まだまだ企画中(第三回)2003-9-13(土)20:45

◇ 第一回はコチラから

はやくも企画続行に不安の声もあがっている(わたしの脳内で)絵画制作実況更新、皆様いかがお過ごしでしょうか?

いやはや、制作と更新の並行作業がこんなにタイヘンだとはね!だって全てオープンにするってことはショボイ作業とか出来ない訳ですよ。でもその意識とは裏腹に、描く時に一瞬迷いが出てくるんです。「あ、これもサイトに載せるのか・・」って。そうするとですね、絵の具ののせ方が微妙に気弱になってきてしまうのです。具体的に言うと濃度が薄くなったりする。小澤シェフの塩味が薄くなる気持ちが今わかった。(佐々木倫子「Heaven?」より)


<企画スタートまでのあらすじ>
9月5日の雑記により、「黒人モデル」の検索一位(9月9日付)という謎の栄誉(しかもわざわざそれで検索してくる人アリ)を獲得してしまったayaは、そのイメージの払拭と
絵描きのプライドをかけて闘うことを決意した・・・

絵を描いてれば三十路突入も怖くない!
「 誕生日までの一週間、絵画制作実況更新」

17日の誕生日での完成を目指し、絵の制作具合を毎日更新していきます。今回描く本画モチーフはコチラ
以前ここで載せた、カキトメの#18を描きます。それでは第三回です。ハァハァ(息切れ)

1:ここでまた形を取りなおしつつ、よりかっちりと細かい所を決めていきます。 2:絵の具でも細かい作業を少しずつ進めます。「新)青口岩群青8」「新)黄口岩草緑11」などが入ったところ。
3:ああ、手数が増えてきたから絵の具の名前を全部書ききれません・・「新)青口鴬茶緑8」とか「天)淡紅末10」とか。
4:だんだん全景が見えてきたかなあ。でもまだまだです。「新)岩紺13」で青い所などメリハリを。
5:全体に色をかけたり、細かい所を描写したりの繰り返しです。これは「新)黄口岩黄茶緑10」での作業中。
6:部分的に拡大してみると、このようになっています。粒子の大きさや濃度によって、様々な表情が出てきます。
7:さて、今のところこんな感じです。全体の雰囲気や強弱が段々現れてきているでしょうか・・こうして見るとまだまだだなあ・・あーもっとスピードアップしないと。
★トリビアかもしれない日本画画材のコーナー

<本日の情報>
・岩絵の具は量り売りであり、単位は「両」である。(一両目は15グラム)

ちなみに画材屋さんの絵の具売場はこんな感じ。


ズラーーーーー

購入する時はこの瓶をレジに持っていき、「これ、二両目下さい」と言ったりする訳です。そうすると天秤で量って袋に入れてくれるシステムになっています。(お店によって多少違います)

で、それを持って帰ったウチの様子はどんなことになっているかというと、こんな感じ。


一応、色味ごとに箱に分けてはいるんですが・・・・まあ使う人がわかっていればいいんです。

今回は絵の具の量り売りについてでした。(これ続くのかな・・・)
夕方の更新を目指してはいるものの、いつも遅くなってしまうので明日の更新は日付が変わる頃という事にしておこうと思います。BBSやメールでの感想等、お待ちしています。それではまたー。