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パナソニック レッツノート

Let's note
CF-R1 NWA2S

修理ノート


修理その1

CF−R1液晶パネル交換

誤ってノートパソコンをふんずけてしまい、液晶パネルにヒビを入れてしまいました。ノートパソコンの液晶交換はとーーっても高くつきます。メーカーでの修理は8〜10万くらい、量販店などの修理サービスでも5万くらいはします。
 そこで、自分で修理することを試みるわけですが・・・・・・
 メーカー品の修理は、その部品を手に入れられるかどうかです。一般的に、他で修理できないように専用に作らせた部品が使われていて、入手困難なようにしています。あらかじめ液晶部分の型番を調べたところCF-R1は、東芝製LTM10C320Pというものが使われていましたから、さっそく秋葉原で液晶部品やさんやら中古やさんを探し歩きました。うまく部品に遭遇するかは、時の運でしかありません。
 まったく見つからず、ヤフオクでも高いし、あきらめかけていたところ、ある土曜日、露天でなんと液晶をみつけてしまいました。もう、即買いです!!!!

@サイドパネルを外す

 まずはバッテリー部分をハズし、電源も繋がっていないことを確認してから作業をはじめます。液晶のサイドパネルを止めているネジは、片方3本づつ×2(左右)あります。この6本を精密ドライバーを使って外すと、サイドパネルを外す(抜く)ことができます。

A枠を外す

 ちょっとツメをたてて、枠を2つに割るという感じでフック外します。本体に液晶部分をとりつけたままだと、下側がひっかかります。中の液晶を少し上に持ち上げると枠がハズれやすいですね。液晶パネルに力が加わらないように慎重に行いましょう。

B液晶部分を外す

 液晶部分は、ネジなどでは固定されていません。そのまま簡単に外すことができます。バックライトと一体型になっていて、ライトの電源ケーブルと液晶パネルのコネクタを抜いて外します。

Bコネクタを外す

 コネクタ部分は、絶縁のためと、外れにくくするためにテーピングしてあります。液晶部分に張り付いている基盤は、液晶パネルと一体部分ですから、本体と接続されているフラットケーブルを抜きます。もうひとつ、バックライトとインバーターの接続コネクタを外します。こちらの基盤はそのまま使いますから残しておきます。慎重にテープを剥がし、コネクタのケーブルや接合部分を傷つけないように慎重に外します。大きな力を入れなくても抜くことができました。

 液晶パネルとバックライト部分は、一体になっていて外す必要はありません。これはどのくらい割れているか試しにハズしてみたところです。写真ではうまく写っていませんが、左右に大きくヒビ割れていました。

バックライトの蛍光灯はまだ利用できますから、これは捨てないで保存しておきます。

 液晶部分をとっぱらった状態です。中央部分には高電圧を発生させるインバーターがあります。当然、作業はバッテリーをハズし、電源をハズした状態で行いました。

 このCF-R1には無線LAN機能があり、向かって左側には、アクセスポイント対応のminiPCI 無線Lanモジュール(Embedded Card Model 0504)が見られます。アンテナはこちら側だけのようです。聞くところによると、R2Cシリーズになって無線LANが強化されたそうで、アンテナも左右デュアルになったそうです。

B液晶部分を取り付ける

 おさまっていたように晶部分を取り付けます。部分的な圧力が加わらないように細心の注意が必要です。
 液晶部分と本体を接続するコネクタを接続します。繊細な部分なので、方向を間違えないようにコネクタの形状を確認して作業します。
 次に、インバーター部分です。高電圧を発生させる部分なので、当たり前ですが、バッテリーをハズし、電源も繋がっていないことを、再度確認して作業しましょう。

 ムリな力を加えないように、とにかく慎重に作業するところです。

C動作確認してネジ止め

 サイドパネルや枠を取り付ける前に、テストをしてみます。液晶画面がしっかり表示されることを確認したら、電源をOFFにします。そして枠をハメ(うまく液晶部分をズラしながらでないと枠の下部分がハマりません)、サイドパネルをとりつけ、ねじ止めすれば、ちゃんと元通りになりました。


修理その2

USBコネクター交換

 
 またまたトラブルです。右側のUSB1.0にマウスを接続して使っていたところ、こたつの上からすべり落ちた時、運悪く接続部分がぶつかってUSBコネクターが砕けてしまいました。自宅だと、パッドよりマウスを接続した方が圧倒的に使いやすいですからね。USBコネクターは2つあるのですが、ここにケータイやらデジカメやらザウルスやら接続して作業することが多いので、壊れたままだと不便です。そこで、コネクターの交換をすることにしました。

◎部品の入手

 今回は、ヤフーオークションで250円で落札しました。ちゃんと送られてきてよかったよかった!

◇まずは、裏側のネジから・・

裏返して精密ドライバーを使い、後ろのネジを全部(7本)ハズします。当然ですが、バッテリーをハズしAC電源はぬいておきます。Memoryソケットカバーの中にもネジが2本隠れていますから、カバーをハズしネジをハズしてしまいます。

◇キーボードをハズす

 次に、表側にしてキーボードをハズします。キーボードのフィルム・ケーブルがスペースキーの下あたりにあるハズなので、上側からドライバーを差し込んでゆっくり持ち上げました。コネクターをミニ・ドライバーで解放して(差込があります)、慎重にハズします。

 キーボードをハズすと、銅色の放熱板があらわれました。放熱板をはじめ、その近辺のネジ(6本)を全部ハズします。ネジは2種類くらいなので、助かりますね。レッツノートには分解マニュアルなるものがありますが、私は持っていません。それでも、なんとかなりそうです。

◇放熱板をハズす

 液晶の方から来ているケーブルのコネクターを慎重に抜きます。放熱板をハズすと、CPUがあらわになります。放熱板にはシリコンが間に充填されていました。

 フラット・パッド用のコネクターはそのままで作業をしました。本当はハズした方が作業しやすいでしょうが・・・接続したままでもこのくらい開けられますから、作業ができました。電源スイッチ側からゆっくり持ち上げるといいようです。
 開けてみると、HDDはまったくネジ止めもされていませんでした。HDDもフィルム・ケーブルで接続されていますね。ちなみに、このコネクターはスライドコネクターなので、上下スライドさせてハズします。機会があったらHDDを高速大容量化してみようかと思います。

◇USBコネクター取り付け

 左右、両方とも同じコネクターが使われているようです。ケーブルの長さだけが違いますね。手に入れたのは短いケーブル付きだったので、そのケーブルをコネクターから抜き、現存のコネクターに接続しました。
 後は、分解した手順と反対に作業して出来上がりです。チェックしましたが、ちゃんと復活です!!!!


修理その3

ACアダプタの修理

 ノートパソコンのACアダプターはよく断線するので、充電できなくなって困りものです。もっと強化してほしいと常々思うところです。
 とうとううちのCF-R1のACアダプターが通電しなくなってしまいました。時々通電しない場合が出てきて、DCコードをこねくり回すと通電するので、だましだまし使っていましたが、それも限界、完全に通電しなくなってしまいました。

◇プチプチ音が!

 アダプターに耳をあててみると、なんかプチプチ・・・という音がしました。これは、きっと断線というより、ショートだろうといことで。このままケーブルをこねこねしてもムリだし、熱を持ってキケンなので、そく修理をすることにしました。

◇どうやって開ける?

 ACアダプターの修理で問題なのは、どうやって開けるかです。素人が開けられないように、今のACアダプターはネジ留めしてあるものはまずないので、説明のラベルをはがしてもネジはみつかりません。まずはツメを疑い、マイナスドライバーを押しつけるが、開く感じがしないというか、押さえると上下ともにへこむ感じなので、これは接着されていると判断。強引にマイナスドライバーで開けようとすると、中の回路を傷つけかねません。
 そこで、カッターナイフで何度も何度も切り込みをなぞって少しずく切り口を深くしていきます。一度に切るのは、中の回路を切断する可能性があります。そして、スキマができたらマイナスドライバーを入れてこじ開ければ、パクリ!

◇ショートした場所探し

 回路の周りには銅板で放熱とノイズ対策がほどこされていました。これを取り除けば、電源回路が取り出せます。まずはケーブルを切断してテスターを使って慎重に(100V電源がムキ出しなので)、状況を確認。テスターで計ったところ電圧は16V出ていました。間違いなくケーブルの問題と判明しました。
 ケーブルの+/−の通電をテスターで調べるとあきらかに、ケーブルがショートしていました。問題はその場所ですが、たいていはDCプラグの付け根あたりか、ACアダプターの付け根と決まっています。ACアダプターの方の付け根ならそのままプラグが使えていいのにと思いつつ20cmほど切断して、テスターで調べると・・・残念、まだショートしていました。続いて真ん中でちょんぎって調べてもやはりダメ、DCプラグ付け根と判断して、そのケーブルをあきらめました。

◇秋葉でケーブル探し!

  CF-R1のACアダプターは16V2.5A仕様のCF-AA1625A2S で、CF-R1シリーズとA3シリーズにだけ使えるものです(CF-AA1625JSも使える)。もちろんこれを新しく購入すればいい話しだが、ACアダプターといえ純正品は1万くらいするし互換品でもそこそこの値段はする。レッツノート中古は秋葉でもなかなか見つかりません。
  プラグの仕様を調べると、外径6.5mm/内径4.3mm/内部ピンの径1.4mmのようなので、秋葉原でケーブルを探しました。すんなりget!

◇コードを半田付け

 コードが抜けないように結び目をつけて、DCケーブルを半田付けします。通電テストと、極性のチェック、電圧のチェックをテスターでして出来上がりです。

◇瞬間接着剤で閉じる

 通電が確認できたら、アロンアルファで接着しました。落とした時とか、通電中に中が飛び出したら、非常に危険です。


◇CF-R1の電源の管理

 我が家はデスクで使っています。「常にオン」または「デズク」でないと、バッテリーが下がると300MHz動作になってしまいます。

ノートのメモリー高いですぅ!!!
追加はIO-DATA社の「MDIM 133 128MB」にしました。

◇CF-R1のハードディスク

 ハードディスクリカバリ方式になっていて、20GBのHDのうち後ろの3GBはリカバリー用領域としてリザーブされています。
 ロジック系が3.3V駆動系が5.0V動作という、発売当時は特殊と言われていたHDDが使用されています。交換するには、HDDの改造が必要ですね。

CF-R1では、
C:\util\oxp\tools\showRHDD.js
を実行することでリカバリ領域が見える/隠れるの切り替えができます。また、oxpフォルダは隠し属性になってます。
  仕様  
形状 質量 約960 g
外形寸法 幅240×奥183×高23.5 mm
CPU Pentium(R) III プロセッサ 866 MHz -M バスクロック133MHz、キャッシュ512KB
チップセット Intel(R) 830 MG Chipset  
HD 20 GB (Ultra ATA100) 東芝MK2020GLP 20GB/4200rpm
RAM 128MB PC133 144ピンマイクロDIMM +256MB拡張できるが、このメモリーは高い!
LCD 表示方式 XGA(1024×768ドット)10.4型TFTカラー液晶
液晶パネル 東芝製LTM10C320P
LAN 100BASE-TX / 10BASE-T  
無線LAN miniPCI 無線Lanモジュール メルコ社製 WLA-L11G
モデム データ:56 kbps(V.90 / k56flex自動対応) FAX:14.4 kbps/ボイス非対応
カードスロット PCカード(TYPE II ) CardBus対応 FLASHはmenuconfig→ISA bus を enableに
SDメモリーカード セキュア読み書き対応!
USB USB2.0×1、USB1.1×1  
バッテリー 駆動時間 約5時間
標準バッテリーパック CF-VZSU24U 7.4 Vリチウムイオン・4.4 Ah

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