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この画像をクリックするとamazon.co.jpの各商品紹介ページにジャンプします。試聴や解説、たくさんのレビューが読めますので、ぜひ参考に!
トップページ> 音楽> レビュー> 2006年> 5月
May, 2006
The Raconteurs
Broken Boy Soldiers
01. Steady, As She Goes
02. Hands
03. Broken Boy Soldier
04. Intimate Secretary
05. Together
06. Level
07. Store Bought Bones
08. Yellow Sun
09. Call It A Day
10. Blue Veins
公式サイト(英語)
Release Date : 2006.05.16
ザ・ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトと
彼と仲良しのSSWブレンダン・ベンソンが始めた新バンド
ザ・ラカンターズ。
今年のフジロックに出るみたいですねぇ〜。

いいな、いいな、ナマで聴いてみたいなぁ。
ナマで聴いたらもっとかっこいいだろうに!

と、よだれダラダラ垂らしたくなりそうな
かっこいいアルバムを作ってくれました!!

ホワイト・ストライプスといえば「ガレージロック」。
切れ味鋭くゴツゴツしたローファイなギターが特徴。
ブレンダン・ベンソンといえば「パワーポップ」。
甘くねじれたメロディラインを縦横無尽に駆使するタイプ。
(だとオレは思う)
そんな二人が合体すると、こんな面白いことになるんだ!
って感じです。

甘いんだか辛いんだかわかんない、
聴覚がマヒするようなサウンドがカ・イ・カ・ン♪
(by 若き日の薬師丸ひろ子)

ジャックとブレンダン、声質が似通っているので
なんとなく聴いてるだけだと、どっちが歌ってるのか
わかんなくなりますけど、とりあえず今のところ
一番かっこいいと思われる曲は、1曲目っすね!
1stシングル曲です。
この声はブレンダン!この曲はブレンダン節が炸裂!!
この曲は、甘さ7に対して辛味3ぐらいの調合で
できてる気がするんですけど、甘党のオレとしては
このくらいがドンピシャです!
これ1曲だけでお菓子一袋はペロッといけますね。はい。

でもなー、ちょっとフクザツな心境だなぁ。
だって、このブレンダン節炸裂!なシングルが
これだけヒットするんならですよ!?
ブレンダンのソロアルバムだって、もっと評価されてもいいと
思うんですよねぇ。結局は「どんな名曲も、大勢の耳に
届かなければ認めてもらえない」ということなんでしょうね?
今回を機に、ブレンダンの才能がきちんと認められることを
心から願うばかり。ブレンダン・ファンの意見です。

では最後に。
このアルバム、全10曲で33分台という、
なんともいさぎよい、男前な終わり方をするんですけど、
もし次回作をお作りになる場合には、もうちょっと
中身を盛りだくさんにしていただけたらうれしいでーす。
posted on 2006.05.29
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Various Artists
ウクレレ・フォース 〜スター・ウォーズ ベスト・カバーズ〜
01. 20世紀フォックス・ファンファーレ / ウクレレカフェカルテット
02. スターウォーズ メイン・タイトル / 宮川彬良 & 銀河系ウクレレ交響楽団
03. ジェダイの騎士の物語〜フォースを学べ / 栗コーダーカルテット
04. モス・アイズレー宇宙港 / ジェームス・ヒル
05. レイア姫のテーマ / キヨシ小林&ウクレレスウィングギャング
06. ヒア・ゼイ・カム / 松宮幹彦
07. 帝国のマーチ (ダース・ベイダーのテーマ) / 栗コーダーカルテット
08. ハン・ソロとレイア姫 / はじめにきよし
09. ヨーダのテーマ / 栗コーダーカルテット
10. アナキンのテーマ / 松宮幹彦
11. アクロス・ザ・スターズ / ウクレレカフェカルテット
12. オージーの大楽隊 / ウクレレカフェカルテット
13. 王座の間〜エンド・タイトル / 栗コーダーカルテット
栗コーダーカルテット公式サイト
Release Date : 2005.07.09
この作品、約1年前(エピソードIII公開当初ですね!)に発表され、
その脱力感がひそかな話題となり、売れていたもの。
スター・ウォーズ好きなオレとしても、ぜひ手に入れたい!
と思いながら、瞬く間に一年が過ぎ去っていました。
ここにきて、ようやくゲット!

あの重厚なテーマ曲をウクレレで!?という意外な組み合わせを
どう聴くか。どうとらえるか。ここがポイントだと思うんですが、
まぁ、なんというか、ほんとに期待通りの脱力感が味わえて、
サイコーっす!

メインタイトルこそ、ウクレレを前面に押し出さず
「ウクレレ交響楽団」がメインで盛り上げているものの、
その他の曲たちは、もうウクレレ三昧…!
そして、その中にピリリと光る縦笛(リコーダー)の音色が
曲の緊張感をことごとく奪い去る絶妙の効果を発揮しております。
圧巻はダース・ベイダーのテーマ!
これほどユルユルなテーマにのせてダース・ベイダーが
登場したなら、帝国軍の権威失墜は免れませんよ、ほんとに。

【オリジナル】
ダンダンダーン ダダダー ダダダー

【ウクレレ版】
ポーポーポー ポピポー ポピポー

あぁぁぁ、ここ、思い出しただけで笑える♪
栗コーダーカルテット、おそるべし…!
っつうか、オレも縦笛が吹きたくなってきたなぁ!
このフレーズだけなら吹けそうな気がする。
延々吹き続けそうな気がする。

というわけで、スター・ウォーズ好きにはたまらない、
スター・ウォーズを知らない人にも楽しんでもらえる作品だと
思います。これからの季節、身体じゅうが暑さでグダグダに
なったときを見計らって、これを聴きましょう!

なんだか、すべてがどーでもよくなりそうなほど
リラックスできるのではないでしょうか。
くれぐれも脱力しすぎないよう、ご注意を!
気をしっかりもってね!!
posted on 2006.05.17
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Corinne Bailey Rae
Corinne Bailey Rae
01. Like A Star
02. Enchantment
03. Put Your Records On
04. Till It Happens To You
05. Trouble Sleeping
06. Call Me When You Get This
07. Choux Pastry Heart
08. Breathless
09. I'd Like To
10. Butterfly
11. Seasons Change
公式サイト(英語)
Release Date : 2006.02.27
BBC(イギリスの国営メディア)が選ぶ
「2006年ブレイクが予想される新人アーティスト」で
第1位に選ばれた女性アーティスト。
(イギリスのアルバムチャートでも初登場1位を獲得)
シャーデーの洒脱感、エリカ・バドゥのソウルネスを感じさせる逸材!
幼少時代にはクラシック・ヴァイオリン、
教会の聖歌隊にて英才教育を受け、
ティーン時代はレッド・ツェペリンの遺伝子を汲み込んだ
ロック・バンドにてインディー・シーンで活躍。
そして学生時代はジャズ・クラブを舞台に
その類まれなヴォーカル・センスを披露と、
あらゆるジャンルを体現し、あらゆる要素を吸収して形成された
オーガニック界の新星が遂に世界デビュー!

以上、タワレコさんの紹介文を引用しました。

でもなぁ。
シャーデー?
なんか違う気がする。そんなクールな感じじゃない。
エリカ・バドゥ?
聴いたことないし…。
オレが知ってる歌手でたとえるならば、
ミニー・リパートンですかね!
あの超有名なスローナンバー"ラヴィン・ユー"を歌ってる人です。
♪ラララララ ラララララ ラララララーラ ラーラーラララ
 ドゥドゥドゥンドゥドゥー アーアアーアアーアー(ここ超高音)♪
って、これでわかりますかねぇ?

とにかく、この新人、コリーヌ・ベイリー・レイさんは
ミニー・リパートンばりの癒し系大型ソウルシンガーですわ!

歌がうまい、声が深い、その上、聴いてて心地よい。
夜にでも聴くと、そりゃもう夢見心地な世界に飛べますよぉ!
生まれたばかりの赤ちゃんが、お母さんの腕の中で眠るみたいに
全身すべての余計な力や雑念が抜けて、
スーッとリラックスしていく感じがします。

特に出だしの3曲は、もうとんでもないですよ。
コリーヌさんの魂がそのままぶつかってくるような(でも優しい)
そんな3曲です。
これぞソウル!と、こっち系の音楽にはあまりくわしくないオレが
言うのもなんですが、そう断言したくなる3曲です。
これだけでも聴く価値あり!だと思います。
もちろんその他の曲も心地よい耳ざわりなわけで、
うっとりする出来栄えでございます。
posted on 2006.05.02
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