親愛のしるしは攻撃の合図-21 fire!-21
いよいよ、最終組立です。
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パワーユニットを組み立てます。 モーター、導線金具、ギア、尻尾のギミック部品を入れます。赤いギアのクランク軸の位置が同じになっているか調整します。 |
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上蓋をしたら、実際に動かしてみます。前足のクランク軸と追加したギア、口を開閉させる部品の動きを確認します。尻尾のためのギミック部品は、足から動きを取り出しますので、この時点ではまだ動きません。 |
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頭を組み立てます。 口開閉のためのギミック部品をしっかりかみ合わせます。 |
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コックピットを載せます。 首のハードポイントに武器をつけたり外したりして遊ぶつもりはありませんので、何らかの装備と想定してデカールを貼っています。 |
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パワーコネクターのカバーを別途組み上げます。小形のロートドームのような想定をして、傍目に回っていることがわかりやすいデカールを貼っただけです。 |
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そのままパワーコネクターにかぶせます。 実際に動かして確認しますが、ここは、そう問題の起きにくい所です。 |
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フォトン粒子砲のギミック部品を仕込みながら、右装甲をとめます。 |
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フォトン粒子砲のギミック部品を赤いギアのクランク軸にしっかりかみ合わせなければなりません。 |
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尻尾周りはギミック部品が重なる組立の難しいところです。 部品点数と加工箇所を減らしたため、組み上げるときに、片側だけにギミック部品を予め組んでおくことが出来ません。トミーさんが設計してくれれば、きっと右側だけで尻尾のギミックが組み上がっていることでしょう。 |
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尻尾のギミック部品とフォトン粒子砲のギミック部品を仕込みながら、左装甲をとめます。
ここでスイッチを入れて、動きを確認します。フォトン粒子砲のギミックが左右同時に動くはずです。もし左右同時に動かない場合は、赤いギアのクランク軸の位置が、左右でずれているという事です。 |
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まだ尻尾に動力は伝わっていませんので、手で動かします。左後ろ足につながるギミック部品の位置と尻尾の位置、ギミック部品が上がると尻尾が下がり、ギミック部品が下がると尻尾が上がっています。
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スイッチ、電池カバー周りを組み上げます。 |
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先に足を組み上げます。 膝、足首、爪先の関節がありませんので、靴下部分を固定するだけです。 |
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後ろ足に動きを伝えるギミック部品を仕込みながら、前足を組み上げます。 |
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後ろ足に動きを伝えるギミック部品を差し込みながら、後ろ足を組み上げます。 左後ろ足は、新たに作った尻尾を動かすギミック部品の軸が出ていますから、各部品の軸の位置をしっかり確認しながらかみ合わせながら組み上げます。 自立するようになりました。色のせいかもともとのデザインのせいか、筋肉質に見えます。 |
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ギミック部品をかみ合わせながら、ヘルブレイザーを組み上げます。 ここも組み上げるのが難しいところです。次のチャンスがあれば、改善しなければならない部分です。 |
そして、フォトン粒子砲を取り付けると、
:設定
ゼネバス帝国仕様の試作ジーク・ドーベルが出来上がりました。
ずっと思っていたジーク・ドーベルの減点理由を取り除いてみたつもりです。黄色と赤の明るい色が目立ちすぎること、各所に肉抜き穴が見えてしまうこと、特徴的ギミックが無いこと、これらは解消できたと思っています。
B/Oゾイドとはいえ、ハイパワーユニットクラス程度と考え、初期のEMZ系列の、装甲はシルバーグレー、内部構造は赤系に準じた配色にしました。そのうえで、ジーク・ドーベルは、ゼネバス帝国で開発が始まっていたものの、試作段階に移行する前にガイロス暗黒軍に吸収されてしまったため、DPZ系列で完成したと想定し、もし、暗黒軍に吸収されていなかったら、帝国軍でこんな試作機が作られていたであろう、と想定してみました。
現時点での能力の範囲で満足のいく機体にはなりました。しかし、フォトン粒子砲からヘルブレイザーに動きを伝える方法にもう一工夫必要です。今回のやり方は、とても組立しづらい作りになっています。次回、もし機会があれば、もっと組立しやすい部品の構成や動きの伝達方法を考えたいと思います。あと、肉抜き穴を隠すための複製のやり方ももう少し勉強しないといけないです。
以前にアイスブレーザーの改造をしてほしいとのメールをもらったことがあるのですが、まだまだ先になりそうです。アイスブレーザーをやるとなりますと、最低限今回と同じジーク・ドーベルの範囲での動きを追加して。更に、アイスブレーザーとして追加された装備にも動きを伝えなければならないと思いますので、かなりハードルが高いです。他の機体で修行して、腕と発想力を磨かないと、まだ出来そうにありません。つまるところ、メカ生体にもまだ楽しめる余地は残っているといえます。ゾイドは、本来キャラクターおもちゃではなく遊びの素材であるおもちゃでしたから、遊び方は無限大です。いまだに遊び尽くしていない、事がわかりました。