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No.177 富士山須走口
今年の夏は暑くて外を出歩くのが億劫になり、ずっと家に引きこもっていました。7月の大雪山以来、久しぶりの山行です。

日時 2013年(平成25年)9月27日(金)
天候 晴れ後曇
同行 なし

所要時間
駐車場(7.25) ←1時間55分→ (9.20)長田山荘(9.35) ←55分→ (10.30)瀬戸館(10.40) ←30分→ (11.10)小屋跡(11.15) ←5分→ (11.20)二十六夜の石碑(11.40) ←25分→ (12.05)瀬戸館(12.05) ←30分→ (12.35)長田山荘で昼食(13.45) ←1時間5分→ (14.50)五合目登山口

山行概要
富士山頂
標高2370m付近から見た山頂
今年の富士山の山開きの直後は、世界文化遺産登録効果で、混雑したがその後は例年より空いている、とのマスコミの報道がありましたが、この日もまさにそのとおりで、登りでは5合目入口を過ぎると誰にも会いませんでした。
昨年と同様、今年も本六合の小屋跡のすぐ上の標高2750mほどの所にある二十六夜の石碑と小さな祠まで登って引き返しました。
上から下って来て長田山荘で昼食を取っている時に2組、さらにその下でも2組のパーティーとすれ違いました。多分、10月初旬まで営業している七合の大陽館に1泊して、山頂を目指す人達でしょう。以前、七合の大陽館に泊った時、小屋の主から、「このコースは10月が歩くのに一番だよ。」、と言われましたが、暑からず、寒からず、空気も夏よりは澄んでおり、何より静かな山歩きを楽しめます。私も、このコースを歩くのは、9月末から10月始めがベストだと思います。
須走口を歩くのは今回で6回目になりました。歩くたび、登山道などが少しずつ変わってきましたが、今年は前回登った2年前に比べとくに変わったことには、気がつきませんでした。

2004年  45.富士山  頂上まで
2007年  93.富士山須走口  本7合見晴館まで
2009年  118.富士山須走口  標高3000m付近まで
2010年  134.富士山須走口  本7合見晴館まで
2011年  147.富士山須走口  二十六夜の石碑まで

5合目駐車場 須走口5合目駐車場
駐車場の奥側半分は小山町の工事用車両などの専用になっていた
写真では一見車が多いように見えるが、実はがら空き
上側のもう一つの駐車場は空っぽだと思われる
5合目登山口 須走口5合目登山口
いつものように2軒の茶店(山小屋)が店を開けていたが、客は殆ど見かけず閑散としていた
今回は、ここの茶店の一つの菊屋の名物おばあさんが、元気に店に出ていた
ここ数年、下山時に菊屋でソフトクリームを食べるのが定番になっている
登山口の看板 須走口5合目登山道入口
通行止めの看板が立てられいた
左の黄色の看板には、「五合目から山頂まで新雪のため通行止」、右の茶いるの看板には平成25年9月2日〜平成26年7月上旬まで、と表示されている
富士宮口にも似ような看板がある
上には営業している山小屋もあり、万一の際の行政の言い訳の看板?
山中湖 上の写真の登山口を入るとしばらく深い樹林の中を歩き、やがてダケカンバが目に付くようになり、涸れ沢を渡る
涸れ沢を渡ると視界が開け山中湖が眼下に見える
鳥居跡 鳥居跡
上の涸れ沢の少し上にある
2010年に歩いた時は鳥居の形をしていたが鳥居の上部がなくなっていた
以前を知らなければ、これが鳥居だとは誰も思わないだろう
須走口上部 上の写真の鳥居跡を過ぎ、しばらく歩くと一度樹林が切れて山頂や山中湖が眺めあれる
瀬戸館や大陽館が上の方に見える
長田山荘 長田山荘
一昨年は話好きの小屋番が居り、9月一杯営業すると言っていたが、今年はすでに閉まっていて、営業はしていなかった
今回は下山してきてここで昼食にした
落葉樹林の中の登山道 長田山荘をずぎると瀬戸館まで写真のような落葉樹林の中を歩く
夏の暑い時期は陽射しがさえぎられ、助か
瀬戸館
六合の瀬戸館
今年の営業が終わり、閉めていた
このコースは、この小屋のすぐ上の小さな木立がの先が森林限界
眺めの良いところで格好の休憩場所
瀬戸館から富士山頂 瀬戸館から山頂方向
このすぐ先で最後の樹林帯に入るが、この樹林はすぐ終わる
あとは吹きさらしの砂礫地の中を歩くようになる
毎回、この辺りから歩くのが苦しくなってくる
小屋跡 本六合の小屋跡
2004年に始めてこのコースを歩いたが、その時あった小屋の廃材が今は殆ど無くなってしまった
昔はすぐ上の二十六夜参りや尾中道めぐりで、賑わったいた山小屋なのだろう
富士山の山小屋で景気がよいのは富士吉田口と富士宮口の5合目から上の山小屋だけ
二十六夜の石碑 二十六夜の石碑と小さな祠
上の写真の本六合の小屋跡のすぐ上にある
誰が始めたのか知らないが、金剛杖に付けられている鈴が沢山置かれて(捨てられて)いた
興ざめも甚だしい

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