(大田南畝、あるいは大田直次郎として交遊のあった人) |
交遊 | 詞書・漢詩・狂歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
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ちくあん 竹庵 | 「竹庵に正甫の提琴を聞く | 南畝集18 漢詩番号3929 | ⑤325 | 文化11年 1814/10/ |
ちくし 筑紫 | 「春日、行人筑紫氏の北陸を巡検するを送る | 南畝集8 漢詩番号1510 杏園詩集三 | ④8 ⑥90 | 寛政1年 1789/01/ |
ちくしよ 竹士輿 | 「八月十四夜、竹士輿・井子瓊・島子諒と同じく市谷里長佐野氏に飲す | 南畝集5 漢詩番号0835 | ③288 | 安永9年 1780/08/14 |
「秋晴、竹子輿に簡す | 南畝集5 漢詩番号0846 | ③292 | 安永9年 1780/09/ | |
ちゃやしろじろう 茶屋四郎次郎 | 「季夏、茶屋氏の平安に還るを送る | 南畝集5 漢詩番号0974 | ③334 | 天明1年 1781/06/ |
ちゅうしこう 中子光 | 「初冬、中子光・安子潤・滕子敬と同じく清水太傅吉川氏の別業に遊ぶ。君字を得たり | 南畝集5 漢詩番号1044 | ③357 | 天明1年 1781/10/ |
ちょうこうえん 重香園 | 「九月十三夜、諸子と同じく重香園に飲す | 南畝集4 漢詩番号0569 | ③200 | 安永7年 1778/09/13 |
ちょうしこう 長士厚 | 「春雪。病中、蓮池の長士厚の寄せらるるの韻に和す 又 | 南畝集4 漢詩番号0527・8 | ③186 | 安永7年 1778/02/ |
ちょうしぶん 冢子文 | 「夏夜、諸子と同じく冢子文の月亭に集ひ、月を待つ。亭字を得たり 車馬還城闕 牛羊下野坰 喜来烏鵠集 歌罷白雲停 授簡凌梁苑 投閑隔漢廷 登唯甘曳尾 将欲聚飛蛍 緇素交相得 玄談徳共馨 前除纔下箸 美酒已傾缾 縦飲拌沈酔 高吟笑独醒 挙觴聊一望 明月照孤亨」 | 南畝集9 漢詩番号1804 | ④109 | 寛政4年 1792/05/ |
ちょうくんび 冢君美 | 「初夏、鈴木 恭 白藤・中村 亮 文智・冢 璵 君美過らる 「同前。席上、冢君美に和す 欲和無絃琴曲趣 世間難得是知音」 | 南畝集14 漢詩番号2440-1 | ④311 | 文化1年 1804/04/ |
ちょうしゅうきん 張秋琴 萍寄主人 | 「乙丑午日、訳可劉生携ふる所の扇の頭に、清客萍寄主人張秋琴の「三月三日、旅館に懐ひを述ぶ」と題し、余と児俶と唱和せる原韻を和せる五首を観る。畳和して以て萍寄主人に寄す 其の二 其の三 其の四 其の五 | 南畝集15 漢詩番号2669 -2673 | ④381 | 文化2年 1805/05/05 |
「清人張 敬修 秋琴が児俶の「小松」の韻を次するを畳和す 「清人張秋琴が訳司劉君美の「夏日、田家に過飲す」の韻を次ぐを畳和す 桑蚕眠白昼 黍酒任清貧 我亦逃名士 移居欲卜隣」 「再び前韻を和して秋琴に寄す 樊籠雛難脱 江山自不貧 同文如可学 天外一比隣」 | 南畝集15 漢詩番号2708-10 | ④392 | 文化2年 1805/07/ | |
「清人張秋琴・銭位吉に贈る詩并びに引 前日萍寄楼上飲、誠に忘るべからず。既に其の楼に登り、又曲房に入りて諸子を一見し、心先づ酔ふ。 匾聯・椅榻、位置の雅なること甚だし。勧むるに紹興の佳醞を以てし、佐くるに平康の奇花を以てす。 献酬交錯、杯盤狼籍、白日に昏飲すること、暗泉の空澗に落つるが如し。幾ばくの浮白なるかを 知らざるなり。笑倣歓謔、必ずしも訳を仮りず。或いは筆を命じ或いは詩句を聯ぬ。足の時に方りてや、 項山の雲紙上に飛舞し、浙江の潮杯中に傾潟するを党ゆ。既にして秋陽帰ることを促し、割愛して 寓に還る。仰ぎ見れば屋梁の月色昼の如し。余酔髣髴として、猶ほ顔色を見るがごとし。傾想の余、 聯句の原韻を畳んで、萍寄主人【張秋琴】及び◎山人【銭位吉】に贈る。瓊瑶の和、肢ちて之を望む 右萍寄主人」 | 南畝集15 漢詩番号2720 瓊浦又綴 書簡134 | ④396 ⑧623 ⑲197 | 文化2年 1805/08/16 | |
「清人張秋琴の原韻に畳和す | 南畝集15 漢詩番号2727 | ④398 | 文化2年 1805ウ08/ | |
「清人楊秋棠の書を見て張秋琴を懐ふ | 南畝集19 漢詩番号4135 | ⑤385 | 文化13年 1816/01/ | |
ちょうしょう 長昌禅師 | 「竜土の長昌禅師の初ねて会するを賀す。人に代りて作る 只今初転金輪地 何処人天不可通」 | 南畝集2 漢詩番号0275 | ③94 | 安永3年 1774/04/ |
ちょうしょうかん 長松館 | | |||
ちょうせいさい 長静斎 | 「暮春、長静斎を訪うて主人の韻を次ぐ とはさりしわかをこたりにまたれつる 梅もさくらもうつろひにけり きのふみしあつまのひえの花もみな かへるねきしのやとりをそとふ」 | 南畝集9 漢詩番号1903 | ④143 | 寛政5年 1793/03/ |
「七月九日、長静斎を訪ふ。席上、唐の韓翃の「同じく仙台観に題す」の詩を観て、其の韻を歩す 酢来試把唐詩読 疑是飄颻放一丘」 | 南畝集9 漢詩番号1853 | ④126 | 寛政5年 1793/07/09 | |
ちょうせいせい 張成声 | 「秋江の送別【舌人張成声を送る】 | 南畝集12 漢詩番号2022 | ④179 | 享和1年 1801/06/ |
ちょうはくえん 朝白園 | | |||
ちんてい 椿亭 | |