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トップページ> 音楽> レビュー> 2003年> 10月
October, 2003
Amy Grant
Simple Things
Happy
Eye To Eye
Simple Things
Beautiful
Out In The Open
I Don't Know Why
Looking For You
Touch
Innocence Lost
After The Fire
公式サイト(英語)
日曜夜の法律バラエティ番組「行列のできる法律相談所」。
紳助のトークが面白くてよく見てるんですよ、オレ。
で、そこに出てくる住田さんという女性弁護士のお顔に
似ている(住田さんよりも数段キレイだけど)のが
今日紹介するエイミー・グラントさんです。
(こういうお顔もけっこう好きです。)

アメリカの音楽界には「クリスチャン・ミュージック」という
ジャンルがありまして、"キリストさん、ありがとう!"
みたいなことを歌ってるのかな?(おそらく違います…)
もともとエイミーさんは、クリスチャン・ミュージックを歌う
歌手として活動していました。それが、90年代初めに
ポップスを意識したアルバム『Heart in Motion』を出したところ
ドカンとバカ売れしてしまい、それ以来、クリスチャン向けと
ポップス向け、両方のアルバムを出すようになりました。

で、今回の『Simple Things』は久々のポップス・アルバム。
ダンナさん(最近離婚した?)が有名なカントリー歌手
Vince Gillだし、以前からカントリー畑の作曲家たちと
ツルんでることもあって、(例えば、クラプトンがカバーした
"Change the World"の作者とか)
今回も生楽器中心のナチュラル・テイスト満載!
ほんと、題名通りシンプルです。
シンプルであるがゆえに、
声とメロディの良さが際立ちますなぁ〜。

ほっと一息つきながら、秋の夜長にピッタリの一枚です。
それから、もうすぐクリスマスの時期がやってきますよね。
彼女のクリスマス・アルバムもついでにオススメしときま〜す。
▲TOP
Northern Bright
A Generation Ago Today
Straight from My Heart
Pulp Flavour
Shooting from the Shining Star
〜 See You Tomorrow
Freedom
Groovie Little Number
Get Yourself Arrested
Losing My Head
Different Strokes
Keep You Satisfied
Wallflower
Spiritual Feeling
公式サイト(日本語)
日本にノーザン・ブライトというロック・バンドがいることを
みなさんご存知でしょうか?
(このコーナーでもチラチラと紹介してますが)
オリコンチャートで上位に来ることは決してありませんが、
片隅のほうにちょこっと載ってることもあります。たまに。
テレビドラマの主題歌になった曲もあるんですよ、実は。
Oasisが来日したとき、前座として演奏したこともあります。

そんなノーザン・ブライト、
全編英語詞で作った『Long Play』から間髪いれず、
3枚目のオリジナルアルバムをリリースです。
もともと、イギリスのギター・ロックに触発された音楽を
好む彼らですが、今回は打ち込みを多用して
これまで以上にダンサブルな傾向にあります。
バンド活動と並行してDJなんかもよくやってるみたいなので
そういうところからも良い影響が出てるようですね。
ほんと、聴いてて楽しいです。ワクワクします。
いつも前向きな歌詞も、いいんじゃないでしょうか!
▲TOP
Travis
12 Memories
Quicksand
The Beautiful Occupation
Re-Offender
Peace The F**k Out
How Many Hearts
Paperclips
Somewhere Else
Love Will Come Through
Mid-life Krysis
Happy To Hang Around
Walking Down The Hill
Some Sad Song
公式サイト(英語)
イギリスが誇る、No.1癒し系ロックバンド、トラヴィスの
通算4枚目のアルバムが到着です。
今回は、ナイジェル・ゴドリッジのプロデュースを離れ、
自分たちだけで作り上げた一作になりました。

それが吉と出たか凶と出たか!

と、それは実際に聴いてみてもらい
みなさんに決めていただきたいのですが、
とにかく「手作り感」がひしひしと伝わってくる作品で
あることはたしかだと思います。
売れないけどいい音楽を作る
朴訥としたシンガーソングライターのようなおもむき。
(いやいや、実際は売れまくるんですけどね。)
そして、これまでよりももっと「優しくて温かい音楽」を
生み出したなぁと感心しております。

特に好きなのは、映画『ムーンライト・マイル』でも使われた
"Love Will Come Through"です。
この曲を聴いてると背筋がピンと伸びる気がしますよ。

いいよ、いい!
▲TOP
Maroon 5
Songs About Jane
Harder to Breathe
This Love
Shiver
She Will Be Loved
Tangled
The Sun
Must Get Out
Sunday Morning
Secret
Through With You
Not Coming Home [Live]
Sweetest Goodbye
公式サイト(英語)
むかしNHKで「ビバリーヒルズ青春白書」っていう
学園ドラマがあったじゃないですか。
お金持ちのボンボンな若者7〜8人が
くっついたり離れたり、ヤったりヤラれたり
幸せだったり不幸のどん底だったりしながら進んでいく
お話でしたよね。(ちょっと違うか?)

このドラマの中でデヴィッドくんというヤツがいまして、
こいつが(学生なのに)ナイトクラブを買い取って経営する!
という、なんとも現実離れした設定がありました。
そしてそのクラブにはステージがあり、劇中、
たまにゲストとしてミュージシャン(大物から小物まで)が
演奏するんですよ。
ある回で、カーラズ・フラワーズという新人バンドが
演奏してるのを見たことがあります。
これで売れ線バンドの仲間入りするのかなぁと
思って見てたんですけど、
案の定(?)アルバムを一枚だけ残して、
どこかへ消えてしまったのでした…。

Maroon5というバンドは、
このカーラズ・フラワーズのメンバーが
夢よもう一度!と作った新バンドなんだそうです。
あまりに出来過ぎたパワーポップを鳴らしてた以前とは違い、
(とは、今だから言えるセリフなんだけど…)
AAAとファンクが混ざったような特徴のあるサウンドで
「これが本当にやりたかった音楽なんだろうなぁ」と思わせる
個性的なものに仕上がっているんじゃないかと思います。

1曲目の"Harder to Breathe"から"This Love"の流れは
聴いててワクワクする展開!ベースがうねりまくってます。
今度こそがんばれよ!今度こそいけるぞ!!
▲TOP
鈴木祥子
I Was There, I'm Here
[disc1]
夏はどこへ行った
Happy Someday
Sweet Sweet Baby
ただの恋だから
恋人たちの月
椋鳥
Circle

あなたがいた季節
優しい雨
プリヴェ
Adios

[disc2]
Sweet Thing
ラジオのように
甘い夜

Shelter
電波塔
帰郷
River’s End
ムーンダンスダイナーで
I was there,I’m here
モノクロームの夏
契約
25歳の女は
依存と支配
そしてなお永遠に
シュガーダディーベイビー
my love,my Love
風に折れない花
公式サイト(日本語)
このページをご覧のみなさん、こんにちは。
鈴木祥子普及委員会北陸支部代表のketsuでございます。
(勝手にそう名乗っております。)
今回リリースされた彼女のライブアルバム、
もうお聴きになりましたでしょうか。
そうですね、聴いてないですよね。
はいはい、わかってますよ〜。

では、ここで鈴木祥子ならびにライブアルバムの
セールスポイントを列挙してみましょう。
・透き通った歌声が伸びまくり。
・暗い曲が多いが、それでもメロディが素晴らしい。
・ほとんどの曲が彼女のピアノ(またはウーリッツァー)による
 弾き語りで、雰囲気がなかなか良い。
・カヴァー曲のセレクトも良さげ。
 (特にリンダ・ロンシュタットの"Adios")
・アレンジがシンプルな分、アーティストの力量がストレートに
 反映されていることを踏まえて聴いてほしい。
 文句なしの実力派であることがわかってもらえるはず。
・ほんと、ライブ会場のマッタリ感がそのまま収録されている。
 (いい意味、悪い意味の両方含めて)
・音楽とは直接関係ないが、美人である。

とりあえず以上であります。
どう?興味わいてきた??

ここで注意。もし興味がわいてきた方がいらっしゃったら、
このアルバムを買うのは待ってください。
これを買うにはちょっとだけ早い!
先にベスト盤を聴いてからにしても遅くはありません。
日本にもこんなハイレベルなアーティストが眠っているのです。
まずはお試しあれ。
▲TOP
Muse
Absolution
Intro
Apocalypse Please
Time Is Running Out
Sing for Absolution
Stockholm Syndrome
Falling Away with You
Interlude
Hysteria
Blackout
Butterflies and Hurricanes
Endlessly
Thoughts of a Dying Atheist
TSP
Rule by Secrecy
公式サイト(英語)
イギリスのバンドMuseの新作アルバムになります。
デビュー当時からずっとRadioheadに似てると
言われ続けているようですが、オレいわく「全然似てません!」。
イギリスのギター・ロックバンドであること自体は似ていますが、
Museのほうがもっと図太くてプログレ調で、
しかも暗い感じがします。
そして、MuseにはMuseなりの独特な雰囲気があります。
比べるのは両方のバンドに対して失礼かな、と思いますね。

今回のアルバムでは、
アメリカで活躍するプロデューサー/ミキサー
Rick Costeyを迎えて、
今までよりも曲調に多様性が生まれたかなという感じです。
特にピアノの使われ方が気に入ってます。
彼らのアルバムを聴いてると、
一作ごとに成長してるのがわかるので
ファンにはそれがなによりうれしいことなんじゃないかと
思いますね。
▲TOP
Doves
Lost Sides
Break Me Gently (Incidental)
Darker
Your Shadow Lay Across My Life
Meet Me At The Pier
Down To Sea
Crunch
Zither
Valley
Northenden
Hit The Ground Running
Willow's Song
Far From Grace
公式サイト(英語)
ダヴズというバンドは、1999年にデビューして
これまで2枚のオリジナルアルバムと
6枚のシングル(デビューEP含む)を発表してきました。
その中から、シングルのB面に収められていた曲や
リミックス・ヴァージョンを集めたのが、この『Lost Sides』です。

でね、みなさんは興味ないし聴いたこともないと思いますけど、
また、このB面の曲ってのが素晴らしいんですよ!マジで。
もう、ほんとに名曲だらけなのですよ。ほんとにほんと。
個人的に特に好きなのが"Crunch"って曲で。
これは、ダヴズがダヴズとしてデビューする前、
Sub Subというテクノ・バンドとして活動しているときの曲でね、
テクノ・ビートとギターの絡み合いが
もう、かっこいいったらありゃしないんですよ!
(たしかに音は古くさいかもしれないけど…。)

リミックスも、なかなかかっこよくてね、
この人選はManic Street Preachersに匹敵するセンスだなぁと
思いましたね。
ダヴズと一緒にツアーをしたMagnetのリミックスが
かなり気に入った!(この曲は限定盤にのみ収録)

p.s.
日本盤は10/29発売ですが、にっくきCCCD仕様のため
先に売られている輸入盤(CCCDではない)を購入しました。
東芝EMIさん、リリースする音源をことごとくCCCDにするのは
そろそろカンベンしていただけないでしょうか…。
▲TOP
Tim Christensen
Honeyburst
Intro
Surfing the Surface
Lost and Found
Jump the Gun
Whispering at the Top of My Lungs
Lay Down Your Arms
Right Next to the Right One
Isolation Here I Come
No Easy Key
Close the Door
Don't Leave Me But Leave Me Alone
Tonight I'm Fine
How Far You Go
公式サイト(英語)
さて、このティム・クリステンセンという名前に
聞き覚えのある方、いらっしゃいましたら

あなたはとってもいい人です!

名前だけでなくCDも聴いたことあるぞ!とおっしゃる方、
あなたって人は、あなたって人は♪超いい人だ。

え〜、たくさんの賛辞をあげてもまだ足りないくらいなのに、
このロック・ミュージシャンのことは知られていないのです。
よく宣伝文句で「ビートルズ級」とか「ジョン・レノン並み」という
言葉を使って、そのアーティストのすごさを言い表しますけど、
このティム・クリステンセンにこそ、それらの言葉が当てはまる!

と言っては言い過ぎでしょうか…。

今回のソロ2ndアルバムは、今までひきずっていた
Dizzy Mizz Lizzy(もともと在籍していたバンド)時代の
ハードロックっぽさが少し後退し、その代わりに
より普遍的で臭みのない、洗練されたロックが
展開されていると思います。
そして、彼独特のメロディのうねりみたいなものは健在で、
聴いてると、音のツボを絶妙なタッチで刺激されるような
感覚があるんですよねぇ。
カ・イ・カ・ン!(薬師丸ひろ子風。ふるっ!)

そう考えると、世界には、とんでもない音楽家が
それこそ山のように存在するってことが
よ〜くわかりますよねぇ。掘っても掘っても出てきますよ!
▲TOP
Rufus Wainwright
Want One
Oh What a World
I Don't Know What It Is
Vicious World
Movies of Myself
Pretty Things
Go or Go Ahead
Vibrate
14th Street
Natasha
Harvester of Hearts
Beautiful Child
Want
11:11
Dinner at Eight
公式サイト(英語)
わたくしが2002年のナンバー1アルバムに選んだ
ルーファス・ウェインライトの最新作が発表されました。
なんでも、レコーディングしてる間にどんどんいいのが
できあがるもんだから、調子に乗って2枚続けてリリースします!
ってことらしく、この『Want One』の次、来年には
『Want Two』が出るみたいです。

このルーファスさんのCDを聴き始めると
その途端に周りが別世界に変わるんですよね。
ミュージカルを観てる、とか
メリーゴーランドに乗ってる、みたいな錯覚におちいるわけ。
目の前がキラキラし始めて、
オレはタキシードかなんかをバリッと着ちゃって
ワルツでも踊ってる夢を見てるような気分になるんですよ。
おもしろいでしょ?

この感覚、フツーのオトコには到底出せない味ですよ。
ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督と同じ匂いがします。
『Want Two』も楽しみだ!
▲TOP
Dido
Life For Rent
White Flag
Stoned
Life For Rent
Mary's in India
See You When You're 40
Don't Leave Home
Who Makes You Feel
Sand In My Shoes
Do You Have a Little Time
This Land is Mine
See the Sun
公式サイト(英語)
そういえば、お台場でライブ見たっけなぁ。
ひと昔前のことのように思い出してしまいましたが、
あれから約2年。2ndアルバムの到着です。

そのライブで聴いて思わず感動した"See the Sun"が
入っててうれしいのですが、ライブで感じた高揚感とは
ちょっと違った仕上がりになっていますね。
アルバム全体にも言えるんですが、
夕暮れ時に聴くとピッタリな感じがしますねぇ。
(ちなみに、デビューアルバム
恋人のことを考えて眠れない夜中に聴くとハマりそうな感じ。)
夕方、うちに帰る道を歩いてると
目の前にドカンと夕陽が見えてさ。
それを見ながら、あぁ今日も一日終わったなぁ
とか思いつつ、おてんとさんに感謝する。
なんか、そんなほのぼのした気分になりますわ。

タイトルが「借り物の人生」っていう
ちと悲しげなものなんだから、
実際、ほのぼのしてる場合じゃないのかもしれないけど…。
こんな感想持つのって、オレだけかもしんないね。
▲TOP
John Mayer
Heavier Things
Clarity
Bigger Than My Body
Something's Missing
New Deep
Come Back To Bed
Homelife
Split Screen Sadness
Daughters
Only Heart
Wheel
公式サイト(英語)
デビューアルバム『Room for Squares』が
どエラいヒットをかっ飛ばしているジョン・メイヤーくんの
2ndアルバムが早々と登場。

デビューアルバムでは、とても新人とは思えない
落ち着きと、しかも、AORと呼んでもおかしくないくらいに
洗練されたメロディが満載でビックリしたもんですが、
このアルバムでは、雰囲気が変わりましたね。
自分の殻を一枚脱いで、だんだん本性を見せ始めたなぁ
って感じです。落ち着いた大人向けロックだけじゃなく、
ブルース調のギターソロとか、スティング風ジャズ・ロックも
入れてみたりして。幅がグ〜ンと広がりましたよ。

そして、おもしろいのは
Radioheadの"Kid A"をギター一本でカヴァーしたこと。
(日本盤にのみボーナストラックとして収録)
あんな曲を!?ギター一本で!?
おもしろいです。この人のセンス、おもしろい!
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