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トップページ> > 『フライ、ダディ、フライ』
フライ、ダディ、フライ
金城一紀
おっさん、空を飛んでみたくはないか?

はい、とりあえずやってみます。

鈴木一、47歳。平凡なサラリーマン。
破綻した世界を取り戻すための、ひと夏の冒険譚。

(帯より抜粋)
この物語は、『スター・ウォーズ』シリーズにたとえるなら
エピソード2あたりに相当するのかな?
で、『レボリューションNo.3』がエピソード3にあたる、と。
こんな位置付けになっています。
面白さも『スター・ウォーズ』に匹敵します!

ということは、あの落ちこぼれ高校に通うバカどもが
またしても登場するわけだ!
でも、今回の真の主役はやつらじゃなく
冴えない中年サラリーマンなんです。
このサラリーマンと高校生たち(特に朴舜臣!)の数十日が
熱く語られています。

この金城一紀という作家は、熱いね!
熱いというか、肉体的というべきか。
今の若者にしか通じない熱さなのかもしれないけど
(うちの母に『GO』を読ませたら、「面白くない」と言って、
途中までしか読まずに返してきやがった!)
こういうすがすがしい小説を読まない手はないでしょう!

また泣きそうになったもんね。寸前でなんとかこらえた。

『レボリューションNo.3』と『フライ、ダディ、フライ』は
ぜひセットで読んでください。
どっちから読むのがいいかは、難しい選択だけど。
どっちでもいい!とにかく読んでみよう!!
posted on 2003.02.03
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