海底鍾乳洞 「ヒデンチガマ 」に棲む変わった生き物

新種のオウギガニ 「クラヤミヒラオウギガニ」に決まる!

新種【 クラヤミヒラオウギガニ 】

Neoliomera cerasinus . Ng ,2002

甲羅幅4〜5cm、洞窟内のオウギガニには似たような物が多いが、これは新種。
入り口から50〜100m辺りでみられる。
小さいうちは色が白っぽく、大きくなるにつれ赤くなる。

【 リュウグウモエビ 】

全長5cm位、たくさんいるかと思えば次には少なかったり動きが読めないが、たくさんいることは確か。色が真っ赤で白線がくっきりとするタイプもいて同じ仲間かどうか、琉球大学で検討したところわずかに違いがあるものの、ほとんどリュウグウモエビ。

【 ハチジョウクラヤミカクレエビ 】

全長(体長)2cm、2000年に採集し鑑定してもらったところ、前年に八丈島の洞窟で見つかり、すでに記載されていたが、これも新種のテナガエビ。
「精査すると少し違うかもしれない」とのコメントをもらっている。
非常に細長い手足で触覚も非常に長いが細くて写真に映らない。腹部が緑色に見えるのは抱卵中。

HOMETOP 010203 : 04