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キャンピングカーの快適化・その1


カーテンの工夫
後部居室と運転席を仕切るカーテンを工夫してみた。
・バンクを押し込んでも、引き出しても、そのまま使えること。
・夜は車外から光が全く見えないこと。
・完全遮光して朝寝坊を可能にすること。
・断熱と通気遮断で、運転席窓の結露を無くすこと。
・レースカーテンもつけて、日中の室内を明るくすること。

写真@
アルミのL字アングルを、運転席と後部居室の境界上に取り付ける。

ウチの場合は、バンクベッドを、この境界位置までしか押し込まないので、この部分で仕切れば良い。(写真はバンクを奥へ押し込んで撮影してある)
アングルの取付けは、両端を上からネジ止めしたが、バンクの出し入れと干渉することはない。
アングルの上のスキマはごく僅かだ。

写真A
アングルの側面にカーテンレールを取り付ける。この裏側(運転席側)にもカーテンレールをつけてある。

アングルを挟んで、2本のカーテンレールが背中合わせになっており、変則だが二重カーテンレールである。
アングルとカーテンレールの接合には、叩き潰し式リベットを使用した。

写真B
バンクベッドは運転席との境界でとめてあり、これが収納時の定位置。

運転席側のレースカーテンだけを閉めた状態なので、光が入って明るい。
レースの上端付近には、数センチ幅の遮光布を縫いこんである。(この理由は後述)

写真C
遮光カーテンを閉めた状態。

夜間、車内の照明に気づかれることはないだろう。

写真D
バンクベッドを引き出した状態。

カーテンレールを横向きにつけた効果で、上部にスキマがほとんど出来ず、通気もシャットアウト出来た。
カーテンを横方向に引っ張ってとめるようにしたので、きっちり閉じる。
遮光カーテンは緻密なので、光も空気も通しにくく、断熱性も良い。
冬の暖房時でも運転席の窓は僅かに曇る程度で済んでいる。

写真E
運転席側から見たレースカーテン。

こちらも、上にスキマがほとんど無い。
上部には、光漏れや通気を遮断する遮光布を縫いこんである。
全開時は助手席の背もたれの後ろに収納される。

補足
運転席の窓に貼り付ける、マルチシェードという断熱シートがあるが使っていない。
理由は、
・張り巡らすのも撤去も面倒
・真夜中にアイドリングする大型車に並ばれて、静かな位置に車を移したくなったら、シェードを取り外さないと走れない。
・かさばるので収納に場所をとる
・完全には結露を防げず、ガラスはやはり曇る
・いかにも「中で寝てます」という雰囲気も嫌だ。

☆補足☆
格納したバンクベッドの縁を、運転席との境界位置にとめている理由は、こちらを参照。







新案・カーテンどめ

アルミのワイヤーを入れて、自由に曲げられるカーテンどめを作った。
運転しながらでも、後ろ手でカーテンをとめたり、はずしたりするのが簡単で、フックに引っ掛ける一般品よりもはるかに使い勝手が良い。
一度使ったら、やめられなくなる。

アルミワイヤーは盆栽の枝を曲げるのに使うのと同種のもの。
先端にドコモダケを飾りにつけてある。






荷物室からの水漏れ防止

後部荷物室の清水タンクから水があふれると、室内の床に流れてきて、絨毯がびしょ濡れになる。
これまで何度かしくじった原因は、
@カーブを曲がったときに、揚水ポンプのホース穴からあふれた(付属タンクが不透明だったので水位が見えず、水を入れ過ぎた。写真は交換した半透明品)。
Aタンクのキャップを付け忘れて走行した。
B注水中にあふれさせた。
何度かカーペットをびしょ濡れにしたので、万一あふれても室内に流入しないように、防水性のスキマテープで堤防を築き、スキマにはコーキングで浸水対策をした。

写真の床面の、ダクトに沿った灰色のものがスキマテープで、タンク脇の黒っぽいのがコーキング。






ダクトパイプの保護カバー

マイナーチェンジされたコルドバンクスには、後部荷物室のダクトホースに保護カバーが取り付けられている。マイナーチェンジというものは、問題点の改良を兼ねている場合が多いから参考になる。
ボクはここに自転車を出し入れするので、ダクトホースはデコボコになっており、今にも穴があきそうだ。
ホースが破れたら困るので、自分で保護カバーを取り付けた。
たまたま廃棄するプラスチック製衣装ケースの、天板2枚を流用したらピッタリだった。半透明なので透けて見えるのも具合が良い。
右側はダクトの上部にあるフックにヒモで引っ掛けただけて完成。
これから対策する人は、ベニヤ板を吊り下げれば良いだろう。

写真は、左半分をはずした状態で撮影したもの。






荷物室ドアの仮止め

荷物室を開けていると、風にドアがあおられて、車体に激しくぶつかることがある。
そんな時は片手で押さえて作業しなければならない。

写真がその対策だが、なかなか具合が良い。
吸盤なので外壁のどこにでも吸い付く。
ドアを閉じた状態でも止められる(スキマは開くが)。
これを給水室とトイレのドアに付けている。

給水タンク運びでちょっとクルマを離れる時は、ドアを仮閉めすればベッドルームが丸見えにならない。トイレのタンク運びの時も同様だ。
これで、ツイストロック(キーの要らない手回しロック)を買わずに済みそうだ。






冷蔵庫の冷えを改善

WAECOの90リットル電気冷蔵庫。
冷凍室は凍るのだが、冷蔵室内の温度が10度程度までしか下がらない。
これは不良品と思ったのだが、取り扱い説明書を良く読むと、仕様がそうなっていることが分かった。
あきれた話である。
夏場の長旅では、霜がついて、食材が満タンになると15度を超える。

庫内に冷気循環ファンを取り付けることで改善した。



図の黄色矢印のルートで風を循環させるのではなく、赤矢印のルートで、冷凍庫の外周部にある温度センサーに風を送ることにより、コンプレッサーの再起動を促し、同時に外周部の冷気を冷蔵室に循環させるものである。

詳細および実験レポートは  →こちら






電気冷蔵庫内に保冷箱
冷蔵庫内に保冷箱を入れるという、変わっているが、実用的なアイデア。

WAECOの45W電気冷蔵庫は一番の電気喰いで、130ワットソーラーが発電する電力の2日分ほどを、たった1日で消費する。
だから2連泊すれば、こいつのせいで必ず電力危機に陥る。
快適なクルマ生活をするには、電気冷蔵庫と上手に付き合わねばならない。

サブバッテリーの電圧が11.5ボルトに下がると要注意だ。
電子レンジを使うと瞬間的に大きく電圧が下がるので、バッテリーの保護回路が働いてブレーカーが切れたり、冷蔵庫だけが単独で止まる可能性がある。
冷蔵庫の停止に気づかず、夜中に霜が溶け出して、床を水浸しにしたこともある。

電気不足の対策は、電気喰いである冷蔵庫をOFFにするのが最も効果的である。
電気が心細くなったら、ソーラーも走行充電も働かない夜間は、保冷箱に痛みやすい食材を退避させることで、気軽に冷蔵庫のスイッチを切ることが出来る。
冷凍室に保冷剤を多めに入れておき、この一部を食材と一緒に保冷箱に移すのである。
冷凍室に残った保冷剤の効果で、冷蔵庫内もソコソコの低温に維持される。
保冷箱を使わない時はフタを開けて横倒しにしてあり、必要な時だけフタをして使っている。







清水タンク類の改

一番左が20リットルタンク。クルマに付属してきた2個の同型タンクは不透明なので水位が見えず、ものすごく不便をした。
結局廃棄したが、これからクルマを買う人は、付属させずに値引きしてもらった方が得策だ。
不透明だから、毎日の水の残量管理ができないし、給水はよほど注意しないと溢れさせてしまう。
また、水を入れすぎると、カーブ走行時に、ポンプを投入している奥側キャップのスキマから水があふれ出して、床が水浸しになる。溢れると室内まで流れ込む。

付属タンクのメーカー(イワタニ)に問い合わせたら半透明製品があったので、それに取り替えて解決した。キャップ類もそのまま付け替えが出来た。
なぜ最初から半透明品を付属させないのだろう。

写真の20リットルタンクには、ポンプが投入されている。
ポンプの投入口スキマには、水漏れに備えて、@のバスタオルを巻いてある。

水運びは主に5リットルタンクを使い、20リットルタンクに水を移すには、Cの注ぎ口を使う。
Aは水を抜きたい時に使う100円サイフォンで、Bは太めの採水用透明ホース。いずれも天井にゴムヒモで挟んである。

後日、水を移す作業を無くす改善をした→こちら






車内にBSパラボラ
(ロールオーバー画像)

バンクベッドにBSアンテナを着脱出来るようにした。
FRPの壁と天井は電波を通すので、きれいに映る。
クルマの前方か左右方向に衛星があれば受信出来るので、駐車の向きの前後を変えることで、どんな駐車スペースでも受信可能だ。

天井に余裕がないので、背の低い東芝BCA-452K(そのぶん横幅は広い)を選んだ。コジマ電気で6千円台だった。
30センチの支柱を立て、支柱の下にスコープ用のクランプつき自由雲台を接続した。(ビクセンのフィールドスコープ用カーウインドマウント1814-07・・・接続には工夫が要ります!)
コンパスでアンテナの向きを決め、テレビ画面を見ながら微調節して雲台のレバーを固定する。

およその向きをつかむのには、コンパスをつけると便利だ。(画像にカーソルを載せると、コンパスの画像に変わります)
磁針の向きを赤矢印部分に合わせると、パラボラが衛星方向を向くようにしてあるので、方向合わせは簡単だ。。
使わないときはコードを付けたままで、画像右手の壁際に逆さにぶら下げるようにした。

これで人里離れた山間でも、ニュースと天気予報が見られるようになった(^_^)v






カセットトイレの薬剤3種
写真中央がキャンピングカーに付属してきた「アクアケム・グリーン」で、液体。消臭、防腐、着色、着香の機能が揃っているが、匂いが強すぎて車内全部が匂う。トイレで暮らしているような気分にさせられ、日本人の感性には合わない。

写真右が通販で買ったODORLOSで顆粒剤。無臭が気に入って買ったものだ。無色で、一回の使用量は2分の1袋。

写真左が一般スーパーの介護用品売り場で売っている、アロン化成の「安寿」。長旅でODORLOSが無くなった時に買って使い始めた。わがトイレは小用オンリーだが、全く問題なく使える。これも無臭だが青色なので気分が良いし、分包なのも使いやすい。旅先でも入手できるので、今はこれにしている。説明書きには消臭効果12時間と書いてあるが、毎朝処理するぶんには問題なく快適である。

ところで、アクアケムやODORLOSには効果時間の表示が無いが、ずっと効くのだろうか。それともただの不親切だろうか。
特にODORLOSは顆粒剤を水に溶かすのだから、その効果時間は限定されそうな気がするので、あらかじめ入れておかないで、出発直前に投入するようにしていた。






シート下の熱気対策
カムロードはエンジンの上に座るので、どうしても座席が熱くなる。
特に、座面と背もたれの間から出てくる熱気は困りモノで、夏はたまらない。ビルダーの架装工事で、板金の一部が空気に触れて、熱気が発生しているのも一因だ。特に助手席がひどい。

高級な断熱シートを挟んだり、フェルトを詰め込んだがダメ・・・
良く観察すると、座席下に熱が閉じ込められるのが原因と思われたので、熱気を逃がす通風路を確保することにした。

水道ホースを一列に並べて金網で包み、それを座席下に挟んだ。これでホース内とホースの間に通風路が確保された。ホースの上には薄い断熱シートを置いた。
この効果はまさに「劇的」で、この夏はたったの一度も、お尻の熱さを意識しないで過ごすことが出来た。
見栄えをマシにすれば完璧なのだが、この様子を見たら、誰もマネをしないだろうな・・・






ベッド天井に取っ手

狭いベッドは起き上がりにくいので、上部に取っ手をつけた。
寝返りを打つ時の助けにもなって具合が良い。
走行中に寝る場合は特に便利だ。
前の車を廃車するときに、はずしておいた取っ手だから費用ゼロ。

これにつかまって身体の向きを変えると、胃のバリューム検査をしているような気分になる。






収納庫の壁面断熱
コルドバンクスの天井は断熱してあるようだが、壁裏には断熱材が入っていない。
壁面には収納庫が取り付けられているか、またはフラッシュ構造のボードが張ってあるから、この収納庫やボードに断熱効果を期待して、コストを節約しているようだ。
厳寒地でなければ、これで十分との考えなのだろう。
実際のところ、冬の関東では特に不都合を感じていない。

しかし壁断熱が無いと、収納庫内部には具合が悪い。
庫内の壁側は薄い化粧ベニヤを嵌め込んであるだけだから、車体側面に西日が当たると庫内が高温になる。
そこで、食料庫だけでも守らねばと、部分的な断熱工事をした。

庫内のベニヤを剥がすと、車体のFRPがむき出しになる。ここに断熱フェルトを貼った。

写真はダイネット上の食料庫。黒っぽいのが貼り付けたフェルトで、この上に化粧ベニヤをはめ戻せば完成。






牛乳パックのまな板
写真は牛乳パックのまな板。

牛乳パックは紙の繊維が長いせいか、包丁で引いても叩いても切れない。
使ったあとは、洗わないで捨てられるから重宝だ。
キャンピングカーのシンクは小さいので、普通サイズのまな板を洗うのは不可能に近いという事情もある。

クルマ旅に備えて貯め始めたが、肉を切ったり魚をおろしても洗わずに捨てられるのが便利なので、自宅でも使うようになってしまった。
だから今の在庫はこれだけ






シンクまわりの小間物入れ
ダイソーで良いモノ見つけた♪
「間仕切りボード」という、引き出しの中を間仕切るためのプラスチック板。
自由に井桁が組めるシステムだ。

ご覧の通り、蛇口の部分を避けて組み込めば、置いただけで横に動かない。
幅6センチのボードが、窓の出っ張りの下に入り込むので、上にも動かず、良く安定する。
調味料類の収納にピッタリだ。






角度可変ソーラーパネル


水平&30度の角度可変パネル。
30度状態にするには、パッチン錠を外してパネルを手で持ち上げ、内側の支え枠を立ち起こし、パッチン錠でパネルに留める。
材料はアルミのL字アングル、ステンレス製のパッチン錠と蝶番とボルトナット。
30度にするための部品は、細身の支え枠とパッチン錠と蝶番だけだから、角度可変にしたためのマイナスはほとんど無い。
しかし上げたままの走行は厳禁だ。台風時もやめとこう。(^_^;)
(写真は配線作業前のもの)
取り付け作業の詳細は→こちら

水平と30度の発電量テスト
バッテリ電圧 / ソーラー電圧
水平状態 13.6 / 13.7
30度状態 13.8 / 14.0
これは11月上旬の午前10時、クルマは東南向き駐車。
バッテリー電圧は、ソーラーの発電電圧がかかった状態で計測されている。







冷蔵庫の放熱補助ファン

赤い矢印が拾ってきた小型ソーラーパネル。
何ワットものかは不明だが、12Vの小型ファンにつなぐとブンブン回る。
130ワットのパネル工事のついでに、小型パネルを屋根に貼り付け、配線を一緒に引き込んで、冷蔵庫の排気窓のファン(写真下)につないだ。
このファンもジャンク品。

冷蔵庫の冷蔵庫部分の車体側面には、上下二つの四角い通風窓があり、空気は下から入って上から外へと、自然循環する仕組みになっている。
ファンは上の窓に取り付けた。
冷蔵庫の放熱板は窓の下部、内側に隠れていて、写真では上端しか見えていない。

日中はせっせと風を出し続けている。
駐車場のキャンピングカーは冷蔵庫をOFFにしてあるから、この間は無駄働きである。
有効活用出来ないだろうか。






ヘッドレストをひじ掛けに
窓辺で寛ぐときに、ひじ掛けが欲しい。
開けた窓辺にひじを置こうとすれば、窓下に巻き込まれたロールスクリーンの上端が邪魔になって、それも出来ない。どうも落ち着かない。

先日の旅で、ヘッドレストを外してひじ掛けにすると具合の良いことに気付いた。
ヘッドレストはバリバリテープで壁に取り付けてあるのだが、窓下の壁にもテープ(矢印)をつけて、ひじ掛け位置にも貼りつくようにした。ささいなアイデアだが、これで居心地が良くなった。
(カーソルをのせると、ひじ掛けの画像に変ります)

ロールオーバー画像のとおり、ヘッドレストをはずした後の、壁の黒いテープが無粋だ。
もっとマシな色のテープに替えたいが、テープの縁には全周びっしりとステープルが打ち込んであるから、抜いたら穴だらけになるだろう。





スライド式の日除けスクリーン
何の変哲も無い日除けスクリーンだが、窓の幅いっぱいにスライド出来る様にレールを工夫した。
まず、細長いアルミ板の両端に穴あけして針金を通し、ドア上部のモールに引っ掛けて、これをスライドレール(写真の銀色部分で長さは約50センチ)とする。
次に市販スクリーンの取り付け用フック(黒い部分2ヶ所)をレールに引っ掛ければ完成。
こうすれば、太陽の位置に応じて、スイスイと左右に動かせる。

写真は助手席のもの。画像にカーソルをのせると、右位置に変ります。





窓に着脱式ヒサシ

プラダン(プラスチックのダンボール板)で簡単に作れる、引き戸式窓に着脱するヒサシ。
これを取り付ければ、雨でも窓を開けたままに出来る。
車内からの取り付け15秒、とりはずし5秒。かなりの強風にも耐えて、使わない時の収納スペースは実質ゼロ。
費用は、プラダン310円+両面テープ+クリップ2個。
開口部の幅よりもひさしの幅が広いので、横殴りの雨も防げる点は、跳ね上げ式の窓よりも良さそう。
コストパフォーマンス最高のアイデア。無償公開。

詳細は→こちら






パソコン置き場

テーブル下の壁面に取り付けた100円の書類ケースをパソコン入れにした。大きめなので電気コードとマウスも入る。
サードシート下にはAC100ボルトのインバーターが入っているので、延長コードでパソコン専用の電源プラグを引き出した。

パソコンに差し込んである黒っぽいカードが無線LANのアンテナだ。
旅先で無線LANスポットに入ればネット検索が出来るし、メール送受信やホームページの更新も出来る。

自宅では駐車場に無線LANが届くので、キャンピングカーがパソコン部屋として使えるようになった。





シンク下収納庫に開閉SW式照
シンク下の収納庫は、室内の照明が届かないので暗く、懐中電灯で照らさないとモノが探せない。
電池式の照明は取り付け簡単だが、スイッチのON−OFFが面倒だし、電池切れもある。
そこで、少し手間をかけてサブバッテリーを電源とする、扉開閉スイッチの照明をつけた。

秋葉原に出かけたついでに、部品屋に立ち寄って扉開閉スイッチを2セット買い、工作箱に残っているLEDを全部かき集め、直列につないで収納庫内に取り付けた。
コルドバンクスは、オプション追加に備えた配線が庫内で遊んでいるから、電源はすぐに取れる。
上段にはオレンジ色が6個、下段には4個しか無かった白色LEDを使った。
何ボルト仕様のLEDなのか分らなくなっているのに、制限抵抗はつけなかったから、4個の方はちょっと心配。
扉を開けば点灯し、閉じれば消灯する。調理時は頻繁に開閉する扉だから実に便利だ。2時間かけただけの価値はあった。





エントランスドアのキーレス化

コルドバンクスの運転席と助手席はキーレスが標準装備だが、エントランスドアは手動となっており、ビルダーオプションも用意されていない。
仕方が無いので、DIYでリモコン式に改造した。

作業の詳細 →こちら






上段ベッドの跳ね上げ固定
リヤの二段ベッドの下がボク専用の寝床になっている。
ベッドへの出入りは、身体を小さく縮めて潜り込まねばならない。
それに、眠っているときは問題無いが、眼をあけると天井が低くて窮屈だ。
そこで、使っていない上段ベッドの半分(上半身)を跳ね上げておけるように細工をした。

天井が高くなったので、開放感のあるリッチな寝床になった♪。
これでカミさん専用の広いバンクベッドを見上げても、あまり劣等感を感じないですむ。
向こうは水平方向に広いけど、こちらは高さ方向に広いぞ。

右の写真は、跳ね上げたベッドを天井に固定する仕掛け。
留め金具のハンドルはバネ入りなので、振動などでハンドルがロック位置から外れるという心配が無い。
もちろんベッドを下ろせば荷物を載せることが出来る。

跳ね上げたベッドの裏側に奥行き21センチのスペースが出来たので、次の写真のように収納棚にした。






上段ベッドの奥に収納棚・その@
跳ね上げたベッドの裏スペースに、奥行き21センチの収納棚を作った。

最上段の棚板は奥側を低く傾斜させ、モノが前に落ちないようにしてある。カメラの三脚と雨合羽、雨靴などを置くつもりだ。
中段の棚板は水平だが滑り止めを敷いて、救急箱、予備の食器、旅行ガイド、扇風機などを入れてある。
下段は折り畳みイス二脚がピッタリ入るようにした。
普段は上の写真のように、ベッドを跳ね上げておくので、それが扉代わりになって、荷物が落ちることはない。

後日、これをさらに改造した。
扉が開閉しずらいので、上段ベッドの板を撤去し、観音開きの扉をつけた。詳細は次の記事を参照されたい。






上段ベッドの収納庫改造・そのA

上段ベッドの板を撤去して、観音開きの戸棚に改造した。



引いて開く扉だと、急ブレーキで収納物が倒れた時に、開いてしまう恐れがあるので、「押せば開くラッチ」を取り付けた。

扉の最上部にはステンレスパイプを付けて、バスタオルが干せるようにしてある。
扉の裏には板を貼らず、その厚みも収納に活用してある。

この改造で、カミさんにも手の届く収納庫になった。






上段ベッドの枕元灯を移設
写真は、ベッド頭側の上部。

リヤベッドの上段は使わないので、写真のように、常時床板を上げたままにしている。
床板を上げると裏側に隠れてしまう枕元灯を、写真の位置に移設。
延長したコードは壁の上端に挟み込めるので、超簡単な作業だった。

この上段ベッドの足側スペース(写真とは反対側)は、衣装ケースなどの物置にしているが、夜間は暗くて良く見えなかったが、これで光が届くようになった。

この位置なら、床板の上げ下げに干渉しないし、上段ベッドの枕元灯としても使える。






手作りサイドオーニング

昔使ったテントを廃棄したので、そのアウターテントをキャンピングカーのサイドオーニングに加工、流用してみた。
車体2ヶ所にリベットでフックを設置し、これにテントを引っ掛けて、外側は2本の支柱を立てて引き綱でセットする。
アウターテントは細長いので、両側面に余分がある。写真の左側はこの余分を巻き上げてあり、右奥側は拡げた状態である。
この部分は風雨や視線をさけるのに使えそうだ。
1本200円台で売っていたノボリ用の伸縮棒を3本買って、2本を支柱に使い、残り1本はテントの車体側の縁に差し込んで、車体とテントのスキマが広がらないないようにしてある。

巻き取り式のサイドオーニングと比べれば、いちいちセットするのが面倒だが、めったに使わないから暫く試してみるつもりでいる。

(これは後日、巻き取り式のサイドオーニングに変更した)






クルージングミラー追加
コルドはキャブ部分よりもシェル部(居室)の横幅が広いのだが、ミラーの張り出しが不足なのでシェルの側面が写らない。

車庫入れがしやすいように、等倍のミラーを追加して側面が写るようにした。
これで後輪付近の位置関係が見やすくなった。
また後続車も見えるようになった。

見やすくはなったが、ミラーが横に張り出したため、小回りする時にぶつけそうになる。
しばらく使ってみないと、便利なのか不便なのか分らない。

後日の追記:運転に慣れたら、ミラーの助けが不要になった。張り出し部分が邪魔なので取り外した。



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