更新2004/06/05「ことば・言葉・コトバ」


『表現よみのすすめ』出版をご検討ください

執筆中『小説・インターネット掲示板事件』サイトでの経験を素材にインターネットに潜むコミュニケーションと人間関係の問題を追求するセミドキュメンタリー。
執筆中『印しと声でよむ日本語の技術』―本に印しをつけてに出す、こんな簡単なことで本の理解がより深まる。「一読総合法」と「表現よみ理論」の総合による読書法。だれもが身につけるべき「よみ」の技術が常識をくつがえす。

『表現よみのすすめ』を執筆しました(目次/縦書/横書)。『表現よみとは何か―朗読で楽しむ文学の世界』(1995/明治図書)から8年の実践と研究の成果をまとめました。出版してくださる会社を探しています。検討くださるなら原稿お送りします。ご連絡ください。
『表現よみのすすめ』の参考論文は「表現よみ理論入門」、「あるよみ手への手紙 (縦書き) 」(『あゆみ』55号)、「表現よみと落語 (縦書き)」(『日本のコトバ』17号)などです。(ほかは「論文リスト」参照)

執筆にあたって――今、ベストセラー斎藤孝『声に出して読みたい日本語』に代表されるように、朗読がブームになろうとしています。多くの人たちに、声を出して読むことが広まり、朗読の意義も認められつつあります。学校教育において朗読を取り入れるところも増えています。
 しかし、朗読の理論や方法についての探求は、ずいぶん遅れています。いわゆる、音声理論――発声、発音、アクセント、イントネーションなどの面はアナウンスの分野で研究されました。しかし、朗読で多く取りあげられる文学作品のよみ方についての研究はまだまだ不十分です。
 表現よみとは、文学作品とくに小説を声で表現するための理論です。小説には個性的な「語り口」があります。それは「語り手」による表現です。「語り手」とさまざまま登場人物のコトバを取り入れながら作品を語ります。作品は「語り手」と「人物」の〈対話〉によって構成されています。その構造は文章の分析によって示すことができます。表現よみの理論にもとづく朗読こそ、芸術とよべるものに発展するのです。