『新版 金融入門』(岩田規久男 著/岩波新書)読了。
金融について、前半では資金の流れから、後半では景気や物価から説明している。章のはじめに、「この章では何を説明しているか」が短くまとめてあるので、流れを掴みやすい。専門用語を説明の流れのなかで使っているのも「これは、こんなふうに使われる言葉なんだ」と分かりやすかった。
本書全体に、きちっと一本の流れが通っているので、読んでいて気が散らない。専門外にも読みやすい本だった。
ところで、「その時々の人々の心理状態」が景気に絡んでくる、というのは面白い。
以前いっしょに仕事をしていた人と会った。その人は本社で調整待ちなのだそうだ。(後で別の人に聞いたところによると、前段階が完全に終わらないため、次の段階(今回の仕事)に進めない状況、とのこと)
「面白い仕事があったら、呼んで下さい」
などと話す。
リナックスワールドの人気者はプレステ用リナックス・キットと新型ザウルス(Wired News)。
ソフトのバグで放射能洩れ(slashdot.jp)。
「PS2 Linux」正式版リリース,2月13日から予約開始 (ZDNet)。 Linux for PS2 正式発売(slashdot.jp)
小泉首相が、田中外相と外務省の野上事務次官を更迭(http://www.asahi.com/politics/update/0130/001.html)。
URLに見せかけたウイルス、W32/Myparty@MM(slashdot.jp)。".com"というと、最近は URL なのか。
Mac IE file execution vulnerability(リンクとか忘備録とか日記とか)。Mac版IEにおける脆弱性について。対象となるのは「MacOS 版 IE / iCab ユーザ」。対処法もリンク先にあり。
テロの進行を防がなかった米軍。戦闘機の緊急発進に大統領の判断は必要無い、とのこと。「い、陰謀だ、陰謀説だ〜」なんてね。
グローバルクロッシングが経営破綻。(http://www.asahi.com/tech/asahinews/K2002012900034.html)
面接できかれたこと。
本社に出社する。午前中は暇。昼過ぎに本日の予定を教えてもらう。計画性無(以下略)。17時過ぎに、面接の打ち合わせ。
『仕事のなかの曖昧な不安 揺れる若年の現在』(玄田有史 著/中央公論新社)読了。
若年(本書においては、10代、20代、30代前半までのこと)における雇用の問題について書かれた本。
「若年の会社定着率が低い、正社員率が低いのは、若年者の職業や仕事に対する意識が変化したのが原因である」
「「パラサイト・シングル」とは、親という既得権にしがみついている若年層のことである」
など、著者はデータに基づいてこれらの事柄を検証している。その結果、一般で言われているのとは違う側面が浮かび上がってくる――
若年層の労働が長時間化している、という指摘を読んで、そうだなあと思った。やりがいがある仕事でも、ひとりで定時内では片付かないような量をひとりで担当する仕事場は、確かにある。人件費を削った結果、仕事はあっても割り当てる人数が足りず、結果としてサービス残業で働かされて、ふと気が緩んだら、発作で病院に担ぎ込まれて――という(実)話を聞くと、明日は我が身かなと思ったり。
本書で指摘されている「仕事格差」を感じている人はかなり多い。同業他社の人と雑談していると、よく出てくる話題の一つだ。
早速「「頑張れ」や「頑張る」からやめてみては」(p.152)を実践、と思ったら、(上記)打ち合わせ中、上司に「とにかく頑張れ」と言われて、苦笑い。
日本人は科学に興味なし(slashdot.jp)。
田中真紀子外務大臣、泣く。「一所懸命やってるんですけどねぇ……」
山一證券の責任者が「全て私の責任です!」と泣いたのを思い出した。
遺伝子組み換え:豚にホウレンソウ(slashdot.jp)。バナナミートをリクエスト。
最終日。しかし何故かレビューをやる羽目になった。その為の資料整理をしつつ、前担当者の書いた障害管理表を読みなおす。
「19:00過ぎ、ユーザよりトラブルの報告あり。こんな時間に!」(強調は原文どおり)
など、前担当者の魂の叫びという感じ。
2年に渡る障害の記録で、いちばん多いのは去年6月に対応した仕事関係だった。
送別会。職場の人間関係や仕事について、いろいろと話す。
「やっぱり面接があるかもしれない」と言われる。多分そんなことだろうと思ってました。
一日中、引継ぎでばたばたする。シュレッダーで資料の後始末。
テロをわざと防がなかった大統領。「ネガティヴキャンペーンだ!……ぐふっ、げほごほごほ」「だから言ったでしょう。プレッツェルはよく噛んで食べなさいって」
ブッシュ政権の燃料電池推進計画は絵空事か?(Wired News)。
面接は中止の方向(未定)。面接やったら蹴られることは確実、という営業側の判断は正しい。
それにしても10年で10回プロジェクト異動を食らっている人間としては、「長くやってくれ」と言われても、あーまた言ってるくらいにしか思えない。今いるところも、入る前には「4〜5年」と言われていたのが、結局「1年+1年」だった。(途中で担当作業が全く別件になった)不況だからと言い訳をする前に、出来ないことは出来ない、と言ったほうが後の為になると思う。
ある自宅ハッカーの肖像。既視感。
Netscape/MozillaにCookie漏洩のセキュリティホール(slashdot.jp)。「Netscape 6.2.1およびMozilla 0.9.7で修正されている」とのこと。
あー、面接が憂鬱。某新人さんのように「俺、やりませんから」と言いたい。ぐるる。
富士通が「安値入札はもうやらない」と宣言(slashdot.jp)。1円入札はすごかった。「モウ」って、まだやってたんだろうか。
いろいろあったにせよ、今、自分が何に興味があるか、はっきりと自覚させてくれたことは、今日の内部面談でのいちばんの収穫だった。と、前向きに考えてみる。それでも、もやもやするので、本をたくさん買った。
怖いのは消したつもりと消えたはず(slashdot.jp)。「削除」しただけでは「消え」ません。
ところがあまり知られていないことだけれど、あるテクノロジーを使うと、上書きされたあとからでも消去済みのデータを復元できてしまう。……(中略)…… 何回まで上書きされてもだいじょうぶかははっきりしない。最高で10回上書きしてもだいじょうぶという推定をきいたことがある(この主のことについてのアメリカ政府の仕様書は機密になっていて、それ自体何事かを物語ってはいる)。
(『暗号の秘密とウソ』pp.357-358)
"そういうデータ"を扱っている所(お役所)は、もちょっと気を使ってほしいなーと思うのだった。
アメリカによる捕虜の扱いに対する問題提起(セキュリティホール memo経由)。USの大統領はこれは"戦争"だって言ってたはず。あれ?
銃後でいろいろ支援活動、その後、撃たれた相手にばんそこうを差し出す日本。それを自覚していないように見える日本国現首相。……天然?
XboxのCMを見た。あんまり面白そうにみえない。
SPAM対策で省庁間の縄張り争い(slashdot.jp)。
久々に「KING'S FIELD 4」をやってみた。マミー2体に殴り殺されました。
「電撃PS vol.197」の付録CDを見る。収録されている「WILDARMS Advanced 3rd」のオープニングが良い感じ。
1週間で1年分の引継ぎをせよとのお達し。無理です、という言葉を呑み込んで、書類を整理する。
7年目、でした。
MSが戦略を転換、セキュリティを重視へ(slashdot.jp)。転換て。カッコつけで終わらないといいのだが、今までが今までだから……。
電気信号で爆発するシリコンチップ(slashdot.jp)。私が思い出したのは「スパイ大作戦」のほうだった。
ちょっと前の話だが、テロ直前の「謎の取引急増」,データの復元で究明へ(ZDNet 2001年12月19日)。
911後。映像関連は自粛方向なのに、活字方面は(以下略)。
パッチ自動ダウンロードのトラブルで危険度を増すIEのセキュリティーホール(Wired News)。………。
電車のドアに貼ってあるステッカーみたいな広告「PSいろはかるた」が面白かった。
仕事場にて。"つーちゃんねる"ではなく、"にちゃんねる"なのだが……(北野誠みたいな読み間違いだ)そのひとは続けて言った。
「つーちゃんねるってなんですか?日本最大級の掲示板だそうだけど、儲かってるんですか?yahooはちゃんとした上場企業だけど、つーちゃんねるは個人主催でしょう?何の責任も無いんだよね」
なんかあちこちずれまくっているような。「儲か(って)る」と勘違いすると1ch方面に行くんだろうか。
テレビの字幕と音声から下品な言葉を消すシステム(Wired News)。下品な言葉は例えば「間抜け」「ばか」「あほ」「黙れ」。これらが全部「XXXX」に置き換わる。「私の子供は装置のスイッチが入っていても気付いていない」と開発者は言っているが、随分と親思いのお子さんですな。
「しょんべん小僧」は下品な言葉ですから、全部置き換えですか?
次期国会でのspam法改正はオプトアウトでと韓国のスパムメール防止法案(以上、slashdot.jp)。日韓の差。
連休最終日もごろごろ。ネットにつながないと早く寝られるなあ。つなぐとついつい見てしまう。
いろいろなところでリンクされている[memo:2534] 開発者のための反面教師的暗号解読入門初級編 (was Re: メールマガジンのセキュリティ)。コレの現物を組んだ人は泣いただろうと思う。「こんなことしなくてもあるのにー!!」と。
一日中ごろごろ。
昨日TVでやっていた「風の谷のナウシカ」。あれを見ると、はじめて劇場で見たとき、隣に座ってた見知らぬ子供が、主人公の飛行シーンに
「あのおねーちゃん、パンツはいてなーい!」
と言っていたことを思い出す。あの子も今では立派なお父さんになっているだろう……たぶん。
仕事。「え、昨日の実行ログが無い。これ、毎日クリアしてるんだろーか。それにしても変だなぁ」とあちこちいじっていて、自分が見ていたのがテスト機だということに気付く。本番機につないでいるつもりが、ぼーっとして間違えたらしい。(テスト機からテスト機につないでいたのだった。とほほ……)あわててつなぎなおす。
JOBは終わっていたので確認して、今日ははやめに帰ることにする。眠い。
我々はWordファイル添付に終止符を打つことができる(slashdot.jp)。"我々"は。でも、"彼ら"がそうでないとしたら?(仕事で問題になるのはそういう所)
仕事。リリースしたプログラムを含むJOBが、通常の実行時間になっても動かない。「落ちた?うわ。今日は泊りか」と焦ったけれど、何かの理由で実行が1時間延びただけだった。1時間後に動作結果を確認した。理由は何だったんだろう。リリースの影響かな……うう、胃が痛い。
インターネットで広がる紙模型の世界(Wired News)。ヤマハのオートバイからNASAの宇宙探査機まで。面白そう。
経産省、SPAMはOKな省令を2/1より施行(slashdot.jp)。なんというか、なんというか、なんというか……(以下延々と繰り返し)
.Net支持、ジサクジエンでしたっ!(slashdot.jp)。MS社員は素晴らしい愛社精神の持ち主、というか、休暇中に何やってるんだろ。
マックファンに人気のペーパーモデル(上)・(下)(Wired News)。クリスマスツリーの飾り……(可愛いかも)。
ファイル共有プログラムに潜む『トロイの木馬』(上)・(下)(Wired News)。
熱は下がったような気がする。体温を計るのは止めておこう。(高いと分かると、途端に気分が悪くなるので)
熱は下がらないが、仕事の予定があるので出勤する。最終確認をしたら、都合の悪いデータが出てきた。結果、今日のもろもろの予定は全て延期。……まあ、早く帰れることだけが救いと言うか……この予定が済んだら、ちょっと休みたかったんだけどなあ。
風邪薬がめちゃめちゃに効いて、眠い。
角川書店が『テロリスト』(シューヴァル & ヴァールー 著/高見浩 訳/角川文庫)を再版(だと思う)していた。911便乗(だと思う)でもこれはあまりにあまりというか。(作品は面白いし売れて欲しいけど、この売り方はちょっと)
人相認識プログラムは役立たず?(Wired News)
当ソフトを開発した会社は「役に立つ」と主張し、それを導入したフロリダ州のタンパ警察は使用を中止したと言う話。
米国で報道されないアフガニスタン民間人犠牲者(Wired News)とアフガン民間の米空爆死者、同時テロ犠牲者上回る(asahi.com)(http://www.asahi.com/international/update/0107/007.html)。
同じ事柄でも、書き方によって読み手の印象は随分と異なる。
初出勤の日……のはずだったが、熱が38度から下がらないため、寝てすごす。関節痛と頭痛がすごく、バファリンを飲んだら、きっちり6時間で効き目が切れて、痛みで目が覚める。
不審船情報はデマ(http://www.asahi.com/national/update/0107/018.html)。通報した男性とやらは実在するのか?その前に、未確認情報を確認もせずに立ち入り捜査するとは、日本の組織もすごいですな。
空港で、手荷物預かりの一番端のカウンター前に、黒い犬が座っていた。麻薬捜査犬だろうか?退屈そうだった(良いことかも)。
ダイワテキサス引退。この馬というと、ある日レース前の馬券売り場で
「トロメオの子は買えないよなあ」
と言っていた血統オタクらしき人の言葉がいちばん印象に残っている(そのレースでダイワテキサスは勝った)。
地味ながら長く強くよく走った馬だった。お疲れさまです。
帰宅後熱を測ったら38.8度あった。
『ドクター・サーブ 中村哲の15年』(丸山直樹 著/石風社)読了。
中村哲氏と「ペシャワール会」の成り立ちについてのドキュメント。
医者が患者を治す、ただそれだけを実践してきた中村氏の15年が書かれている。中村氏の主義主張が語られていないもどかしさはあるが、それがかえって、NGOの一般的印象に付きまとう胡散臭さを無くしているようにも思える。ハンセン病患者の、足の傷が原因で起きる壊死を防ぐために履き物を改良する話や、現地組織が大きくなった結果起きた揉め事に対しての対処の話が特に興味深かった。
家人は初出勤の日。私はまだ休みなので、部屋でごろごろする。
今回(の帰省で)は、珍しく本を読んでないね、と家人に言われる。目立たないようにしているだけで、読んでいないわけではないんだけど。
家人の本棚をなんとなく見たら、「グイン・サーガ」シリーズ他、栗本薫氏の本が全部消えていた。一体何があったのやら。
劇団四季「ライオン・キング」を見た。
「大ちゃん涙」の場面では笑いが起きていたが、あれは笑うところじゃないんだろうなあ。
主人公の友人ふたり(?)が使うご当地言葉は、公演地周辺のあちこちの場所の言葉を混ぜるのだそうだ。確かに「ふとか」(大きい)は、福岡(市内)ではそれほど使われないかも。イボイノシシが敬語「しよんしゃーと?」(しているのですか?)を使っているのがおかしかった。(普通に喋ると「しよーと?」になる)
スケジュール調整をしながら、コンビニに買い出しに行く夢を見た。
JRAのCM。何故か府中のパドック(だと思う)がロケ地。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年はよい年になりますように。