![]() |
過去の日記置き場です。 いちおうしばらくは置いときます。 |
4月16日(月): 仲良しさん♪・・・(ナミダの証拠写真付き)
写真が出てきた!(4月17日) このあいだ、すごくいっぱい写真が出てきた。 すべて未整理のまんまのもので、写真屋さんがくれる紙製のアルバムに入れっぱなしにしているのが10冊くらいあったのだが、あけてみるとみーーーんなスオミ様の写真ではないか。 それも、まだ中猫(こねこよりは大きいがおとなねこよりは小さい状態であると言いたいらしい)のときの!! すおちゃんは12月生まれなのだが、このとき出てきた写真は4月から10月の間に撮影されたとおぼしきものであった。すなわち、生後4ヶ月から10ヶ月頃のスオミの記録だ。 ひょえー、かわいいよぅ。(笑) でもホントにかわいいの。どうにもなんないくらいカワイイの。「うおー!」と叫びながら写真を見ている我々のところになまスオミがやってきて「なになに?」とウロウロするのも目に入らないくらいカワイイのー。(なにか間違っている気もするが・・) だって小さいんだもん。 思えばその頃は画素の粗いデジカメしか持っていなかったので(当時のデジカメで撮影した写真はココにあります。かなりキタナイです)、「スオミ様成長の記録」を撮るのは普通のAPSのカメラが主流だった。デジカメと違って結果が確認できないので失敗写真もかなり多かったし、現像するにもおカネがかかるので、そりゃー大変だった。それでも我々は、ほとんど「芸術はバクハツだ!」状態で狂ったように撮って撮って撮りまくっていたのである。 そんな写真がウン十枚。・・どころではなく、たぶん百枚くらいは軽くあったんじゃないかと思う。 おやばかパワーってのはホントにおそろしいものだ。 しかも今になって改めて見てみると、最初の夏のすおちゃんときたらめちゃくちゃハゲハゲだったことがわかった。・・・いや、当時も「ハゲてるなぁ」とは思ってたけど、比較対象物がいなかったからねぇ。ここまでハゲてたとは思わなかったよ。ははは。 そもそもノルウェージャンという猫じたい、首のまわりがゴージャスにふさふさしてるところもウリのひとつだと思うのだが、当時のスオミの首回りといったらもうくびれがクッキリでエステのCMにも出れそうだ。しかも模様が三毛なことも災いしてどっからどう見ても「ふつうの日本猫・三毛」というカンジである。 じっくり当時のスオミを見るにつけ、ワタシはひそかに反省した。 というのも、ワタシはこゆめのことを密かに・・というかおおっぴらに「この子、ちょっとハゲ気味だなぁ・・」と思っていたからである。もちろんこゆめはまだこどもだからしょうがないんだけど、スオミやアイノと比べるとかなり毛並みが貧弱で、フサフサ度がイマイチなのだ。それで「こゆたん、はげー♪」などとからかっていたのだが、どう見ても当時のスオミは今のこゆめの比ではない。こゆめをハゲとよぶならスオミはつるっぱげだ。その違いは波平さんと織田無道くらいハッキリしている。 ・・関係ないけど、毛がはえていない「スフィンクス」っていう猫種があるでしょ。このあいだ猫の雑誌で、三毛のスフィンクスの写真を見たんだけど・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ すごかった。 三毛柄のイレズミを入れた極道宇宙人かと思った。(スフィンクスファンのかた、ごめんなさい) いやー、アレじゃ銭湯にはは入れないねぇ。(←?) っていうか、もしスオミの毛をバリカンで全面的に刈ってみたら中にアレが入ってるのか?!と思ったら、スオミを見る目がちょっと変わってしまったよ。うおー、見たいよー。でもあんなの入ってたらイヤだよー!! えー、ホントに関係なかった。 そういうわけで、こゆたんは実はあんまりハゲてないということが判明しました。あんなにハゲてたスオミも今ではそこそこ毛が吹いてフサフサ猫に成長してるんだから、こゆめなんか全然問題ないよ。よかったね、こゆたん!(←?) もうひとつ気がついたのだが、スオミの写真はとにかくいっぱいある。デジカメのも合わせると、そりゃもうびっくりするくらいの写真の量だと思うのだが、アイノの写真はそんなにないんだよね。来たばっかりの頃はものめずらしさも手伝って結構撮影されてたんだけど(文字通りなんだかものめずらしい子だったし。笑)、スオミのときと比べるとだいぶ減っている。さらにこゆめになると、目に見えてがくんと写真の量が減ったことは疑いのない事実である。 これって、ニンゲンのきょうだいでも同じ現象が起きるよね。長男長女はやたらと写真がいっぱいあるのに、二番目以降の子になると急にアルバムの数が激減してたりする。 全国の次女のみなさん、どうですか。子供のとき、「なんでおねえちゃんだけアルバムが三冊もあるのに、あたしのは一冊なのー?」と親に聞いたことはありませんか。経験者は語る。ワタシは次女だからね・・・・・ふふふ・・・・(むなしい笑い) やっぱり「猫を複数飼う」っていうのは、いろんな意味でものすごく親心を知らしめるものみたいだ。 ごめんねこゆめ。アンタ、かわいいのにねぇ。 ちょっと反省して、きのうはこゆちゃんの写真を少し撮ってみましたとさ。ちゃんちゃん。 |
レッツ・リンボー(4月18日) 部屋でごろごろくつろいでいるときに猫がとことこ近くを通りかかったら、皆さんならどうするだろうか。 思わずなでたくなって、手が出ますよね。 そんなとき、たまたま猫が「甘えてもいいなモード」であれば、背中がきゅーっとかたくなってしっぽがぴーんと立って、ついでにゴロゴロいってくれちゃったりすることもあるだろう。 いやー、カワイイですね。甘え猫。 しかし、猫というイキモノはそうそうニンゲンの思うとおりにはならないものである。「今はあんまり構ってほしくないモード」の時になでられたりすると、迷惑そうに「うにょ〜ん」と手の動きをよけるかのごとく背中をひっこめるようにしてすりぬけていっちゃった、という経験がある人も多いのではなかろうか。 我が家ではあの「うにょ〜ん」と背中をくねらせる動作を「リンボー」と呼んでいる。いや、なんとなくあの背中の反らせ方が「リンボーダンス」を彷彿とさせるからなんだけど。 とにかくリンボーはアタマに来る。 「すおちゃん、ちゅきちゅきー♪」・・となでようとしたのに「ぐにょ〜ん」とリンボーされるとかなりムナしく、かつムカつくものである。ちなみに、やっぱり女の子のほうがマイペース度が高いようで、リンボーする率は女の子たちのほうが圧倒的に多いようだ。 アイノはめったに撫でられるのを拒否することはないのだが、アイノにリンボーされると「げ、アイノなんかにリンボーされたよ。こいつ、ばかばかのくせにナマイキ〜!」という歪んだ心理により、倍もムカつくところが(アイノの立場になってみると)ちょっと悲しい。 さてその「リンボー」なのだが、こゆめのリンボーぶりがまたスゴイのである。 なにがスゴイって、あんまり背中をひっこめすぎて、おなかが床についちゃうのだ。 スオミの場合は、「するっ」と巧みに必要十分なだけ背中をうねらせて「のれんに腕押し」的感触を残して優雅にすりぬけていけるのだが、こゆめの場合は「みにょ〜ん」と背中を引っ込めるのはいいのだが、床にぶつかるまで反らしちゃうもんだから、ニンゲンの手と床にカラダがはさまれてしまって、「べちょっ」と体の真ん中を床につけたまんまその場に詰まっちゃうのである。明らかにそれはやりすぎだ。・・うーん、この状況わかるかなぁ。説明がむずかしいな。 こんなことになるのも、こゆめが妙にからだの柔らかい子だからかもしれない。それにしても、なにも床におなかを引きずってまでよけようとしなくても良さそうなもんだよなぁ。うーん、やっぱりアタマに来る。アタマに来るから、「べちょっ」と床に伏せても放してあげないもんね。ひひひ。 こゆめとしては「するっ」と優雅にしなやかにニンゲンの手をすりぬけたつもりなのに、何故か「ぎゅむっ」と背中が詰まって「伏せ」みたいなポーズで立ち往生しちゃうわけだから、いつも敏捷で運動神経バツグン!のこゆめだけに自分でも何が起きたか良くわかんないってカンジで「?????」とクエッションマークを飛ばしまくるのがなんともマヌケかわいくてやめられない。 これはもしかすると「狩りをされる動物・アイノをおっかける」(過去の日記参照)ことと並んで、我が家の二大猫遊び(←?)といえないこともないかもしれない。 そんなわけで連日「レッツ・リンボー!」のかけ声とともに謎の猫リンボーが繰り広げられているのであった。 うーん、こゆめ、かわいいー♪(←結局おやばか) |
寝息が早い(4月26日) 五日間の不在から帰ってきて二日目。昨日の日記では「みごとな片想いぶり」を嘆いたが、実は昨日のうちにすおちゃんの添い寝もアイノのヒザ寝りも達成してしまった。 うーん、これってなついているの?なついているの?? でも、いなければいなくてもヘイキ。 ああ〜、きょうもフクザツなワタシであった。 それにしても、数日振りにスオミにめちゃくちゃ甘えてもらってひっついて寝られたりなんかするともうホントに猫愛大爆発!っていうか「もうアナタなしでは生きられないわ!!」という演歌のような心境になってしまう。 うちのさんびきの猫ズはみんなかわいい。それぞれ違った良さがあり、全員ものすごく愛しいのだが、それでも実をいうとスオミはワタシにとって特別な子だ。一人っ子として過ごした時期が長かったせいか、ワタシへの依存度もいちばん高いと思うし、甘え方もすさまじいし(・・・・)、控えめでいつも引きがちでちょっと扱いにくいところもまたたまらない。 それで気づいたのだが、ニンゲンだったらどうだろう。 やっぱり長男長女っていうのはこんなふうに特別なんじゃないだろうか。 「おねえちゃんとわたしとどっちがすき?」というのはきょうだいがいる人なら小さいときに必ず親にきいたと思われる定番クエスチョンだと思うが、これに対してはまた「どっちも同じくらい好きよ」という定番アンサーが返って来たことだろう。 しかしっ! 猫を持って知る親心。(←?) きょうだい間の愛情に順位はあるのだ。厳然としてあるのだっ。 写真の量だって違うのだぁぁ。(4/17の日記参照) そしてワタシは次女でした。 うう、さびしい。さびしいぞ・・ まぁそれはともかく、寄り添って寝ている「特別な子」であるスオミの寝息はニンゲンのそれよりかなり早くて、イコール「猫」という生き物のニンゲンとの寿命の違いが実感されてなんだか哀しくなる。 わりと最近、親戚の家で犬が死んでしまった。 もう15歳だったそうだから犬としては早過ぎる死ではなかったと思うが、飼い主の叔母は当然ものすごく悲しんで泣き暮らしたらしい。叔母の家はかなりの犬好きで、前にも飼っていた犬を13歳で癌で亡くしており、そのときもめちゃくちゃ嘆き悲しんでうちの母を辟易とさせたのであった。 母は「またそうやって泣くんだから、もう犬を飼うのをやめたら」といったのだが、それでも叔母はもう少ししたらまた犬を飼おうと思っているらしい。 なんだかわかるなぁ。と思った。 どんなに最後が悲しくても、それまでの間にはかりしれないシアワセをくれるんだもんね。そのシアワセには、なにものもかえがたいものがある。陽はまた登るし、春はまた来るのである。(←?) うーん、やばい。実は先週帰省しているあいだに某有名イタリア人指揮者が急死したというニュースを聞いたせいで、最近またちょっと死について考えちゃっている。いや、別にその指揮者は全然好きでもなんでもなくて・・っていうか大っキライだったんだけど(笑)、好き嫌いを越えて「とてもちゃんとした音楽家」だったと思うので、こんなに早く亡くなったことがとても残念だ。マトモじゃないヤツが出世しまくるご時世、ああいう人には長生きしてもらいたかった。 だんだん何の話だったかわからなくなってきたが、いずれにしろ猫たちには少しでも長生きしてほしい。そこんとこをよーく考慮してもらって、すおちゃんにはもうちょっとゆっくり呼吸してほしいものである。(?) ちなみにアイノはかなり呼吸テンポものろいかんじがする。「も」というのはもちろん「アイノの動作が全体的にのろい」と暗に指摘しているわけではある。まぁなんでもいいから長生きしてくれ。特にアイノ、オマエは最初っからアルツハイマー気味だから、将来ボケても恐くないしね。 |
夢の抱っこ猫?(4月27日) さいきんアイノがヘンだ。 といっても、アイノといえばいつも究極のばかばかぶりと想像を絶するとろとろぶりを披露してくれるかなり稀少な猫だから、ナチュラルヘンといえないこともないのだが。しかしここでいいたいのはそういうヘンではなくって、いい意味のヘンである。 ・・・・ いい意味のヘン、っていったいなんだろう・・・ 自分で書いといてナンだけど、「ヘン」にいいとか悪いとかあるのだろうか。国語審議会的に間違っているような気がするなぁ。 まぁいいか。 とにかく、アイノの何がヘンって、やたらとワタシにへばりついてくるのである。 思い起こせば今月の初めごろ、アイノは初めてワタシのひざに乗って寝てしまったりなんかしたのであった。(感動の記録はコレ) あのときはうれしかった。ほんとうに心の底から思いっきりうれしかった。 しかしそのヨロコビは、畳み掛けるようにそれからほとんど毎日やってきたのである。 一度ひざ寝りを覚えたアイノは、ワタシがパソコンに向かっているといつも同じように「ぴょーん」とヒザに飛び乗ってごろごろ甘えて「びにょ〜ん」とのびて寝てしまうようになったのだった。 うれしいいいい。 しかしアイノはヒザで寝るにはややでかいサイズであるということも書き添えておきたい。4月現在、推定4.7キロである。なんで推定かというと、ハカリにのっけると恐怖のあまり速攻逃げようと暴れまくるのでデジタル表示があがったりさがったりしてピッタリ止まってくれないからだ。 ともかくワタシは日夜非常に努力している。アイノくんを安らかに寝かせてあげるためにめいっぱい背もたれに寄りかかってスペースを作り、ヒザが傾いていてはかわいそうだとつまさき立ちでヒザ上の面を地面と平行に保ち、さらに寝相のわるいアイノがずり落ちないようにと片腕でアイちゃんの体を支えなければならないのである。 重いし、足はぶるぶるしてくるし、背中もイタくなってくるし、腕もだんだんだるくなる。しかし一度決めた体制を動かすことは許されない。かなりけっこう苦行なうえ、ヤツが寝ている間中パソコンの操作はおろか、本を読むこともねっとさーふぃんも出来ずに「ぼーっ」としていなければならないのが特につらい。 ヒマってつらいものだったのね。 「えー、なんにもできないの?」と思ったアナタ。ちょっとビジュアルに想像してみて欲しい。 この体勢で何か他のことが出来る人がいたらぜひ教えてもらいたい。 ちなみに今日のこの日記も、アイノ禍によってここまでに2回中断を余儀なくされている。・・・ それでもアイノがあどけない顔でスリスリしてごろごろいってヒザの上でモミモミしながら寝てくれるシアワセにはなにものも替え難いものがあったのだが、ウレシイことに最近それが更にグレードアップしているのだ。 「ヒザ寝り」頻度がどんどん上がってきて一日に何度も「しゅたっ!」とやってくるのみならず、しまいにゃ肩のほうまでせりあがってきてワタシの顔に「ごーん」とアタマをぶっつけて甘え、髪の毛をカミカミしながら「赤ちゃんだっこ」状態でうっとりくつろいだりなんかしちゃうんだもん。 うおおお、かわいいよぅ。 コイツ、抱っこできるんじゃん! アイノはブサイクだったはずだけど、見慣れたからもうよくわかんないし。(←ひどい?) 白いしフサフサだしスリスリのゴロゴロだし、なんだかすんごくカワイイよぉぉぉ。 こうしてアイノくりたろうは、我が家初の「夢の抱っこ猫」への階段をまたひとつ上がったのであった。 ・・・つっても、あまりにもびくびく小僧なので、ジブンから甘えに来たとき以外は絶対に抱っこなんて出来ないんだけどね。 抱っこしたいときには抱っこできないけど、べつにどうでもいいときにはへばりついてくる。 これって、意味あるのだろうか。 ・・・・・・・・ やっぱり「抱っこ猫」と呼ぶには程遠いので「抱っこ猫?」とクエスチョンマークをつけておくことにしよう。 ちょっとむなしいような気もするが、まぁ本人どうしがシアワセならそれでいいってことで。(←?) ああシアワセ。 |
●三毛猫党宣言 ●うちのねこたち ●定番!ふぉとぎゃらりー ●ぼちぼちだいありー
●自己紹介 ●ここがヘンだよ!北海道 ●リンク