第３章 判定
８）ＭＧの減少と回復
アプローチ判定以外でも、危険な目や怖い目に遭ったときなどにキャラクターのＭＧは減少します。減少幅は１〜３点です。ただし、アプローチ判定以外の局面でＭＧが０になることはありません。恐怖によりＭＧが減少し、０になる場合は１点残してください。いわゆる「吊り橋効果」を再現するためのルールです。
基本的にはＧＭが指示しますが、本人が申請し、ＧＭの許可を得て減らしてもかまいません。
ついでに、ＭＧを独力で回復する手段について触れておきます。
独力でのＭＧの回復は、一人きりになれる空間（完全に一人きりにならなくても、茶店などで他人からの干渉がなければ大丈夫です）で、一服することで可能です。一服というのは、文字通り喫煙・喫茶も含みますが、酒を飲んだり、風呂に入ったり、音楽を聴いたり、ゲームをしたりといった、その人がリラックスできる行為、何らかのストレス解消です。
このときの回復幅は絵札修正のみで、回復できるのは、セッション内で十分に描写されている１日につき、１回だけです。セッション中で「そして１週間後」のように時間経過を飛ばされた場合は回復できません（逆にＧＭの判断により、全キャラともＭＧ全回復にしてもかまいません）。