Top浮世絵文献資料館浮世絵師総覧
 
交遊編大田南畝(四方赤良・蜀山人)の詩・狂歌 〔交遊編〕大田南畝関係
(大田南畝、あるいは大田直次郎として交遊のあった人)
【て】※◯は欠字、◎は表示不能文字
交遊詞書・漢詩・狂歌出典巻・頁年月日
ていきれい
梯季礼 (肥前)
「百川楼に西肥の梯季礼に邂逅す。予、季礼を見ざること三十年。季礼、大窪誌仏と碁を囲む
 西肥東海望悠々 離別真如風馬牛 偶閲人間碁一局 已経三十余歳余秋」
南畝集18
漢詩番号3924
⑤324文化11年
1814/09/
ていしよう
堤士容 (大坂)
「寺田氏の松月庵。堤士容の寄せらるるを和す
 玉水街頭此結庵 双松直与碧天参 一杯傾尽春宵月 試和新詩且劇談」
南畝集12
漢詩番号2098
④201享和2年
1802/02/
ていせきじょう
程赤城
「清人程赤城の七十の寿詞。賦して文庵に示す
 矍鑠中原一丈夫 数過鯨海伴竜駒 新開七袠華堂上 瑞気氤氳五獄図」【唐館の壁上、五嶽真形図を掛く】
「其の二 硯寿千春託墨痕 曾煩手筆杏華園 吾家恰在赤城下 長掲芸窓伝子孫」【江戸城の北、赤城山有り】
南畝集14
漢詩番号2576・7
書簡80
④350
⑲109
文化1年
1804/10/23
てらだ
寺田 (大坂)
「寺田氏の松月庵。堤士容の寄せらるるを和す
 玉水街頭此結庵 双松直与碧天参 一杯傾尽春宵月 試和新詩且劇談」
南畝集12
漢詩番号2098
④201享和2年
1802/02/
てらにし
寺西 (陸奥)
「芸陽の人、東奥の郡官寺西君の先考柏亭府君手書の詩歌一幅を得て、遙かに寺西君に寄す。君、予をして代つて其の意に謝せしむ。予、柏亭君の詩の韻に依つて以て一詩を賦し、附するに和歌を以てす
 先人手沢旧如新 千里天涯地角浜 遙寄詩歌書一幅 筺中十襲以為珍
 チゝノミノチゝノイマセシ歳月モ目ワタル鳥ノアトゝコソナレ」
南畝集19
漢詩番号4116
⑤379文化12年
1815/12/
でんけいじ
田敬事
「春雨病中、田敬事の花を折りて贈らるるを謝す
 花気氤氳帯雨流 携来且贈臥牀頭 若非桃李蹊中折 会向移春檻上求」
南畝集6
漢詩番号1250
③430天明5年
1785/03/
「夏日、井子瓊・鈴一貫・田敬事と同じく宮惟孝に宴す (詩は省略、交遊編の「交遊」参照)」南畝集6
漢詩番号1265
③435天明5年
1785/04/
でんしめい
田子明
「五鏡山を賦し得て田子明の江州に之くを送る
 新従五馬太湖間 入境先窺石鏡山 君自少年当努力 何人白髪不紅顔」
南畝集6
漢詩番号1203
③415天明4年
1784/04/
でんちゅうけい
田仲馨
 磯田子光 (別資料) (磯田仲馨)
でんちょくきゅう
田直躬
 仲田直躬 (別資料)
でんちろう
天地楼
 天地楼 (別資料) (戸川南涯)
てんゆう
天游道人
「(岸)慎斎の寿宴に天游道人の韻を畳和す
 不知雲霧隔 先見芙蓉峰 日入山々暗 煙斜樹々重 揮毫竜欲起 把酒蟻為封 纔試伯牙調 知音唯有鍾」
南畝集18
漢詩番号3536
⑤213文化8年
1811/08/