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トップページ> 音楽> レビュー> 2002年> 7月
July , 2002
Phantom Planet
The Guest
California
Always On My Mind
Lonely Day
One Ray Of Sunlight
Anthem
In Our Darkest Hour
Turn Smile Shift Repeat
Hey Now Girl
Nobody's Fault
All Over Again
Wishing Well
Something is Wrong
公式サイト(英語)
夏の風物詩といえば花火です、よね?
花火の中でぼくが一番好きなのは、線香花火です。
地味で、最後の力をふりしぼって火花を放ち、切なく散っていく。
そんな姿がいとおしいんです、線香花火って。

いま、アメリカでは
超特大打ち上げ花火のようなヘヴィロックか、
チョロチョロ動き回るネズミ花火のようなラップが
流行の主流ですが、この新人Phantom Planetには
線香花火のような味わいがあります。
繊細に、細かな火花のひとつひとつを丹精こめて散らしてる、
そんな誠実さがいいんですよ!
ミッチェル・フルーム&チャド・ブレイクのプロデューサーチームは、
本当にいつもいいアーティストを手掛けるよなぁ。感心。
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Ego Wrappin'
Night Food
Big Noise From Winnetka〜黒アリのマーチングバンド
くちばしにチェリー
あしながのサルヴァドール
5月のクローバー
チェルシーはうわの空
Pappaya
老いぼれ犬のセレナーデ
Whole World Happy
Sora no Lion
公式サイト(日本語)
ふだんのこのページを見ていただくと一目瞭然なんですが、
わたくし、クラシックやジャズといった
高尚(っぽく聞こえる)音楽ってほとんど聴きません。
聴いても寝ちゃうだけだと思ってるので。

ま、クラシックはほんとに寝ちゃうと思うんですけど、
ジャズっていう音楽は、
実は寝ちゃうほど退屈なものではないのかもしれないなぁ、と
今ごろ気づきました。
(Norah Jonesなんかもすばらしいしね。)
ある映画で、チャーリー・パーカーとマイルス・デイビスが
ジョイントした幻のライブのテープを流しながら…
という場面があったんですが、
あんなのを聴きながら寝られるわけがない!と思いましたもん。
ジョイントという名の決闘に聞こえました。

という風に、ジャズっていうのはかなりアグレッシブなんですよね。
Ego Wrappin'のこれも、適度にアグレッシブで
特に2曲目"くちばしにチェリー"は
ジャズがうまくスウィングしてる感じがすばらしいっす。
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Gemma Hayes
Night On My Side
Night on My Side
Day One
Hanging Around
Back Of My Hand
Over & Over
Let A Good Thing Go
Ran For Miles
What A Day
Tear In My Side
I Wanna Stay
Lucky One (Bird Of Casadaga)
My God
Night On My Side
公式サイト(英語)
ふとしたことで、デビューEP『4:35 a.m.』を買って聴いたのが
数ヶ月前。あまりに静かな音楽過ぎて、
あんまりピンとこなかったんですよ、正直な話。
でも、でも、このデビューアルバムではちょっと違う♪
「見た目は癒し系かもしれないけど、音は違うのよ!」と、
アイルランド出身のものすごい美人に言われたら、
それはもう降参です。
はい。
ごめんね、お手上げ。毎日聴きますってば!

p.s.
買うんなら、日本盤(『4:35 a.m.』などからのボーナストラック付き)よりも
輸入盤の方がよかったかも。ボーナストラックがオリジナルの曲調と
合ってない感じがしました。
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Red Hot Chili Peppers
By The Way
By The Way
Universally Speaking
This Is The Place
Dosed
Don't Forget Me
The Zephyr Song
Can't Stop
I Could Die For You
Midnight
Throw Away Your Television
Cabron
Tear
On Mercury
Minor Thing
Warm Tape
Venice Queen
公式サイト(英語)
前作『Californication』が、分厚い雲に覆われた空に沈んでいく
秋のカリフォルニアの夕陽だとたとえるなら、
この『By the Way』は、ハリウッドのなんとかヴールヴァードを
颯爽とドライブしてる気温24℃の昼下がりって感じがします。
(いつもいつも、分かりにくいたとえでごめんなさい...。)

このレッチリというバンド、人柄的にもサウンド的にも
ギターがあまり目立たないという、
ちょっと珍しめのファンクロックバンドだったわけですが、
本作では一気にギターが満開!
花盛りですねぇ。キラキラしております。
ジョン・フルシャンテ!
ソロアルバムでの灰色感はすっかりなくなったようです。
こいつらにもフジロックでお会いしますよん。楽しみ♪
▲TOP
元ちとせ
ハイヌミカゼ
サンゴ十五夜
ワダツミの木
夏の宴
ひかる・かいがら
心神雷火
37.6
初恋
ハイヌミカゼ
君ヲ想フ
凛とする
公式サイト(日本語)
「100万人にひとりの歌声」
元ちとせのキャッチフレーズだそうですが、却下!バカ!
あの歌声を、こんな安っぽい言葉で言い表していいんですか??
すげぇ安っぽいよ。やめようね、ほんとに。

はい、文句はこのくらいにして、と。
もとちとせ、メジャーデビューアルバムです。
インディーズ時代と、何も、ひとつも変わってませんね。
歌に込められた元ちとせの本気汁が、バシャバシャ飛び散ってる!
この人のCDを聴くたびに思うのですが、この声はナマで聴いてこそ、
本当の魅力がわかりますね。
CDでヴォーカルの後ろで鳴ってる楽器音が
時々すごくジャマに聴こえるときがあるもん。
元ちとせには、最低限の伴奏だけで十分。
それだけの方が魅力的だと思うんだけどなぁ。
去年の夏を思い出すね。)
奄美大島主催・全島のど自慢大会でアカペラを歌ったなら、
それが彼女のベストアクトだと思うのです。
今年のライブ(オーガスタ、フジロック)でこの声に会えると思うと、
ワクワク、ゾクゾクします。
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The Vines
Highly Evolved
Highly evolved
Autumn shade
Outtathaway
Sunshinin'
Homesick
Get free
Country yard
Factory
In the jungle
Mary Jane
Ain't no room
1969
公式サイト(英語)
最近の音楽を聴いてると、演奏時間の短い曲が少ない。
そう思いません?
ぼくは、「アルバムの隅っこにたたずんでいる2分28秒の曲」が
大好きになってしまうことも多々あります。
Oasisの最新アルバムにもそんな曲がありましたね。
このオーストラリア出身の新人The Vinesのデビューアルバムには
3分少々の曲が多いのなんの!
"ビートルズmeetsニルヴァーナ"と自分達のことを語るだけのことは
あるね。(すごく狭い見方かもしれませんが…)
ロックのストレートさを感じたいなら、
"Get Free"みたいな曲を聴くのが一番!
まだまだ粗削りだけど、もしかしたらもしかするかも!?
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Oasis
Heathen Chemistry
The Hindu Times
Force Of Nature
Hung In A Bad Place
Stop Crying Your Heart Out
Songbird
Little By Little
A Quick Peep
(Probably) In My Mind
She Is Love
Born On A Different Cloud
Better Man
公式サイト(英語)
Oasisも、もう6枚目のアルバムになるんですねぇ。
いつまでもヤンチャばっかりやってるわけにもいかないっすね。
こういう自分の立ち位置をよく理解した上で、
すばらしいアルバムを作りました、こいつらは。

初期のOasisは、とにかくCDから聴こえてくる音が悪かったので
余計に曲の良さに耳を傾けざるを得なかった、とも言えると思うんですが、
最近のアルバムはマトモな音(ミックス)が施されてるので安心です。
で、今回はいつもにも増してビートルズ!L・O・V・E!!っていう
雰囲気バリバリ。60年代にタイムスリップです。

いい曲を書こう!
これ一点だけに集中したんでしょうかね?
すばらしいことです。
ヤンチャばっかりやってる場合じゃないのよ!
『Morning Glory』を超えるマジメな名作を作ろうぜ!
それができるまでは、このアルバムがOasisランキング第2位です。
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