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トップページ> 音楽> ライブ> Bryan Adams (2005.04.23)
ブライアン・アダムス
45歳。カナダ生まれ。
アメリカン・ロックの王道を行く
白いTシャツが最も似合う男。
全米No.1シングルを
4枚作った男。
全英シングル連続1位記録で
ギネスに載り続ける男。
最近、少し落ち目だけど
日本では絶大な人気を保つ男。
っつうか、すげぇ男前!
天才的メロディメイカー!
すばらしい写真家でもある才人。

約5年ぶりの来日レポート♪

会場は日本武道館。
2階席の端っこを除くと、ほぼ満員の様子。
ほぉ〜、今日は楽しくなりそうだな!と思いました。

武道館の天井はいつ見ても高い。

18:05スタート。
前回のライブツアーでは、ブライアン(vo./b.)、キース・スコット(g.)と
ミッキー・カリー(dr.)のトリオ編成での演奏でした。
それはそれでいいんですけど、やはり音数が少なく、
厚みとか迫力に乏しかったことは否めませんでした。
ですが、今回はそんな心配は無用!
ブライアンはヴォーカルとリズム・ギターに専念し、
あとは、カナダ・トロント出身の好青年なキーボーディストと
カナダ・バンクーバー出身の小太りでハゲのベーシストが
きっちり仕事をしてましたから!
やっぱね、ギターが2本あると、かっこよさが断然違うのよ!!

というわけで、最新アルバム『Room Service』からの曲を
筆頭に、おなじみのヒット曲満載な2時間を過ごさせていただきました。
終わるころには、オレのノドは限界に達しており、
ガラガラ声で、でも大満足で帰宅の途についたのでした。

あ、なんかもうレポート終わっちゃうところだった…。
ここからは、今回の特筆すべき点を箇条書きで!

"Kids Wanna Rock"を生で初めて聴いた。

シングルとしてはリリースされていないけど、
ライブではよく演奏されると言われていた、扇動的なこの曲を
生で初めて聴けました。こういうハード・エッジをもった曲が
オレは大好きなのであります。


この企画、やめたほうがいいんじゃ…?

"When You're Gone"という曲は、もともと
元スパイス・ガールズのメルCさんとブライアンのデュエットという
体裁をとっているため、前回ライブでは観客席から女の子を選んで
ステージにあげ、いっしょに歌うという、女性陣狂喜乱舞な企画が
ありました。前回ライブを収めた2枚のDVDがリリースされていて、
その中にもこの企画の様子が映し出されているのですが、
特に日本公演盤の女性は、あまりにひどすぎたんです…。
もしオレが選ばれた張本人だったとしたら、
絶対後世に残したくない、自分が歌ったのだという証拠すら
消し去ってしまいたくなる、それくらいの惨状だと思いました。

そんな企画が、今回も行われました。

選ばれたのは、福島から来たという女の子、マミさん。
「仕事は何してるの?」というブラさんからの質問に
「絵を描いてます。」と答え、
「じゃあ、キミはアーティストなんだね!」と感心されていました。

そして、そんなブライアンからの質問(英語)を
すべて日本語で答えるという、マミさんのヒジョーにいさぎよい姿勢に
オレはひどく共感してしまい、
マミちゃんガンバレ!とエールを送っていたのです。

そして、歌詞にイマイチ自信のないマミさんは
歌詞カードを受け取り、いざ演奏が始まりました!

今回もぶっちゃけ、ひどかった…。
なんか、くわしいことを書く気すら失ってしまうほどです。
マミちゃん、がんばったけど、散々だったね…。
歌のあと、ブライアンとムギュっとハグして
Tシャツまでもらって帰りましたけど、
ま、それができれば、恥ずかしい思いをした甲斐はあるのかな!?

もし、この企画に立候補するなら、
ほんと、マジで、絶対歌える自信のある人だけにしよう!
ほんとそうしよう!頼むからそうしよう!!

※ちなみに、終演後、偶然マミちゃんの姿を見かけたと
※オレの連れが申しておりました。彼氏といっしょだったそうで
※彼氏がえらくかっこよかったとの報告がありました。


会場は大合唱の嵐

いやぁ、今回はほんと、すごくすばらしい大合唱でした。
今までもそうだったのかもしれないけど、
オレは今回初めて気づきましたね!
オレは、基本的に歌詞は覚えない(覚えられない)性格なのですが、
今回のライブに先立ち、いっしょうけんめい覚えていきました。
その成果が少しは出せたので、すごくスッキリ爽快な気分!
でも、"All For Love"に限っては、
みんな、あまり歌詞を知らなかったみたいでした…。
(もちろんオレも含めて)


"Run To You"で使ったギターを!

ブライアン・アダムスの数ある名曲の中で
オマエはどれがいちばん好きか?と聞かれたら
"Run To You"に決まっとるやないかい!と
オレは答えます。なにがかっこいいかって、
あの暗い雰囲気の中で、どす黒く響くリズムギターの
カッティングが大好きなんです。
今回もアンコールで演奏されました。
やっぱりこの曲はツインギターでなければなりません!
サイコーでした。
そして、ブラさんがその手で弾いていたギターが
演奏後、そのまま客席最前列のだれかにプレゼントされる
という、衝撃の光景を目にしたオレは、ショックのあまり
その場で座り込んでしまいました…(実話)。

あのときほど最前列に行きたかったことはない!
オレにくれ!
そ・れ・を・オ・レ・に・く・れ!!
もらったあとどうやって持って帰るとかそんなことは
どーでもいいのじゃ!オレが欲しかったのじゃ!!


ド忘れ!?

ブライアンも、歌詞をムニャムニャごまかしながら
歌ってる場面がありました。これもご愛嬌!?


ツボをおさえつつ、マンネリにならず。

今回は、最新アルバムからの選曲は少なめで
過去のヒット曲が続々と演奏されました。
芸歴20年を超えるアーティストなら誰もが悩むであろう
新旧のバランスという意味では賛否両論あるかもしれません。
でもね、なんかそんなのどーでもよく思えてきます。

だって、いつ聴いても新鮮なんだもん!
たとえば、アンコールのアコギ弾き語りで聴かせてくれた
"Straight From The Heart"なんかは20年以上も前の曲です。
それなのに、あんなにココロに響く味わいがあるんだから。
時が経つにつれ、本質が見えてくる。
そんなことなのかもなぁと思いましたね。
これも「死ぬまで18歳」を公言し、常に新鮮さを忘れまいとする
ブラさんの最大の長所なのかもしれません。

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というわけで、
「全盛期を過ぎた」と言われようが
「彼の時代は終わった」と言われようが
アメリカでの人気が落ちぶれようが、
(『Room Service』は久々にラジオのエアプレイが好調だけど!?)
オレは一生ブラさんについていきます!

そして、今度散髪するときは、あなたの髪型をマネします!
関係ないけど、そう決めたのです!
自称"ブライアン・アダムスの弟"になると決めたのです!!

ブラさん、また来てね!
できれば今度も土曜日に来てね!
01. Room Service 『Room Service』
02. Open Road 『Room Service』
03. 18 Til I Die 『18 Til I Die』
04. Let's Make A Night To Remember 『18 Til I Die』
05. Can't Stop This Thing We Started 『WUTN』
06. Kids Wanna Rock 『Reckless』
07. Back To You 『MTV Unplugged』
08. Summer Of '69 『Reckless』
09. (Everything I Do) I Do It For You 『WUTN』
10. Cuts Like A Knife 『Cuts Like A Knife』
11. When You're Gone 『OADLT』
12. Nowhere Fast 『Room Service』
13. Heaven 『Reckless』
14. I'm Ready 『MTV Unplugged』
15. It's Only Love 『Reckless』
16. The Only Thing That Looks Good On Me... 『18 Til I Die』
[ Encore 1 ]
17. Cloud #9 『OADLT』
18. Run To You 『Reckless』
19. The Best Of Me 『The Best Of Me』
[ Encore 2 with Acoustic Solo ]
20. Flying 『Room Service』
21. All For Love 『The Best Of Me』
22. Straight From The Heart 『Cuts Like A Knife』
23. Room Service 『Room Service』
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Bryan Adams ディスコグラフィー
posted on 2005.04.24
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