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トップページ> 映画> レビュー> 2002年> 4月
April, 2002
パニック・ルーム
Panic Room
監督: デヴィッド・フィンチャー
脚本: デヴィッド・コープ
音楽: ハワード・ショア
出演: ジョディ・フォスター
フォレスト・ウィテカー
ジャレッド・レト
ドワイト・ヨーカム
クリスティン・スチュワート
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
早く!逃げろ!急いで! ★★★★
全国公開(5/18)よりもちょっとお先に、観てきました!
いつも思うんですが、このデヴィッド・フィンチャー監督の映画、
最初のタイトルバックがとにかくすっばらしい!
もう、これを観ただけでも満足しちゃったぐらいです。

そして、フィンチャーの好きな縦横無尽のカメラワークの中を
駆けずり回るジョディ・フォスターのチチが揺れておりました。
ブルブル。
ストーリー的には、『セブン』や『ファイト・クラブ』のような
斬新さはないのかもしれないけど、
その分、正統派スリラーとして十分楽しめました。
そして、ジョディ・フォスターを含めた配役の良さで、
密室での出来事が臨場感たっぷりに伝わってきたような
気がしますね。(口調が評論家っぽくて、イヤですけど...。)
特にフォレスト・ウィテカー!
この人の配役がズバリでした。

もう1回観に行ってもいいかも!
そして、次のフィンチャー+ブラピ作品、
または『ミッション・インポッシブル3』か?
にも大期待したいところ!
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ビューティフル・マインド
A Beautiful Mind
監督: ロン・ハワード
原作: シルヴィア・ネイサー
脚本: アキバ・ゴールズマン
音楽: ジェームズ・ホーナー
出演: ラッセル・クロウ
ジェニファー・コネリー
エド・ハリス
クリストファー・プラマー
ポール・ベタニー
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第74回アカデミー賞作品/監督/脚色/助演女優賞受賞
フツーにすばらしい。 ★★★★
ロン・ハワード監督といえば、
『バックドラフト』や『アポロ13』など
「映像で魅了し、ストーリーで泣かす」
そんな感動作を作った方ですよね。
で、今回のこの作品も、まさにそんな感じ。

最初の数十分くらいは、
"ふぅん、これがアカデミー賞作品なのねぇ。"って感じで
割と冷静に観れてたと思うんだけど、
ロジャー・ディーキンスの映像があまりに見事で、
視覚効果もさりげなくキレイで、
流れるようにストーリーに入り込めましたね。
ラッセル・クロウもジェニファー・コネリーもエド・ハリスも
ポール・ベタニーも、あの小さな女の子も、よかったよぉ。

残念なのは、「もっと観たかった!」ってこと。
話がどんどん先に進んじゃうので、
もっと一時代の細かいところまで観てみたいなぁと思いました。
(特に前半部)
ほんとは★★★☆ぐらいかなぁ?と思ったんだけど、
「もっと観たい!」と思ってる映画にその評価では
ちょっとマズいかなと思ったので、
やはり上のような点数になりました。甘い?

p.s.
アカデミー賞という観点で言えば、
こいつに作品賞をあげることには賛成、
ただし、純粋な映画の出来という観点で言えば、
やっぱ『ロード・オブ・ザ・リング』かな?
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ブラックホーク・ダウン
Black Hawk Down
監督: リドリー・スコット
原作: マーク・ボウデン
脚本: ケン・ノーラン
スティーヴン・ザイリアン
音楽: リサ・ジェラード
ハンス・ジマー
出演: ジョシュ・ハートネット
ユアン・マクレガー
トム・サイズモア
ジェイソン・アイザックス
ウィリアム・フィッチナー
エリック・バナ
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第74回アカデミー賞編集賞受賞
「無意味なこと」の意味 ★★★★
10年前に実際に起こった戦争についての映画。
ここ最近絶好調のリドリー・スコット節炸裂!な
ソリッドな映像の中、ひたすら戦闘が続く。
ずっと終わらないんじゃないかと思うほど、その一日は長く続く。

国vs国、民族vs民族、強いものvs弱いもの。
遠巻きから見てる人や、直接手を下さない人から見ると
そういう"大義名分"や"正当化するための理由"
っていうものがあるのかもしれないが
実際に最前線で敵と向き合っている戦士達にとっては、
戦場に入った途端にすべての「理屈」が吹っ飛んでしまうんだ。
なぜ自分は人を殺し、仲間を殺されなければならないのか。
そんなことさえ考えられない。
遠巻きに映画を「傍観」してるオレには、その無意味な死、
しかも膨大な数の死を見てるだけでも辛かった。涙が出た。
でも、彼らにとっては、
その一瞬一瞬をやり過ごすだけで精一杯なんだ。
意味を見つけてるヒマは、ないんだよ。

戦闘に入る前のジョシュ・ハートネットのセリフと、
戦闘が終わった後のエリック・バナのセリフがすべてを語っていた。

なぜ戦うのか?
それは、自分が生きるため。
身近な仲間が生き延びるため。
それだけさ。


自分のサラリーマン生活と、なんとなくダブってる感覚でした。
レベルは天と地ほども違うけど、ね。
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ロード・オブ・ザ・リング
The Lord of the Rings : The Fellowship of the Ring
監督: ピーター・ジャクソン
原作: J・R・R・トールキン
脚本: ピーター・ジャクソン
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
音楽: ハワード・ショア
出演: イライジャ・ウッド
ヴィゴ・モーテンセン
ショーン・アスティン
イアン・マッケラン
アンディ・サーキス
リヴ・タイラー
オーランド・ブルーム
ビリー・ボイド
ドミニク・モナハン
公式サイト(英語)
公式サイト(日本語)
第74回アカデミー賞撮影/音楽スコア賞など受賞
  作品賞などノミネート
運命は続く… ★★★★★
原作は、とてもとても有名らしい「指輪物語」という古典小説。
もちろん、読んだこともありません。
この映画がなければ、そんな本があることすら知らずに
一生を終えたことでしょう。
でも、本作を観てると、作っている人たちがいかにこの本を
大事に思ってるかがわかります。ストーリーの展開などは、
原作を知らないのでなんとも言えないけど、
とにかく原作の雰囲気がありありとそこにあるのです。
重厚な感じが、画面の中に常に横たわってる感じ。
それは、一瞬たりともなくなりはしませんでしたね。

この映画はよく、『ハリー・ポッター』シリーズや
『スター・ウォーズ』シリーズと比べられているようですが、
この際ですからはっきり言っておきます。
『ハリー・ポッター』なんて屁みたいなもんです。
比べちゃいけない。
『スター・ウォーズ エピソード�T』は言うに及ばず、
トリロジーの最高傑作『帝国の逆襲』をも超えていると思いました。
(『スター・ウォーズ』命のオレがここまで言うんだから、
ちょっとは信用してくださいね!)

この物語には、人間の営みの理想と現実がつまってると思う
(今後の展開も含めて)。
いろんな心の葛藤、礼節、友情、勇気、そして運命とは?
人として何をし、何を考え、何を大事にすべきか。
人間の根源とは何かを、これからも見せてくれるんでしょう
(今後への期待も込めて)。
設定は難解だけど、中身はいたってシンプル。
そして、その映像美がすごい!
『スター・ウォーズ』とはまた違った意味で、すごい!
画面のどこにも破綻がないのです。違和感がないのです。
ほんとにあんな世界があるようにしか見えないのです。すごい。
流れるようなカメラワークってやつも、すごいんじゃない?
かなりお金かかってるっぽく見えましたけど。

この第1作目は、その壮大な物語の序章としては
最高のスタートを見せた作品ですね。
いやはや、ここまですごいとは思ってなかった!
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