MY フェイバリット
サーバー シャープ ガリレオ
Galileo HG-02S
これは、発売されたときかなりおもしろい機械だと思い、導入しました。ひとことで言えば、自宅サーバー+HDビデオレコーダーです。海外に住む日本の方が、日本のTVを海外で見られるということで、話題になった機器です。インターネットでビデオ予約ができ、インターネットを通してそれを見ることができるため、インターネット環境があれば、どこからでも自宅のHDビデオレコーダーが操作できるというわけです。 加えて自宅サーバーとしての機能があるので、ホームページの公開やフォトアルバムの公開、ファイルのやりとりなどができます。
◇縦置きも可
銀色に輝くボディ、なかなかのデザインです。タテに置くこともできるので、我が家はそうしています。エンブレムをタテにするとフロントパネルのキーもタテ仕様になります。
我が家導入の理由 @TV電話導入にともない、実家と共有できる家族だけのフォトアルバムを用意したかった。 A海外に行った時、空港などで子供が暇をつぶすのにいい。滞在先でTVが見られ、情報隔離にならない。 実際のところ、リアルタイムでは見られないので、空港などの空き時間にダウンロードしておくのですが、そのためのMP4へのコンバートがやたら時間かかります。
我が家のように既存のネット内にガリレオを置くのはちょっと面倒です。ガリレオのLAN側とWAN側では接続したPCでできることが大きく異なります。モデムとガリレオを接続し、ガリレオの下に既存のネットをぶら下げるのがもっとも手っ取り早いのですが、うちのように、サーバーやIPテレビ電話がある場合は、そうもいきません。すべてをガリレオ経由にすると、ガリレオに負担がかかり、ネットが遅くなってしまいますし、サーバーが外から見えなくなります。 既存のネットの下にガリレオをぶら下げる場合、そのままだと外部から操作できなくなって、ガリレオが単なるHDビデオレコーダーになってしまいます。そこで、以下のような設定が必要です。
@ガリレオだけをマニュアルで固定IPにしてルーターのLANアドレスにゲートウェイさせる Aルーターでガリレオに設定したIPをDMZするか、ガリレオが使う所定のポートをポートホワーディングする
<使い勝手いろいろ>
◇MP4のコンバートがメチャ遅い! 自宅外で見るには、データ量の問題からMP4にコンバートし、そのデータをパソコンやPDA、ケータイ持っていきます。ところが、MP4にコンバートするのに、録画時間の2〜3倍も時間がかかるんです。しかも、録画中にはコンバートができないという仕様なので、予約が立て込んでいるところでは、同時にMP4を作るような予約はできません。さらにさらにダウンロード時間も遅いし複数のビデオをいっぺんにダウンロードする機能もありません・・・相当うまく時間を計算しないとなかなか使うのは難しいです。
◇アルバムの使い勝手がいまひとつ 公開したアルバムに対して、画像の追加ができません。あらかじめMyアルバムで画像を追加した後、公開アルバムに設定しなおします。このため写真を追加するたびに専用ページに登録したアドレスを書き換えないといけないのでちょっと面倒です。 ◇USBカメラが接続できない ガリレオのひとつ前の機種HG-01SにはUSBカメラの機能があるので、当然後継機種であるHG-02Sも対応しているだろうと思ったら、なななななんと、未対応でした!ショック!!!