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No.210 茶臼山
10月に茶臼山(2384m)に登るつもりで来たときは、駐車場(麦草峠と白駒池)が満車で車を止められず、登るのを諦めました。今回はそのリベンジです。なお、メルヘン街道(国道299号線)は11月17日、午前11時で通行止めになりますので、車を利用して麦草峠駐車場にアクセスできる最後の日の山歩きになりました。

日時 2022年(令和4年)11月16日(水)
天候 晴れ
同行 なし

所要時間
麦草峠駐車場(9.10) ←25分→ (9.35)大石峠(9.40) →30分→ (10.10)中小場(10.20) ←1時間15分→ (11.35)茶臼山頂上 ←→ 茶臼山展望台(11.50) ←40分→ (12.30)五辻分岐(12.30) ←15分→ (12.45)昼食(13.00) ←45分→ (13.45)五辻(13.50) ←50分→ (14.40)出逢の辻(14.40) ←10分→ (14.50)メルヘン街道(14.50) ←35分→ (15.25)麦草峠駐車場

 
山行概要
朝4時半に家を出て中央高速の境川PAで休憩し、麦草峠駐車場には朝8時半に着きました。麦草峠に近くになると、昨夜ちらついたと思われる雪が路面に残っており、日陰の路面は白くなっています。今日が車で来れる今年最後の日ということを実感しました。
茶臼山展望台
茶臼山展望台
風が強い場所なので、えびの尻尾がどの樹木にもびっしり付いていた
駐車場で朝食のサンドイッチを食べ、いつものように身支度をして出発しました。外の気温は−2℃です。
メルヘン街道をまたいだ所にある登山口を入り最初の目標の中木場を目指しました。登山道や周りの樹木に雪はついていますがたいした量ではありません。大石峠を過ぎ、最初の目標の中木場で10分ほど休憩をとりました。ここは登山口から続いた樹林の中を一度抜けるので、周りの眺望を楽しめます。
中木場を出るとすぐドンと下り、茶臼山の登りが始まり、登山道の雪が目につくようになりました。この登りで、上から下ってきた男性のソロとすれ違い、その後夫婦連れのパーティーに追い越され、さらに茶臼山の頂上で女性のソロに追いつかれました。今日山中で出会った登山者はこれだけで、この後は誰にも会うことがありませんでした。
今日の山歩きの目玉だった茶臼山展望台は冷たい風が強く、帽子が飛ばされそうで、しかも寒いので長居はできません。バタバタ写真を写して先へ進みました。
茶臼岳を下る道には先ほど出会った男性のソロのものと思われる足跡しか残っていません。夫婦連れと女性の登山者は茶臼山から引き返したようです。五辻への分岐を過ぎて少し歩いたところに開けた明るい場所があったので、ここで昼食にしました。気温が低いので今回持参したガスボンベは火力を期待できず、また時間が予定より遅れているので、湯を沸かすのはやめておにぎりとスポーツドリンクだけの昼食にしました。 昼食が終わり、五辻まで歩き難い道を下り、出逢の辻を過ぎて国道(メルヘン街道)に出るまで、黙々と歩きました。国道に着いても、今日はここで終わりではなく、国道歩きがまだ残っています。寒い風が吹いている国道を歩いて麦草峠駐車場に着いたとき、初めてホッとしました。山歩きでは最近ルーチンワークになった連絡を家族にして今日の宿へ向かいました。
茶臼山のルートマップ

麦草峠駐車場 麦草峠駐車場
昨晩降ったと思われる雪がうっすらと駐車場内に残っていた
車がすでに7〜8台駐車しており山歩きの準備をしているパーティーも何組かあった
茶臼山と雨池の分岐 茶臼山と雨池の分岐
登山口から見える所にある
ここから北八特有のシラビソの森の中を歩く
大石峠 大石峠
上が開けているので明るい感じがする
旧峠道跡と表示された杭が立っていたが、そのいわれを知らない
中木場の眺め 中小場(標高2232m)
正面に見える茶臼山は雪と霧氷で大部白くなっていた
久しぶりに見る白化粧をした山なので、しばらく飽きもせずに眺めていた
茶臼山の登り 茶臼山の登り
この辺りから登山道の雪が目に付くようになった
茶臼山頂上 茶臼山頂上
周りはシラビソに囲まれていて何も見えないが、雪があるのと無いのとでは全く感じが異なる
なんでもないところでも雪があるとお伽話の世界に居るような気になる
茶臼山展望台その1 茶臼山展望台その1
風が強くて寒いので長居はできなかった
ここで昼食を食べるつもりだったがとてもそんな気になれなかった
写真をバタバタ写し、逃げるようにして引きあげた
茶臼山展望台その2 茶臼山展望台その2
茶臼山展望台から北の方の眺め
手前のノッペリしている縞枯山の向こうに北横岳と蓼科山が頭を出していた
茶臼山展望台その3 茶臼山展望台その3
茶臼山展望台から南の方の眺め
東、西天狗岳は見えたが赤岳や阿弥陀岳、横岳などは雲の中だった
茶臼山の下り 茶臼山の下り
茶臼山の頂上からこの辺りまでが、雪は最も多かった
岩や浮石が多く、すべることに気をつけて歩いた
茶臼岳の登りですれ違った登山者のものと思われる足跡が残っていた
縞枯山 縞枯山
茶臼山を下っている途中で真っ白になっている縞枯山が木の間越しに眺められた
しばしその美しさに見とれていた
五辻への分岐 五辻への分岐
ここから先はまだ一度も歩いたことが無いコース
複数の人が下から登ってきていると思われる足跡があったが、殆どの人達は茶臼山ではなく縞枯山へ向かったようだった
五辻へ下る登山道 五辻へ下る登山道
道沿いにガードロープが張ってあった
道迷い防止のためか、高山植物の保護のためか、環境破壊防止のためか目的はわからない
この後は岩がごろごろしていて歩き難い道がしばらく続く
歩き難いところ避けるためのわき道や枝道があちこちある
うっかりこれに入り込むと道に迷うリスクが大きくなる
昼食をとった所 昼食をとった場所
明るく風も弱いのでここで昼食にした
持参したガスカートリッジは3シーズン用で火力が期待できないので、ラーメンはやめておにぎりを食べた
おにぎりを素手で持っていると寒さで手に感覚が無くなってくるので手袋をつけたままおにぎりをほおばった
五辻 五辻
ここからは道は平坦になるが、時折岩がごろごろして歩き難い所が現れる
出逢の辻 出逢の辻
ここまで来るとメルヘン街道(国道)を走る車の音が聞こえてくる
ここからメルヘン街道までは歩き易い道になる
五辻への分岐からこの先のメルヘン街道まで、初めて歩くコースなので多少の期待をしていたが何も無かった
苦手の岩がごろごろしているところが多かったという印象が強い

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