WILLYS MB

SOLDIER OF THE WORLDのジープを再塗装、マーキングを自作し陸軍航空隊仕様としたWILLYS MB。
フィギュアを載せてしまうとまったく見えないボンネットのマーキングまで製作したのは
当初“目標地点の天候回復を待って待機するクルーと出撃命令を伝えに来た士官の乗ったジープ”
といったシーンを考えていたため(このプランはサイズの問題で断念)。
あくまでもフィギュアを載せる“展示台”として仕上げたため
改造箇所はフロントグリルの横棒切除と、ジェリ缶のストラップ追加、OVMの木目表現のみ
細部の塗り分けやディテールアップは行っていない。

上:バンパーは白で塗装され黒で文字が書かれている。フロントバンパーの文字は“第8空軍381爆撃群532飛行隊”の意。それにしても…このアングルからだとオモチャに見えませんな

左:ダッシュボードに取り付けられたプレートを自作。左からシフトポジションを示すシフト・プレート、製造メーカー・シリアルナンバー等の記入されたネーム・プレート、各ギアの守備範囲が書かれたコーション・プレート。
実車では各プレートの4角をマイナスネジで固定してある。


本作は“クールトイズ10号”に掲載された物に少々手を加え、10月3日のスーパーフェスティバル“カスタムワールド2”にて
展示させていただいた物です(主催者及び実行委員の皆様ありがとうございました)。

最初は服にも汚しを入れて、パラシュートパックも布で自作…などと考えていたのですが結局間に合いませんでした。
もう少し手を加えてからアップしようかとも考えたのですが、いつになるか判らないので(笑)スーフェス展示のままとしました。
とにかく同じ装備のフィギュアを10体(正確には6体+4体)揃えるのがこんなに大変だとは思いませんでした。
何か1箇所でも手を加えると、それが数倍の作業になって跳ね返ってくる…最初は楽しくても同じ手順を繰り返していると段々と苦痛に…(笑)

10人のクルーを“ジープに乗せる”というアイデアは
展示会実行委員・斎藤氏の“展示の見せ方=演出を考慮すべし”というサジェスチョンから生まれた物です。
結果的には私の力不足で、シチュエーションを端的に理解していただけるほど明快な展示物とはなりませんでしたが
氏の指摘が無ければさらに散漫な作品になっていたと思います。氏の展示会への尽力と参加者への的確な示唆に感謝します。

なお、製作にあたって、菊池氏、水谷氏、まつい氏より装備品を提供していただきました。ご協力ありがとうございました。
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