詞書・詩歌 | 出典 | 巻・頁 | 年月日 |
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(高田馬場 五夜連続 月見の宴)「井上碧海 井玖 字 子瓊。号 碧海。称 井上久手之介」 | 月露草 | ⑱1 | 安永8年 1779/08/17 |
「春雪、小芙蓉に遊ぶ。青隣卿・井公亮・井子瓊と同じく賦す 【山在高田宝泉寺】 | 南畝集5 漢詩番号0759 | ③264 | 安永9年 1778/01/ |
「懐ひを井子瓊の春夜天台に宿るに寄す | 南畝集5 | ③265 | 安永9年 1780/02/ |
「夏日、井子瓊・滕伯慶を携へて海福寺に遊ぶ。吉子衛・鷲尾山人と同じく賦す | 南畝集5 漢詩番号0803 | ③276 | 安永9年 1780/05/ |
「井子瓊の酒を恵むを謝す | 南畝集5 漢詩番号0813 | ③280 | 安永9年 1780/06/ |
「八月十四夜、竹士輿・井子瓊・島子諒と同じく市谷里長佐野氏に飲す | 南畝集5 漢詩番号0835 | ③288 | 安永9年 1780/08/14 |
「夜雨、子瓊に寄す | 南畝集5 漢詩番号0846 | ③292 | 安永9年 1780/09/ |
「春日、野美卿・井子瓊と同じく某侯の園を寓目す。即事 応是山陰謝公墅 何年一局賭囲碁」 | 南畝集5 漢詩番号0912 | ③314 | 安永10年 1781/02/ |
「春夜、子瓊を憶ふ | 南畝集5 漢詩番号0922 | ③317 | 安永10年 1781/03/ |
「春日、諸子に寄す | 南畝集5 漢詩番号0933 | ③321 | 安永10年 1781/03/ |
「夏日、広子純・井子静・春菶仲・井子瓊・原士立・弟栄名・甥義方と同じく舟を泛ぶ | 南畝集6 漢詩番号1212 | ③417 | 天明4年 1784/06/ |
「夏日、広子純・井子瓊・鈴章甫・甥義方と同じく白馬の竜隠庵に遊ぶ。韻を分つ | 南畝集6 漢詩番号1221 | ③420 | 天明4年 1784/06/ |
「夏日、井子瓊・鈴一貫・田敬事と同じく宮惟孝に宴す | 南畝集6 漢詩番号1265 | ③435 | 天明5年 1785/04/ |
「春日、肥前文学石井仲車、邀へて馬景徳の松琴楼に宴す。雲藩萩野求之・薩州世子侍読赤崎彦礼・藝州文学頼千秋、及び堀口孟一・爽鳩子允・井子瓊・鈴猶人と同じく賦す | 南畝集7 漢詩番号1305 | ③452 | 天明6年 1786/02/ |
「七夕、懐ひを書して井・鱸二子に示す 年年乞為何事 贏得投閑老里閭」 | 南畝集7 漢詩番号1349 | ③467 | 天明7年 1787/07/07 |
「春日、石仲車、邀へて麹坊の鶴巣楼に飲す。赤崎彦礼・稲垣恵明・爽鳩子允・萩野求之・馬景徳・辺道壱・岡故完・原子文・井子瓊・鈴一貫・春菶仲と同じく賦して佳字を得たり」(南畝集7) 「天明八年戊申二月廿一日、鶴巣亭に集ひ、韻を分かつ」(遊娯詩草) | 南畝集7 漢詩番号1417 杏園詩集三 遊娯詩草 | ③491 ⑥89 ⑥295 | 天明8年 1788/02/21 |
「春夜、井子瓊の長松館に宴す。月字を得たり 開軒且肆筵 行杯或激節 歓楽無窮極 中情誰能察 為栽北堂萱 未采西山蕨 世路交情薄 肝胆多楚越 吾党金蘭契 同心期存没 願言一解憂 千載酌無竭」 | 南畝集8 漢詩番号1508 | ④7 | 寛政1年 1789/01/ |
「春日、徐徳卿・井子卿・鈴一貫と同じく西郊に遊。五首 | 南畝集8 漢詩番号1586-90 | ④33 | 寛政2年 1790/02/ |
「春雪、佐賀書記石井仲車、麹街の鶴巣楼に邀飲す。頼千秋・樺公礼・関叔成・爽鳩子胤・稲垣恵明・西川子璉・井子瓊・源博甫・馬景徳と同じく賦す 酔来極目城門外 春雪霏霏散近郊」 | 南畝集8 杏園詩集続編 漢詩番号1591 | ④36 ⑥91 | 寛政2年 1790/02/ |
「春日、徐徳卿・井子瓊と同じく、鈴一貫に過りて山茶花を賞す 尽日閑庭看不厭 繽紛更逐落霞飛」 | 南畝集8 漢詩番号1607 | ④41 | 寛政2年 1790/03/ |
「初夏、徐徳卿・大田公幹・井子存・井子瓊・鈴一貫と同じく舟を竪河に泛べて亀毛河に至るの作。柳字を得たり | 南畝集8 漢詩番号1636 杏園詩集三 | ④50 ⑥92 | 寛政2年 1790/04/05 |
「四月望、井子瓊宅に十八史略を講じ、竟つて宴す | 南畝集8 漢詩番号1645 | ④53 ⑥92 | 寛政2年 1790/04/05 |
「十四夜、井子瓊・鈴一貫・紀菶仲・雪山師と同じく宮惟孝に集ふ。白字を得たり | 南畝集8 漢詩番号1685 | ④66 | 寛政2年 1790/08/14 |
「子瓊の「九月十三夜」を和す。子瓊、和漢の事を雑へ用ゆ。予も亦た之に傚ふ 継華良会寥々後 佳句新伝正始余」 | 南畝集9 漢詩番号1895 | ④140 | 寛政5年 1793/09/13 |
「早春、鈴木恭(二字欠)杉浦吉統総仲・田直躬(二字欠)井玖子瓊・鱸文猶人、草堂に過らる」 | 南畝集 漢詩番号1922 | ④152 | 享和1年 1801/01/ |
「七月既望、井子瓊・鱸猶人・楽地堂及び児俶と同じく舟を泛ぶ。会々山桐原・鈴白藤至る 「今年享和二年壬戊にあたれり。予、井上子瓊、鈴木 文 猶人、書肆楽地堂、男 俶 子載とゝもに柳堤より舟を泛て墨田川にいたりて詩を賦せり。児玉 慎 空々、篠本 廉 竹堂も又諸子を携へて舟出せしが、三又のほとりに逍遥せしゆへ、南北のたがひにて逢はざりき。竹堂「三又に遊ぶの記」三編をつくりてくはしく事景を記せり。山上、桐原学士、鈴木 恭 白藤もをくれて至りて、予が舟に加はゝれり。十月の望にも必と約せしが、予風病にて約に違へり。篠本竹堂、鈴木白藤、鈴木猶人、山本文智、吉見 義方 伯教が輩は舟をうかべて聯句せしとぞ」 | 南畝集12 漢詩番号2157-8 杏園間筆二 | ④224 ⑩218 | 享和2年 1802/07/16 |
「竹堂手記抄録一 壬戌七月既望舟遊一行名字 井上作左衛門 玖 字士瓊 号碧海」 | 零砕随筆三 続日本随筆四巻 | ④212 | |
「十四夜、空々子 児玉慎・篠 廉 竹堂を邀へて宴集す。鈴白藤・井子瓊・鱸猶人・山徳甫・吉伯教と同じく賦して揚字を得たり | 南畝集13 漢詩番号2167 | ④227 | 享和2年 1802/08/14 |
「十二月十九夜、篠 廉 竹堂・鈴 恭 白藤・井 玖 子瓊・鱸 文 猶人・山 隣 徳甫・村 亮 文智及び楽地生と同じく舟を墨水に泛べて月を看る。是れ蘇東坡の生日にして、三たび赤壁に遊びし時なり | 南畝集13 漢詩番号2200-02 | ④237 | 享和2年 1802/12/19 |
「春日、古山 礼 子文・井上 玖 子瓊・素観禅師・児俶と同じく菊池 禎 叔戊の思玄亭に集ふ。花字を得たり | 南畝集13 漢詩番号2240 細推物理 | ④250 ⑧353 | 享和3年 1803/02/07 |
「午日前一夕、馬蘭亭・高茂貫・井子瓊・鱸猶人・名和氏・福原潤夫・吉伯教・山臥雲諸子過集す 「孫のためにたてし幟兜の祝ひせんとて、諸子を呼ぶ。馬蘭亭・井上子瓊・鈴木猶人・築山氏・名和氏・柳長・かほる・福原氏・浪花の小山氏も来りつどへり。島田氏の女、柳橋の歌妓お益来、三絃を弄す | 南畝集13 漢詩番号2278-7 細推物理 | ④260 ⑧362 | 享和3年 1803/05/04 |
「十六夜、井上 玖 子瓊・鱸 文 猶人と同じく築山の三秀堂に飲して句を聯ぬ 月朗前檐垂葉露 玖 風凄小扇出機糸 覃 賞心美景唯須飲 文 縦少吟儔酒満巵 玖」 | 南畝集13 漢詩番号2330 細推物理 | ④274 ⑧388 | 享和3年 1803/08/14 |
「九月十三夜、井子瓊・鱸猶人・山徳甫・五島氏及び俶子と同じく高田に遊ぶ。篠竹堂を遅(ま)つに至らず | 南畝集13 漢詩番号2341 | ④277 | 享和3年 1803/09/13 |
「十月望夜、月を看て、井 玖 子瓊・鱸 文 猶人を懐ふ 折簡錯将投二子 天涯地角幾行程」 | 南畝集14 漢詩番号2565 | ④347 | 文化1年 1804/10/15 |
「井子瓊の「早春、遷喬楼の集ひ」の韻を和す 擲地乍聞金石響 頻思我輩望天涯」 | 南畝集15 漢詩番号2657 | ④377 | 文化2年 1805/03/ |
「井 玖 子瓊の白金を賜はるを賀す【時に藩翰譜を補写す。故に此賞有り】 | 南畝集16 漢詩番号2976 | ⑤45 | 文化3年 1806/12/ |
「己巳中秋、大草 公弼 篤夫・花禅翁 万彦・鈴木 恭 士敬・犬冢 遜 印南・井上 玖 子瓊・鈴木 文 猶人・中邨 亮 子寅・植木(三字欠)諸子と同じく建部君の朝白園に集ふ | 南畝集17 漢詩番号3257 | ⑤129 | 文化6年 1809/08/15 |
「十四夜、新たに晴る。花禅老人 万彦・池 桐孫 五山・鈴木 恭 白藤・井 玖 子瓊・鱸 文 猶人・中村 亮 子寅過らる | 南畝集17 漢詩番号3389 | ⑤169 | 文化7年 1810/08/14 |
「歳暮、井 玖 子瓊の評定所監守に遷るを賀す | 南畝集17 漢詩番号3444 | ⑤184 | 文化7年 1810/12/ |
「十四夜、草堂の小集。井 玖 竹町の去年今夕の韻を和す | 南畝集18 漢詩番号3543 | ⑤216 | 文化8年 1811/08/14 |
「歳暮、井 玖 子瓊諸子と同じく鱸 文 猶人の新居に宴す | 南畝集18 漢詩番号3573 | ⑤224 | 文化8年 1811/12/ |
「八月十四夜、河 世寧 寛斎・三亥 米庵・冢 遜 印南・木 万彦 花禅・藤 守重 正斎・楽閑叟・井 玖 子瓊・西 瑚 子璉・建 広載 釣伯、過りて集ふ | 南畝集18 漢詩番号3663 | ⑤250 | 文化9年 1812/08/14 |
「羊日、井 玖 子瓊訪はる | 南畝集19 漢詩番号4241 | ⑤413 | 文化14年 1817/01/04 |