企画は続く(第五回)2003-9-16(火)1:10

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15日中に更新を済ませて帳尻を合わせようと思いましたが、まんまと失敗に終わりました。相変わらず更新作業に手間取り過ぎのayaです。こんばんは。

どのくらい制作と更新に追われているかというと、阪神優勝を今まで知らなかった。というかね、世の中は三連休とかだったらしいじゃないですか。気付いたら終わっていましたよ、連休が。こんな迂闊な二十代の終わりでいいんでしょうか。

企画によって何か大事なものを失いつつあるような気もしますが、気を取り直して今日もいきましょう。


<企画スタートまでのあらすじ>
美大予備校での心あたたまるエピソード(嘘)から、一時的にせよ「黒人モデル」の検索一位(9月9日付)という謎の栄誉を獲得してしまったayaの、絵描きの意地とプライド、そして大切な二十代の終わりという時間を全て捧げる物語っていうかリアルタイム更新っていうか、苦行っていうか。(ここの文って毎回微妙にちがうの誰か気付いてる?)

絵を描いてれば三十路突入も怖くない!
「 誕生日までの一週間、絵画制作実況更新」

17日の誕生日での完成を目指し、絵の制作具合を毎日更新していきます。今回描く本画モチーフはコチラ
以前ここで載せた、カキトメの#18を描きます。だんだんゴールが見えてきた第五回、それではどうぞ。

1:面相筆の先の部分での細かい描写は筆を立てて。小指で手を支えるのがポイント。これをやってると小指の先だけ皮が厚くなります。 2:背景部分がだいぶ雰囲気が出てきて、徐々にいやな段階から脱却しつつあります。もう少しよ!がんばれ自分!
3:手前の木を進める為に「新)岩紅・白」という赤い色を置いてみる。実際の色とは全然違う色を置くのもわたしの描き方の一つです。これがいい感じになるのよ。・・多分。
4:まわりが進んでくると川の色味が浅く見えてくるので、もう一段階、青を強くしようと絵の具を選択中。むぅ・・・
5:結局「新)青口岩群青8」で濃い色で進めていくことにしました。絵の具の発色もよくなってきて画面にハリが出てきました。
6:砂利の細かい描写をした上にまた一色かけて、と細部の作業と大きな作業の繰り返し繰り返し。

7:手前の木々の作業も進んだので、全体的に完成に近づいてきました。昨日のイヤイヤ感は抜け出したかな・・ここからはタイヘンだけども楽しい作業が多いのです。どんどん出来上がっていきますからね。



13日(第三回)の6.(別窓)と同じ部分。
どのくらい進んだか少し分かるでしょうか・・・
★トリビアかもしれない日本画画材のコーナー

<本日の情報>
・日本画の絵の具の代表的な白い絵の具は「胡粉(ごふん)」といって、これはカキなどの貝殻が原料である。

胡粉だけは岩絵の具の溶き方とちがい、独特なやり方があります。いかにも職人技な技法のため、ビデオなどが出てるような有名な日本画家でこれが得意な人は、必ずと言っていい程その場面が収録されています。

今回わたしは使用してないのですが、いつかご紹介出来ればと思います。
昨日の段階がわたしの中ではかなり辛かったので、ここまで来られて一安心です。気持ちもちょっと落ち着いてきました。あとは完成に向けてひた走るだけですよ。16日中にもう一回更新できればしたいと思います。それで次の17日に完成に至るというシナリオで・・・残りあと二回か。・・・・大丈夫かな・・・。BBSへの書き込み等本当にありがとうございます!!ものすごく励まされてます。なんとか完成させますので見守っていて下さいね!!それではまた!