PEIフォトアルバム　－赤毛のアンの世界

　赤毛のアンの世界　

Green Gables

　駐車場へ車を止めると、そこから大工事をしています。まだビジターセンターの工事中の様でした。写真は駐車場からGreen Gablesへまっすぐ通じている道からです。建物の正面右側が入り口なのですが、火事の改修工事中のためここからは入れず建物の廻りに巡らされた柵の外へ。国立公園の職員がいて、質問があれば答えてくれるとのことでした。

　Green Gablesの正面左側の写真です。屋根がはがされ壁も改修中、早く元気になるといいですね。嬉しかったのは、ニュース映像で見た赤土むき出しの庭にびっしりと芝が植えられていたことです。よく見ると植えたてだということがおわかりになると思います。島の方の心づかいですね。

　左側後方の写真です。ニュース映像でも紹介された、マシューの部屋の外側でしょう。まだ黒く焦げた跡が残っていました。こちらは工事のためか赤土がむき出しのままでした。

　左側後方、恋人の小道の入り口付近からの写真です。今年は春先の低温が長くて春の訪れが３週間ほど遅れているようです。アンの愛したSnow Queenの樹はどこにあったか分かりませんでした。建物の向こうに見えるのは工事中のビジターセンターでしょう。残念ながらティールームもどこか分からず午後のお茶を飲み損ないました。

　恋人の小道のお散歩から帰ってきて、建物正面の斜面の下、お化けの森の入り口付近からのGreen Gablesです。意外だったのはものすごい急斜面の上に建物が有ったことです。ここから見ると何事もなかったように静かなGreen Gablesが有りました。

　帰り際に正面の芝生の下の方から見上げたGreen Gablesです。夕方の光を受けてとても綺麗でした。逆光の写真はいかがでしょうか。

Lover's Lane, Balsam Hollow & Haunted Woods

　恋人の小道の入り口付近です。Green Gablesの左側すぐの所から延びています。Green Gablesが丘の上にあるので、すぐに下り坂になっていました。

　恋人の小道を入ったところです。針葉樹の緑と落葉樹の新緑がまざってとても綺麗でした。

　早春の白樺の新芽です。やっと春が来て芽吹いたばかりでした。丘の上はゴルフ場です。Green Gablesとその周りの森をぐるっと囲むようにありました。ちょっと悲しい風景です。

　恋人の小道の奥は、小川の流れに沿ってモードの愛したBalsam Hollowと言う散歩道になっています。小川には木の橋が架けられ、道沿いに木の柵が作られているのでモードの歩いた道そのままではありませんが、そのおかげで自然が綺麗に残されてすてきな散歩道になっていました。小川沿いの新緑とアンの愛した羊歯の若緑がとても綺麗でした。萌え出たばかりの花の蕾は固く、暖かい春を待っているようでした。

　小道のあちこちに、植物の案内や、モードの案内の掲示板がありました。深緑で統一されていて森によく溶け込んでいました。

　小道の出口に見つけた早春の花です。"Forget me not"その名のごとく忘れな草です。日陰にひっそりと水色の花を咲かせていました。

　森の外、Green Gablesの下の方には、Balsam Hollowから流れ出た小川がありました。川岸の新芽の綺麗なこと。

　Green Gablesから見下ろしたお化けの森の入り口です。まだ草が芽吹いたばかりでお化けが出そうなほどうっそうとしていませんでしたが、奥のトウヒの林は暗くひんやりとした場所でした。当日は寒くてお散歩をあきらめてしまいました。お化けの森を抜けると、モードが葬られているキャベンディッシュ共同墓地があるそうです。

Anne's House of Dreams

　Cavendishから６号線を西に走り、New Londonから２０号線をさらに海沿に走ったFrench Riverに小説「アンの夢の家」を再現して作られた家が有りました。これはあくまでも小説をモデルに作られた家なので、それ程お勧めできるものではありません。写真には写っていないのですが家の前に林檎の木が３本ありました。やっと葉が出たばかりで蕾は小さく固いものでした。これが咲いていたら家の印象も変っていたかもしれません。

　家の内部、１階の居間の写真です。モード関係のどの家の居間にもパイプオルガンが置いてありました。それも小型のアップライトピアノサイズのオルガンです。島の文化の一端を見た気がしました。

　French Riverの入り江の写真です。曇り空ではっきりした写真にならなくてごめんなさい。実際には赤い土と緑の牧草と海のコントラストがとても綺麗でした。この先には灯台もあるようですが足を伸ばしませんでした。