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第5章 成長

3)人間関係の解消

前節の人間関係の希薄化の結果、関係強度が0点になった場合、その人間関係は解消されます。 人間関係の解消も関係強度の減少の一種ですので、MG上限値を操作する必要があります。

人間関係が解消されても、外面的な関係までは解消されない場合があります。外面的関係の解消には、具体的ロールプレイを必要としますが、必ずしも外面的関係を解消する必要があるわけではありません。相手に対して「恋人」との想いを抱かなくなっても、交際関係を継続させることは可能なのです。

解消された人間関係は、データ上はまったく存在しないものとして扱いますが、ロールプレイの上では【過去の人間関係】として記憶しておく必要があります。キャラクターシートの該当欄に記入してください。

原作第1話で愛美と交際していることを永堀義光に伝えた主人公は、ここで教授と、そしてラブラブ党と決別することになります。

主人公が高校生のころに入党したラブラブ党の偉大なる創始者であり、小泉大学に進学してからは【東京の父】とまで慕った永堀教授(書記長)。主人公は【恩師】の関係を保持していましたが、愛美への愛情が深まるにつれ、ラブラブ党書記長でもある永堀教授への敬愛の念は薄れていきます。この時点で関係強度は1、関係強度補数も3にまで下がっていました。

突然の交際宣言に「我が党宴会部の新ネタか?」と信じていなかった教授は、事態を把握すると烈火のごとく怒ります。「お義父さんと呼ぶな!」の言葉で、主人公は【幻滅】として手札からJとQを切ります。関係強度補数は3点減って0となり、関係強度も0になります。

これで教授への【恩師】との人間関係は解消され、【過去の人間関係】になりました。ためらうことなくラブラブ党と戦えます。

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