え の き(金龍院)

 
  
美しや榎の花のちる清水(白雄)

 初夏の昼下がり、静かな金龍院の裏庭には花の終わったえのきの背の高い姿が見えます
 金龍院は南北朝時代に建立された臨済宗建長寺派のお寺ですが、境内には金沢四名石の1つである「飛石」や八景探勝の地として賑わった「九覧亭」には聖徳太子堂が建てられており往時の賑わいを偲ばせてくれます。 

 ●横浜市指定名木   樹齢200年、幹周1.5b

 ●金龍院までのあし 京浜急行金沢八景駅下車徒歩2分

 

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 えのき(榎)
 ニレ科の落葉高木、関東以南の暖地に多く高さ約10〜20b、直径1〜3bに達する。
 樹皮は灰色、雌雄同株。
 初夏、淡黄色の花を開き花後球形の小核果を結ぶ。
 若葉は食用とすることが
あり、材は薪炭・器具などに用いる。江戸時代には街道の一里塚に植えた。
         
(広辞苑、抄)