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2005年7月2日

地球に優しい仕事場と称して、猛暑(最高気温30度超)のさなか 21時に空調を切るような某社よりは、 まだクールビズのほうがマシだろうとは思う。でも暑い。

東野圭吾 『ゲームの名は誘拐』 (光文社文庫)

客の意向で仕事の担当を外された男が、偶然見かけたある事を利用して、 その客相手に仕返しの為のゲームを仕掛ける話。

主人公の性格と、客が彼を降ろす理由としてあげた点が、 きれいに結びつく序盤が面白い。
ゲームが始まってから後の、上手くいっているようで状況がつかみきれない印象も、いい。 主人公側の視点のみで描かれているため、 彼以外の人間が何を考えているのか分からない気味の悪さがある。
終わりがちょっと唐突だけど、終えるとしたらここしか無いのかも。

話は少しそれるが、この話の"ゲーム"について。
目標を設定し、ライバルを出し抜くのが、この主人公にとってのゲームみたいだ。
彼(を含む、この話の主要登場人物)は、何があっても 「その日何回勝ったか数えるのを忘れ」たりはしないだろうな。


2005年7月5日

PS2 「ジルオール インフィニット」 (KOEI)

5年ほど前に発売されたRPGのリメイク版。

まだ序盤だけれど、PS版の「自由に遊べる」感じは変わっていない。
プレイヤーが操るキャラクターは、主人公というよりは狂言回し。 勇者になることも出来るし、郵便配達だけをやっていてもいい。 話の上での勇者や英雄は別にいるので、世界の事は彼らに任せておけばいい。
あちこちで仲間を探し、戦闘からは徹底的に逃げ、 色々な人に話し掛け、人の家に勝手に上がりこんで叱られ、 冒険者ギルドで仕事を請け負って(たいてい手紙配達)。
気楽で楽しい。

戦闘時の効果をスキップする潔いボタンの存在と、 ほぼどこでもセーブ可能な便利さは、PS版を引き継いで変わらず。素晴らしい。
戦闘開始までが長い、マップの切り替え時間が長いなど、 あまり良くない処も引き継いでしまっているけれど、 これはゲームを進めていくうちに気にならなくなった。

序盤の宿屋と街道でのイベント追加には驚いた。 主人公は不眠症なのだろうか。


2005年7月11日

PS2 「ジルオール インフィニット」(KOEI)一周めクリア感想

かかった時間は、クリア後セーブデータによると73:27、主人公のレベルは54。 (PS2の電源を入れたまま、気づかないうちに寝ていたりしたので、その時間も含みます。)

追加されたシナリオは、とてもいい感じです。 多すぎて1回では追いきれないのが難かな。

「お母様はとてもお美しい。」
「ですが、お父様は…あまりパッとしません。」
……。
「…釣り合いませんよね。」
…………。

こういうことを言うお姫様が出てきます。真面目な場面です。 プレイヤーは大笑いしていましたが。


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