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サークルについて

サークルとメンバーの紹介です。

活動目的

TRPGは無限の可能性を秘めています。

現在のTRPGが実現している、物語や謎解き、戦闘の息詰まる駆け引き、華々しい台詞の応酬。これらが織りなす興奮、感動は、まだまだTRPGという表現形式が潜在的に持っているはずの魅力の、ごくごく一部しか引き出しえていない、と我々は考えます。

古代王国の秘宝を求めて地下迷宮に挑み、魔物や罠といった試練を乗り越えたるダンジョンアドベンチャー。殺人の嫌疑のかけられた友を救うため、真犯人を捜して暗黒街のボスと接触するシティアドベンチャー。知略の限りを尽くして皇太子を失脚させ、第三皇子を帝位に就けるべく画策する宮廷陰謀劇。宇宙海賊を追って不時着した未開惑星で、原住の知的生命体とファーストコンタクトするスペースオペラ。夕暮れの教室で、学園のマドンナといわれたあの娘に愛の告白をする学園ラブコメ…。さらには伝奇ホラーや西部劇、和風ファンタジーに時代劇と、数多くの世界観、様々なシステムが生み出されています。

しかし、TRPGで「表現できるもの」は、ただ物語の舞台を移せば済むものではありません。剣と魔法を駆使してドラゴンを倒す冒険者も、マスケット銃で原住民を打ち払うコンキスタドールも、人外の力で闇の勢力を退ける妖魔も、フレーバーが異なっているだけで、セッション構造を根本的にパラダイム・シフトさせることができていません。

たとえば、小説という表現形式が、冒険活劇から推理小説、純愛モノ、私小説、純文学と幅広いジャンルを扱えるように。あるいはTVドラマ、いや、映像メディアが、ドラマからニュース、バラエティ、スポーツ、音楽までカバーするように。TRPGはそのメディア特性を最大限活用して、もっといろんなかたちに化けることができるに違いないのです。

つくる会は信じます、RPGの可能性を。

そして引き出します、RPGの隠れた魅力を。

「新しいRPGをつくる会」が目指すTRPGの姿は、これまで誰も見たこともないようなものになるでしょう。
それがどんなものなのか、我々自身もまだ、暗中模索の只中にいます。我々の活動から生まれるシステムやシナリオは、まだ見ぬ「新しいRPG」へと我らをいざなう、なにかの欠片なのかもしれません。

その欠片に、もしあなたが興味を持っていただけたなら、摘み上げて、胸にしまってみてください。その欠片を触媒として、あなたの中に「新しいRPG」が生まれてくるかもしれません。

つくる会の目標は、RPGを映画や小説に匹敵する、一大表現メディアに成長させることです。
我々の生あるうちに、それを達成することは極めて困難でしょう。しかし、RPGを愛する一人一人が信じて歩み続ける限り、そこに不可能はないのです。

つくる会は歩き続けます。さらなる新しいRPGを目指して。

メンバー紹介

  • 満腹院 満腹院画像

    萌えと陰謀をこよなく愛する15年来の永田町マニア(まだ20歳代)。TRPGの最大の魅力は、GMとプレイヤーが協力して「物語を紡ぎあげること」にあると信じている。ダイスロールなどの判定よりもロールプレイ、特に台詞を中心とした「言葉」を重視する。「RPGは可能性にあふれた文芸の一大メディアである」が持論。

    大学では東洋史を専攻した文系。古代から近代を中心に、世界史全般の知識を広く浅く吸収している。趣味・ネタ元は漫画(アニメはあまり見ない)のほか、円谷特撮、歴史(主として世界史、日本史は源平合戦まで)、戦後〜現代政治、時事ネタ。元光栄信者で「三國志」シリーズや「蒼き狼と白き雌鹿」シリーズにはまっていたが、無双中心の最近のコーエーには距離を置いている。

    「キャプテン・ラヴTRPG」及び角色扮演遊戯・三國志演技サプリメント「恋姫†演技」をデザイン。いつか永田町TRPG「JIMIN55」を完成させたいと思っている。

  • モエぱん モエぱん画像

    発想のおもしろさに重点を置いたTRPGを好む。好みのジャンルはSF、ファンタジー。
    12才の時に出会ったTRPGが肌にあったのか、おもしろいことを考える度にTRPGのネタにしてきた。
    最近の興味の対象は、科学史。なんとかネタにできないかと四苦八苦して作っているのが「Myth & Renaissanse」である。