだけど、飼おうかな。どうしよっかな。・・・などと迷う人にとって最初に気になることは、おそらく「つめとぎ問題」なのではないだろうか。猫飼いにとっての真の永遠のテーマは「トイレ」と「メシ」だと思うが、飼い始める前はむしろそっちのほうが気になるという人も多いような気がする。

 個人的には元々あんまり几帳面でもきれい好きでもないせいか、べつに新築マンションのフローリングをキズだらけにされようとタタミにゲロ染み作られようとたいして気にならない。だけど貸家だったらやっぱりそうも言ってられないだろうなぁと思うし、持ち家の人だって日ごろからキレイに掃除して磨きあげてるような場合、やっぱりあんまりぼろぼろにされるには忍びないってことはあるだろう。基本的に「別にいいや」と思ってるワタシだって、ゲロ染みはちょっぴり泣けたもんね(笑)。

 しかし幸いにも我が家では、つめとぎ問題で苦しんだという記憶はほとんどない。
 思えばあれはスオミがまだうちにきて間もない頃。ちびちびすおちゃん(死ぬほど可愛い)がたどたどしい手つきで布のソファに「かりかりかり」とはじめたとき「おお、いっちょまえにツメといてるよ!かわいーー!(←おやばか・・・)よし、早速つめとぎを買ってあげないとね!」とペットショップに向かった我々は、その店先でステキなつめとぎくんにひとめぼれしてしまったのだった。

 はっきりいってすごく高かったが、えらくがっちりとした麻縄巻きの柱状のつめとぎで、他のものと比べると明らかに段違いにモノが良い。ちょうどサ○セイで売られているキャットタワーの柱部分だけをちょっと細くしたような、ずっしりと重い逸品(?)だ。
 しかし「これで使ってくれなかったら目もあてらんない」というくらいのお値段だったため、さすがにしばし悩んだのだが、結局「よしっ、可愛いすおちゃんのためだもん!思い切ってコレにしよう!」と親ばかモード全開でそれをゲットしてしまった。こういう底辺の親ばか野郎のおかげでペット産業は隆盛を極めているんだね!このように親ばか経済効果は大きいものなのである。(←?)

 経済効果はおいといて。なんとこのつめとぎ、その後長きに渡って予想以上の大好評を博した。出した瞬間から速攻ですおちゃんが使ってくれるわ、あとからやってきたアイノもこゆめも喜んで使ってくれるわ、そりゃもういいことづくめだ。それにしても、使ってもらえてホントによかったよ。(小市民的)

 しかし!いかに大活躍してくれたつめとぎ君といえども、さすがに寄る年波には勝てぬ。(←?)2年も使い続けてたもんだから最近さすがに縄がつるつるになってしまったうえ、ついに縄の一部が切れてしまって余命いくばくもないってカンジになってきた。
 なんとか他のに乗り換えてもらおうと同じような形のものをいくつか買ってみたのだが、初代つめとぎ君があまりにも好評すぎてどいつもこいつも他のつめとぎにはほとんど目もくれない。新品をならべて置いてあげてるのに、みんながみんなわざわざぼろぼろになった初代つめとぎばかりを使おうとするのである。
 なんてことだ。最初にゼイタク品(・・・・)を与えてしまったばっかりに、ヤツラはすっかり「つめとぎグルメ」になってしまったのか!

 しょうがないのでこの際少々高くても同じものに買い換えようとも考えたのだが、なぜか初代くんと同じ品はどこにいっても二度と目にすることはなかったのである。思えば買ったときだって「現品限り」だったもんなぁ。広告でもネットでもあんなのみたことないし。困った。とても困った。
 しかしじっくり構造を調べてみると、かなりがっちりしたつくりの初代くん、麻縄を買ってきて巻きなおしてやればまだ使えそうな感じがする。うまく巻けるかどうかいまひとつ自信がないが、ここはひとつエコな観点からも資源の再利用をはかるべきか!

 ・・・などとつらつら考えていた折から、とつぜん我が家は本土に引越しすることになった。
 先日引越し業者さんが「とりあえずどうぞ」と20枚もダンボールを置いていってくれたのだが、さすがに20枚もあるとバラのまんま重ねて立てておいてもそれなりに厚みがある。
 こんな悪目立ち(?)する謎の物体をうちの新しもの好き猫ズが放っておくわけがない。さっそく猫ズはダンボール(縦)の上に「ぴょーん!」と飛び乗ったり寝そべったりして新たな遊び場として活用するようになった。
 そこまではまぁ予想通りというか、そうなるだろうなーというカンジだったのだが!

 ある朝起きてきたワタシは驚愕した。
 ダンボールのまわりに、細かい紙のカケラがばらばらと落ちまくっているではないか。
 うわー、掃除機かけなくちゃ!
 ・・っていうか、これはもしや!?と固まるワタシに、こゆめ様が親切にも目の前で「ばーりー、ばーりー」とダンボールの断面でツメを研ぎまくるところを見せてくださった。

 さすが実演つきだとすごい説得力だ。
 「ほーら、おたくの猫ちゃんもこれで安心!」などとテキヤのおっちゃんに畳み掛けられたら思わず買ってしまうくらいの説得力である。(←?)

 っていうか、おいおい!ダンボールの上側がボロボロじゃないかぁぁぁぁ。しかもかどっこがかじられて欠けてるじゃないかぁぁぁぁ!

 ためしに一枚ガムテープ貼って組み立ててみたところ、上から見ると明らかに角がかじられてへっこんでいる。とってもあやしい。しかも箱の上側におもいっきり猫の歯型までついてたりするのがまた最高にものがなしさを漂わせている。ケモノの気配びんびんだ。

 ああ、前回の引越し時のフタ地獄に引き続き、今回もまた引越し屋さんにあやしい目で見られてしまうのか・・・
 この場合、箱の天地を逆にして立てておかなかったことが災いしたといえよう。せめて底の部分だったらこんなに目立たなかったのに!

 いいんだいいんだ、どうせわたしゃケモノと暮らしてるんだよ!けっ。(←逆ギレ)

 ワタシ的には引越し屋さんに対してちょっぴりはずかしいものの、彼らの置いてってくれた箱のおかげでつめとぎの素材に関しては非常にうるさいと思われていたうちの猫ズが実は最も庶民的な素材「ダンボール」もイケるくちだったことが判明したのである。ありがとう引越し屋さん!ダンボールのつめとぎだったら近所のスーパーでも売ってるよ。・・・・

 でもダンボールでつめとぐと、すっごいゴミが出るんですけど。ちょっとイヤかも。・・・
 やっぱり麻縄を巻き直そうとひそかに決意する掃除ギライのワタシであった。

 あっ、とりあえず重ねた箱の上下を逆さに立て直しておきました。こっち側だったら見えないからね、いくら研いでもオッケーだ!ゴミは出るけど。(・・・・・)



過去の日記インデックスへ


●三毛猫党宣言  ●うちのねこたち  ●定番!ふぉとぎゃらりー  ●ぼちぼちだいありー
●自己紹介  ●ここがヘンだよ!北海道  ●リンク

ホームへ戻る