B-17 CREW TEAM

本作の登場人物たち。完成後もこんな風に撮影できるのが可動フィギュアのイイところだ。
フィギュアは座らせたときのポーズの自然さと、ヘッドのバリエーションの多さからドラゴン社製を使用。
ユニフォームや装備品はHASBROクラシックコレクション。ブーツ、制帽を再塗装。レザーヘルメットをディテールアップしたほか
パラシュートハーネス、ライフプリザーバー(救命胴衣)、ギャリソンキャップ(略帽)を自作追加してある。
PILOT(L) & Co-PILOT(R)
各フィギュアには一応機内での配置を設定してある(といっても、ポジションによって装備に大きな違いがあるわけではないので、あくまでも製作する上での目安、ということなのだが)。
左が機長(操縦士)、右が副操縦士。爆弾倉より前のキャビンに搭乗するクルーは夏季はA2ジャケットを着用している例が多い。機長の右胸のマーキングは第381爆撃航空群のインシグニア。海峡を越えて作戦を行う爆撃機のクルーにはライフプリザーバーは必需品。
ユニフォームはクラコレ“TUSKEGEE BOMBER PILOT”のものを使用。機長のカバンもクラコレ“B-17 BOMBER CREW”に付属の物。


NAVIGATER(L) & BOMBARADIER(R)
航法士(左)と爆撃照準手(右)。爆撃手は機首キャノピーに位置し、爆撃進入時の機体制御と爆弾投下を行う。航法手は敵機接近時には機首の機銃を担当する。機長、副操縦士、爆撃手、航法士の4名は士官階級。
パラシュートハーネスは5ミリ幅の綿リボンを染料で着色し布用接着剤で貼り合わせて製作、金具類はアクセサリー用を使用している。パラシュートパックは21stの現用82空挺の予備パラシュートを複製した物。

WAIST GUNNER
胴体中央部左右に設置された50口径機銃を担当する。機首キャビンと違い暖房設備のない機体後部は高空に上がると真夏でも零下30度近くまで気温が下がるため、常にB3ジャケットを着用している。
装備はクラコレ“B-17 BOMBER CREW”、防弾ベストが入った(という設定の)ダッフルバックはタイムレス・フットロッカーに付属の物を使用。
ヘルメットのディテールアップについては“FIGHTER PILOT”のページを参照していただきたい。

TURRET GUNNER(L) & TAIL GUNNER(R)
胴体下面の球型回転銃座を担当するのがターレット・ガンナー(左)、一度銃座に入ってしまうと自力では外にでられないため“最悪のポジション”と考えられていたが、周囲を装甲板に覆われているため生存率は以外と高かったようだ。テール・ガンナー(右)は機体最後尾に位置し、後方から接近する敵機を射撃した。
左足に結びつけられているのは脱出時に使用する緊急用酸素ボトル、クラコレB-17〜では左足に取り付けているが、当時のマニュアルを見ると右足に取り付けるように指示されている。
ダッフルバッグはクラコレ“442部隊”に付属の物。

ENGINEER(L) & RADIO OPERATOR(R)
航空機関手(左)と無線手(右)。両名とも戦闘時には機体上面の機銃を担当する。各機銃担当と機関士、無線手の6名は下士官階級となる。
フードコンテナはTUSKEGEE BOMBER〜、保温タンクはB-17〜に付属の物。無線手のすねポケットにはB-17〜に付属のカバンに入っている地図を入れてある。この地図は脱出時に使用するための物で、通常スーツのポケット等に入れて携行した。
B-17〜に付属するB3(もどき)ジャケットは、形状・ディテールとも決して満足できる物ではないが、今回は6着という数に負けてそのまま使用している(本来ならACES製で統一したいところなのだが…値段が!!)。

左:機長のA2ジャケットにはバックペイントを追加。モチーフはノーズアートやバックペイントの定番、ピンナップ・アーティスト“バルガス(Alberto Vargas)”のイラスト。

右:QAC迅速着脱式チェストパラシュートの背面。ベルトストラップの取り回しはこれで正解(のハズ)だが、細部ディテールはかなり省略してある。搭乗前にはパラシュートハーネスの金具を止めずに垂らしておくことが多いようだ。


自作のギャリソンキャップ。綿布を両面テープで貼り合わせて製作。実物はもうちょっと茶色っぽい色なのだがちょうどイイ色の布が見つからなかった。
ライフプリザーバーは“FIGHTER PILOT”と同じもの(ただしこちらは片面しか製作していない)。

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