ナルニア国物語の第一巻は『ライオンと魔女』ではないのですか。
■ 崎元仁 「レイディアント・シルバーガン サウンドトラック+」 (アブソードミュージックジャパン)
「98年にユーメックスよりリリースされた 「レイディアント・シルバーガン サウンドトラック+」を完全復刻」(以上、帯より)
ゲームをやったことはないが、なんとなく聴きたくなって買ってきた。
崎元氏作曲の音楽のいくつかが好き、というのもあるけれど。
アレンジバージョン(track1〜16)とゲームオリジナル(track17〜26)
が収録されていて、どちらでも印象に残ったのが「DEBRIS ─瓦礫─」(track3、18)と
「EVASION ─回避─」(track7、21)。
後者は、オリジナルとアレンジとでかなり感じが違うのが面白い。
そしてもし、このCDだけを聞いて何か感じる物があれば、 是非ゲームにも触れてみて下さい。 音楽を聴いていただけただけでも私には大変に光栄なことなのですが、 私達が本当に表現したかった事はゲームの中にあるはずです。 (「レイディアント・シルバーガン サウンドトラック+」ライナーノーツより、崎元仁氏)
崎元氏は以前、別のサントラのライナーノーツでも
似た趣旨の事を書いていて、好感を持った。
「ゲームをやってない人にもお勧め」というのは、
音楽を誉めているようでいて、何となく違うような気がするから。
で、こう言われると、ゲームもやってみたくなるのだけれど、
ゲームのほうは現在手に入りづらい状況で、
そもそも私はシューティング・ゲームが苦手なのだった。
■ PS「ワイプアウトXL」 (ソニーコンピュータエンタテインメント、1996年発売)
一時期かなりやりこんだレースゲーム。 音楽を聴きたくなったので探してきた。(以下、タイトル/アーティスト)
track5、8、9、11が好き。
少しだけゲームもやってみた。
コースはタロンズリーチ、マシンはフェイサーを選択。
意外とコースを覚えていてびっくりする。
■ 近況(読書)
『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判2』を読んだら、
石原慎太郎「完全な遊戯」の話が出てきた。
続けて『冲方式 ストーリー創作塾』を読んだら、こちらにも出てきた。
「完全な遊戯」が、身も蓋も無い話だというのはわかった。
いま読んでいる『またまた自動車ロン』 には出てこないだろう……たぶん。
■最高裁判事国民審査
読書記録ChangeLogより 2005年9月11日 「最高裁判事国民審査」に、キチンと参加したいあなたへ
■ 町山智浩,柳下毅一郎 『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 2』 (洋泉社)
第1集(『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』)に引き続いての映画漫才。
この本では、2002〜2004年に日本で公開された映画を取り上げている。
映画についてはもちろん、それ以外の話も面白かった。
(とある映画のワールド・プレミアのトイレの話とか)
印象に残ったのは、町山氏が評論家のありようについて述べた文。 以下に引用する。
評論家の仕事は、 まず作者が意図したことは何かを作者本人の言葉や資料を通して確認すること。 その次に、 作者の意図を超えた論を展開することなんだけど、 その一番目の仕事をやらないで自分の感想だけ書いてる評論家がいかに多いか。 (p.259)
当たり前、と言われればそれまで。 でも、はっきりと言葉にされると、はっとする。
「完全な遊戯」の話は、「ボーナストラック 果てしなき流れの果てに」 (pp.277-287)の最後のほうに出てきます。