ト チ ノ キ(手子神社)


  たちどまりあふぐ栃の葉みどりに透き
  その葉にしろき花は翳せり  
栗原潔子

 晩春の手子神社の杜には、ひときわ明るく大きな葉をつけているトチノキが見られます。

 昔からその実は栃餅や栃粥に、材は刳り物や家具などに使われ昔から大切な木として重宝がられて来ましたが現在では栃木県の県木としても親しまれています。

 横浜市指定名木 樹齢270年、幹周2.9メートル

 ●手子神社までは京浜急行金沢文庫駅より徒歩
  15分(釜利谷信号左折)



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関連サイト(たぶの木けやき小泉夜雨)
 
 トチノキ(栃の木)

 
渓谷に沿った適湿の地を好む落葉大高木である。
 天狗の団扇のような大きな葉、クリに似た大きなへその持つ愛敬のある種など日本の温帯林で最も特徴のある樹木である。
 縄文時代の遺跡からも貯蔵されたトチノキの種が出てくる。

 朝日百科「植物の世界」 抜粋