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トップページ> 音楽> ライブ> 奥田民生 (2004.07.02)
at Toyama Aubade Hall / 2004.07.02
奥田民生様は今年、ソロ10周年という節目の年を迎え、
シャカリキになってお仕事をされているようで、
わが地元にも久々に来てくれました。

今回のオーバード・ホールというところ、
わたくし、家が近いにもかかわらず、初めて入りました。
キレイですねぇ!
もともとはクラシック系の音楽や演劇用に
建てられた建物のようで、造りもそれっぽく、
関東でたとえるなら横浜国立大ホールのような、
非常に見通しのよいホールでした。

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さて、肝心のライブの内容についてはあとで触れるとして
今日は、ひとつ、考えてみたいと思います。
お題は

ライブに行くと、なぜみんなアーティストの名前を叫ぶのか?

わかんないんです。
今日もね、

たみおぉぉ〜!
たみおさ〜〜〜ん!
たみおく〜〜ん♪
オーティー(OT)!!

おくだぁぁーー!

という風に、
黄色い声(女性のかわいい声)や
茶色い声(男性の太い声)や
それ以外にも、バンドメンバーを呼ぶ声やら
とにかく、ヒマさえあれば、名前を連呼するんですよね。

あれは、なんでだろ?
呼べば応えてくれると思ってるんだろうか?
もし応えてくれたとして、それがどーした?
それは果たして「コミュニケーション」と呼べるんだろうか?
それとも、ただ沈黙が怖いだけ?

そう考えながら、
オレも、むかし、一度だけステージに向かって
人の名前を絶叫したことを思い出しました。
あのとき、オレは、あのすさまじい演奏を聴いて
ものすごく感動していました。
そして、気づいたら、思わず叫んでましたね。
後付けでそのときの気持ちを言い表すなら
「トムよ、感動をありがとー!」ということだったと思います。

奥田民生の名前を呼び続けるみんな(ほぼ女性)は
演奏が始まる前から感動しちゃって、興奮しちゃってた
ってことなんでしょうか?

そうなんかな?そういうことなんかな?
まっ、そういうことにしとこうか…。

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いやぁぁ〜、不毛なことを考えてしまいました…。

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さて、本編は「ソロ10周年」ということで
新旧織り交ぜたヒット曲のオンパレードなのかな?
と思いきや!
そう単純な話ではありませんでしたね。
民生の目は、すでに前を向いているようでした。
今年中に発売されるであろう、ニューアルバムからの
選曲が多かったです。
この「ニューアルバム」、
また、これが、今までとは一味違った味わいに
仕上がっているようですよ♪期待して待ってます。

そして注目すべきは
"全国各地で好評を博している(民生談)"という
13曲目のメドレー!
いろんな曲(10曲以上は確実に)をグチャグチャに
ミックスしながら、つなげにつなげまくって一曲にした、
みたいな、ものすごいことになってました!
ここまで混ぜこぜにした曲を、
よくぞここまで破綻なく演奏できるなぁ〜!
と、思わず唸ってしまいました。

それに加えて今回は、ギターソロやキーボードソロの時間が
いつもより多めにとられていて、なんとなくブルースというか
プログレというか、いや、やっぱジャズだな、ジャズ!
みたいなテイストも絡みつつ、いい感じでしたよぉ。
メンバー全員の演奏能力の高さと
すさまじいまでの息の合い方が圧巻でした。

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でも、ソロの時間が長かったり、
聞き覚えのない新曲が多かったりすると、
聴いてる方としても、じっくり聴くしかないわけで、
なかなかね、「ハジける!」って気分にはならないんですが…。

今日は、観客のみんなが、ハジけてました!
特に後半は、怒涛の盛り上がりで、すばらしかった!
富山県民、やるじゃん!と思いましたね。

というのも、
アンコール1の"BEEF"が終わり、会場のライトが灯いて
BGMが流れ始めたんですが、みんな、帰らないんですね。
帰りたくても帰れないんです。(帰る人ももちろんいたけど)
まだまだ聴きたいんじゃ!ボケェェェ!!
って感じで(これはオレの個人的な思い)
その場で手をたたいて催促の嵐ですよ。

そしたら、なんと!
催促に応えて、アンコール2が始まるではありませんか。
ウォォーーーーー!
ものすごくうれしかったなぁ♪
最後の"マシマロ"で
会場全体が異様な盛り上がりを見せたことは
言うまでもありません。
(帰ろうとしてたバカどもも、あわてて戻ってきてました)

いやぁ〜、何も、ほんとに何も考えず
ただただ音楽に身をまかせて楽しむ、って
こういうことを言うんだなぁ。と思いました。

これだから、奥田民生のライブはやめられないんです。
01. (ビタミンC) (わからなかったので、ketsuが勝手に命名)
02. MILLEN BOX
03. 103
04. (ライオンのうた) (おそらく新曲なので、ketsuが勝手に命名)
05. (キミが待っている) (おそらく新曲なので、ketsuが勝手に命名)
06. スカイウォーカー
07. 荒野を行く
08. たばこのみ
09. これは歌だ
10. (世界の車窓から) (おそらく新曲なので、ketsuが勝手に命名)
11. (田舎の少年のある一日) (おそらく新曲なので、ketsuが勝手に命名)
12. イオン
13. ヒットメドレー 〜人ばっか〜
14. イージュー★ライダー
15. (素晴らしい一生) (おそらく新曲なので、ketsuが勝手に命名)
16. 哀愁の金曜日
17. サウンド・オブ・ミュージック
18. 御免ライダー
19. まんをじして
[ Encore 1 ]
20. BEEF〜各パートソロ
[ Encore 2 ]
21. マシマロ
ディスコグラフィー
公式サイト
2001年の奥田民生ライブ
2002年の奥田民生ライブ
posted on 2004.07.02
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