home
music
diary
friends
profile
sitemap
トップページ> > 『ダ・ヴィンチ・コード』
ダ・ヴィンチ・コード
ダン・ブラウン(著)/越前敏弥(訳)
ルーヴル美術館館長ソニエールが館内で死体となって発見された。
殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大教授ラングトンは、フランス警察により捜査協力を求められる。ソニエールの死体は、グランド・ギャラリーでダ・ヴィンチの最も有名な素描<ウィルトルウィウス的人体図>を模した形で横たわっており、さらに、死体の周りには、複雑怪奇なダイイングメッセージが残されていた。館長の孫娘でもあり、現場に駆けつけてきた暗号解読官ソフィーは、ひと目で祖父が自分にだけ分かる暗号を残していることに気づく…。

<モナ・リザ><岩窟の聖母><ウィルトルウィウス的人体図>。
数々のダ・ヴィンチ絵画の謎が導く、歴史の真実とは!?
公式サイト(日本語)
5月の終わりに発売され、すぐに大ベストセラーになった
上下巻から成る長編サスペンス小説を、今さらですが
読み終わりましたのでご報告を!
すでに映画化も決まってるそうで、監督はロン・ハワード、
(『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞受賞)
主人公のソフィー役をケイト・ベッキンセールが演じるのでは?
とウワサされています。うわぁ〜、観たいなぁ。

さて、肝心の中身について。

最初は大して読む気もなく
なんとな〜くページをめくり始めたんですけど、
最初の数ページを読んだだけで、「これは!」と
ハマってしまいました。カッチリとした文章で、
最初の数行だけでもすでにミステリアスでしたからね。

もうそこから上巻が終わるころまでは
面白くて面白くて、先が知りたくて知りたくて
ウズウズしちゃいました。ナゾがナゾを呼び、
ナゾ解きの中に壮大な歴史観が詰め込まれているところが
なんとも言えず魅力的でした!

※本文中の史実はすべて真実だそうなので、
※歴史書として読もうと思えば読めるくらいの
※クオリティなんじゃないでしょうか。
※詳しいことはよくわかんないけどぉ〜。

でも、残念なのは題材が「キリスト教」についてだったこと。
仏教についてですら何も知らないオレが
キリスト教のことについて読んでもピンとこないのは
当たり前といえば当たり前。

しか〜し!
下巻の巻頭に、一枚の絵の写真がはさまっています。
これ、すごくありがたかった!
下巻の初めの1/3ぐらいは、この絵を見ながら読み進めたので、
なんか雰囲気がよくわかった気がします。

と、この絵を見ながらのナゾ解きが終わったあたりから
ストーリーの流れが少々ダレてきたような気がして、
結末に向かっては惰性だけで進んでいったような感じも
なきにしもあらずですが、ま、とにかく面白いっす!

それにしても、よ。
こんなすさまじい本を書いたダン・ブラウンさんって
すさまじく頭脳明晰なんだろうなぁ。
住む世界が違う感じがする…。

-----
そっか。ソフィー役がケイト・ベッキンセールかぁ。
ピッタリな感じがする♪
絶対に観に行かねばならぬようだ!
posted on 2004.10.26
home | movie | music | diary | book | friends | profile | sitemap