
| ニュルブルクリンク |
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昨日はニュルに着いて早々に洗礼を受けてヘロヘロになってしまいましたが、
今日は一味違いますよ〜!
と勘違いしてはいけません。
もちろん一味も違いません、ビビってます。
正直、半泣きでした(^^:
サーキットは保険ききませんからね(滝汗)慎重に楽しみます。
何より「ニュル攻略」ではなく「ニュル体験!」いや「ニュル観光?」が主目的ですからね(^_^)
と自分に言い聞かせました。 昨日の「ニュルの洗礼」の効果は今日もガッチリ持続中です(笑)
まずは簡単にニュルを走る手順から。一般道から駐車場へ乗り入れます。 入口にはオジさんが立っていますが、有事以外はフリーパスで料金もいりません。 もしチケットを持っているならゲートをくぐってそのままコースインできます。 ※.NSXのビデオでは、 最後のストレートの後に左へ右へ曲がってメインスタンドの前に出てゴールとなりますが、 今回の場合はストレートエンド手前のゲートからとなっています。 駐車場に車を停めて、チケット(12ユーロ/1周)を買います。 チケットは自販機で1周ずつも買えますが、6周/12周の回数券もあります。 回数券といっても紙の磁気カードで、ゲートに挿入口と液晶モニターがあって、 使うたびに回数を確認できます。 全数使うと戻ってきません。 あとは、車に乗り込んでコースへGo!(^_T)/ ヘルメットもグローブもいりません。 今日のような一般開放日は、オープンカーやバイクやバス!まで自由に走れます。 なかには内装なしロールケージ、耐火マスクにヘルメット、レーシングスーツという本気組もいましたね。 【画像】ニュル駐車場レイアウト略図。 |
| ゲート |
ゲートは、3レーンあって、左右が車です。
中央は、1レーンを2つに分けてバイクのレーンになっています。
【画像】バイクレーンには10台以上並ぶ事も。ちなみに右の青い車はジャズ(日本名フィット)ですね。 ホントに何でも走ってOKなんです。 ただ、もちろんルールがあって、 速い車が来た場合は、自車は「右」に避けて先に行かせます。 ドイツは右側通行の国ですから、日本の感覚で左に寄せたら大変なことになりますね。 無理をせず緊張感を持って行きましょう〜。 でも、のんびりなんて無理かも(^^: |
自走しながらの撮影は無謀なので、
MKさんの助手席にお邪魔してみました。【画像】下りの高速S字、だったと思います(予習不足) 鈴鹿のストレートや、ツインリンクもてぎのダウンヒルストレートも裸足で逃げ出す怖さです(^^: スピードも乗るせいか、 高いところに立って下を見ると足がすくむ、 あの感じに近いものがありました。 大井さんの助手席は、 右手でグリップ握り締めて両足を突っ張っていないと怪我をしそうなので、 カメラどころではありませんでした(^^: |
| ギャラリーコーナー (車内側から) |
ギャラリーコーナーの一つです。ここを抜けた先には第2ゲート(後述)があって、バイクなどが合流してきます。 【画像】下りの左コーナー。 この後は森に突っ込むような(?)上りの右コーナー。 まるでジェットコースターです。 紅白ガードレールの向こうにある建物は、 ゲートに一番近いプチホテル。 |
| ギャラリーコーナー (ギャラリー側から) |
第2ゲート近くの丘を登って、 ギャラリー側(逆側)から同じコースを見てみます。 けっこうな下りですね。 【画像】同じコーナーを逆から。 森の間を縫っていることと、斜面など地形をあまり 変えずにコースがレイアウトされているのがわかります。 |
| 第2ゲート (ギャラリーコーナー出口近く) |
ニュルはメインゲートの他に第2ゲート(?)がありまして、
こちらはバイクが圧倒的に多かったですね。
メーカー別では、圧倒的に多く感じたのはスズキ!
特に GSX-R1000 が目立ちました。
次点でカワサキ(NINJA)、ホンダ(CBR1000RR)、ヤマハ(YZF-R1)でしょうか。
外車ではドゥカティや KTM もいましたが、こちらでも高価なのか少なめでしたね。
BMW は、アウトバーンでは一番多く見かけましたが、
ココではほとんどいなかったと思います。
ハーレーは、駐車場で1台だけだったかな。レストハウスではニュルグッズも売っています。 【画像】真ん中にあるのが小さなレストハウス。 |
この他にもギャラリーコーナーは何箇所もありました。
小さいS時では振り返しドリフトを決める車もいたりします。と言ってもドリフトしている人は大井さん以外に見ていませんが(^^: 同乗走行でも振り回してくれましたが、 最初の先導走行でも、いきなり目の前で横に向けられました(汗笑) 絶対にスピンしないとわかっていても、少し心臓に悪くて大笑いしてしまいましたよ〜(^^: 1周目にガンバルと、2周目に拍手と歓声がもらえたりします(笑) 【画像】下りの右コーナー。 やっぱりブラインド(泣) ギャラリーいっぱい。 |
| ストレート |
最後のストレートです。ストレートも路面が荒れていて、 意識してステアリングを保持していないと危ないかもしれません。 でも当たり前ですが見通しはいいので「ここだけは!」少し安心してアクセルを踏めます(^^: 私の の〜んびりした走り方でも 230km/h くらいでした。 ピットロードに入るかなり手前に 90 km/h 制限の標識があるので、ちゃんと減速します。 【画像】点にしか見えませんが、 山の頂上の 5 mm 左にニュルのお城があります。 |
ピットロードを通ってゲート手前へ。
これで一周です。
連続して走るのならゲートへ直進、
休むのなら右折して駐車場に入ります。【画像】996 右折中。 ちょっと暑かったのでコーラとか飲んでました。 レストハウスにテレビがあって、 F1イギリスGPをライブでやってましたが、 順位は表示されるので分かるものの、 実況は聞いてもサッパリわかりませんでした(^^: |
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駐車場へ。
右後ろに見えるのはレストハウス。 大井さん 「どうだった?(^_^)」 kakepi 「このペースでもいっぱいいっぱいです(>_<)」 大井さん 「昨日の先導より速かったんだよ(^_^)」 kakepi 「もういっぱいいっぱいです(>_<)」 >ホンネです。
もしかすると、もう少しペースアップできたかもしれませんが、
PSM(安全装置)にも助けられていますから、体験としては十分でしょう。
PMS でも防げない、怖いことは、先導が離れて追い付こうと無理をすること。
複数台のカルガモ走行で自爆するパターンです。
さすがにそれだけで冷静に理解していたので無理はしませんでした。
今までのスクールやサーキットの走行で身についたものの中で、
一番大切なものは、私にとっては「自制心」だと思います。【画像】997。 ピットロードを右折して、すぐ左折して駐車場へ。 |
| のんびりランチ。 |
お腹も空いたのでランチにしましょう。オジさんがのんびり仕事してる売店でホットドックとポテトとコーラを買って、いただきまーす! そう、忘れてはいけない(?) カリーブルーストというソーセージ! カレー粉がかかっているだけなんですが美味しかったですよ、お勧め! しかし、コーラといいファンタといい、気の抜け方が絶妙ですよ?(^^: キャップ開けっ放しで、オジさん自分でも飲みながら売ってますからね(笑) 【画像】ランチ中。 |
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ランチも一段落したところで私kakepiの悪巧み(?)のはじまりです〜。 さて、人間はニュルには来ましたが、さすがにNSXは持って来られませんでした。 実はNSXの純正キーは持って来ていましたが、それだけではちょっと寂しい!?
というわけで!
2000年に開催された10周年の鷹栖PGに続いて、
今回は大井さんにお願いしてしまいました「リアガーニッシュサイン会」(笑)出発3日前にベルノに発注して、スーツケースに余裕はなかったけど何とか詰め込んで、 日本から 9,000 km 離れたニュルまで持って来てしまいました(^^ゞ 我ながらアレですが、よい思い出になりました。 大井さん、ありがとうございました!(^_^)/ 【画像】ニュルブルクリンクサイン会(笑) NSX のリアガーニッシュの真ん中の[ H ]部分です。 |
| 周辺観光へ! |
こういう場所ですから、やはり事故もあります。コース閉鎖された場合は、待つしかありません。 ただ待つのももったいないので、 ニュルの周辺ドライブに繰り出しました。 過酷なコースだけあって、テストに利用するメーカーなども多いようです。 北コースだけでなく、 F1 も開催される新コースもありますからね。 【画像】ルマン24hr(GT2かな?)で有名なファクトリー。 |
| ニュルの新コースに近い売店には、ニュルグッズが売っています。 私はとりあえずステッカーとTシャツと上着と帽子を買いました。 あと買っておけば良かったなぁと思ったのは、ニュルパスタ(笑) そう、あの茹でて食べるパスタです。 ニュルのコースを型どった 2 cm くらいのパスタの袋詰めがあったんですよ(^^) |
| THE 疾る B180 |
さて、本日のメインイベント(?)
B180 に 4 人乗りして、大井さんドライブで、ニュルアタックへ!(^^:走り始めてすぐバイクに遭遇、パス!(^^: かなり気合の入ったプジョーに追い付いて、パス!(^^: 抜かれたプジョーはストレートで追い付いてくるもコーナーで離されてます。 恐るべし、プロドライバー! B 180 は 1,800 cc ディーゼル& 6 MT ですが、 私がポルシェに乗っても追い付けないペースだったと思います(^^: 【画像】バトルモード!? カルーセルにて。 前に車がいると抜きたくなるのは性か!?(笑) |
| ニュルのお城 |
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そろそろMKさんは終了みたいです。 大井さん 「kakeちゃん、どうする?(^_^)」 kakepi 「では、先導走行お願いします!(>_<)」 一周してきて。 大井さん 「まだ少し時間もチケットもあるよ?(^_^)」 kakepi 「では、もう一回、先導走行お願いします!(>_<)」 一周完了。 【17:00】夕方、コース終了まで残すところあと 2 時間。 私はもう走れません。 体力でなく精神的に満足、というか、これ以上はいろいろな意味で無理(^^: 皆さんも十分走れたようです。 でもまだ時間はあるので、ポルシェを置いて B180 に 4 人乗りして周辺ドライブに行く事にしました。
大井さん 「行って見たい人は?(^_^)」kakepi 「、、、(>_<)」 大井さん 「せっかくなんだから遠慮しない(^_^)」 kakepi 「、、、ハイ!行きたいです!(>_<)」 というわけでニュルのお城へ。 残念ながら見学時間は終わっていましたが、 丘を登って門の前で一休み。 【画像】ニュルのお城。 撮影者MKさん。 私はフィルム切れ(泣) |
| ワークショップ |
ニュルの周囲のギャラリーポイントを巡ってやってきたのは、
ニュルから 2 km ほど離れた小さな町。町の名前は「ミューレンバッハ」 そう、この町には、NSX の開発時に修正加工などを行ったワークショップがあるのです。 当時はヨーロッパ・ホンダが準備して、日本勢が開発していたとか。 事前に場所は聞いていたはずでしたが、 それらしい建物は何箇所かあったものの特定できず、どうしても見付かりませんでした。 残念ですが、きっと視界には入っていたと思います。 【画像】あ、この画像はニュルのお城に行く途中だったかな。 あとは、ビデオ製作時にスタッフやガンさんが泊まったホテルまで案内してくれました。 さすが大井さんです(^^) |
| 帰り道 |
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【19:00】コース終了時刻を少し過ぎて駐車場へ。 ゲートが閉まっていたらどうしようかと思いましたが間に合いました(^^:
名残惜しいですが、ニュルを後に。これで私たちのニュル体験はおしまいです。 1日半なんてあっという間かと思ったら、充実して密度の濃い、 それなのに長い時間に感じました。 ありがとう、ニュルブルクリンク。 さよなら。 【画像】ごく普通の田舎町を抜けて。 帰り道でも、時々停まって撮影ポイント解説付きでした! |
| お疲れ様でした! |
ニュルツアー参加の皆さん、お疲れ様でした!おかげさまで楽しい時間を過ごす事ができました(^^) たまたまニュルで会って、一生のうち また会えるかどうかわかりませんが、 もしどこかで擦れ違う事があったら、ちょっと嬉しく思います。 その時はニュル談義しましょう。 それまで皆さん、お元気で!(^_^)/ 【画像】ニュルツアー御一行様(^_^)先に帰られた方がもう一人。 |
サーキットに限らず、事故はあります。
ニュルの場合はどうか?
聞いた話ですが、年間60人お亡くなりになっているそうです。今回の土日は終日開放でしたが、平日はメーカー貸切テストだったり、 夕方の2時間だけの走行枠だったりするようです。 一年53週として、毎週お亡くなりになっている事に。。。 私がいた二日間だけで、事故は、目撃しただけでも5件以上ありました。 土曜日は、私たちの到着前に事故で2時間コース閉鎖、 警察も来て検証、死亡事故だったようです。 画像は、軽いクラッシュですね。 この程度ならコースは閉鎖せずにコースを処置して、 レスキューが出てレッカー移動します。 事故の際のドライバー・ライダーの対応はスムーズでしたね。 次々と手でサインを出して後続車に知らせます。 事故当事者も、上着を脱いで振り回してアピールしていました。 |
| 反省会? |
夕食ではお気に入りのガーリックスープ他をいただいて歓談。
昨夜と違うのは、大井さんの部屋にお邪魔したこと。
今回の企画のいろいろ難しい苦労話を聞くことができました。
私がただのお客さんならあまり関係ないかもしれませんが、
やっぱりギブ&テイクは当然の事で、お互い納得できる事が大切だと思います。
少なくとも私の気持としては、対価以上のニュルでした(^^)本当にお疲れ様でした! 明日のツアコン、またよろしくお願いします(^^) 【画像】夕食の後はお部屋でのんびりと、、、真剣話!? |
| ありがとうございました! |
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何はともあれ、無事に走り終えることができて良かったですよ〜! 欲を言えば、NSXで、もう一週間くらい滞在してみたかった気もしますが、 それはまたの機会の楽しみにしましょう!? またの機会、あるかなぁ(^^: やっぱり自力で飛行機&レンタカー&ホテル+英会話かな(^^) ホンダ公式にはニュル企画は考えられなかったのか?ですが、 私も自分で走る前は、どうしてホンダでやらないのかな〜と思っていました。 でも走ってみると、コレはできないな、と思いました。 費用面では、企業の力でやりようは有るかもしれませんが、やっぱりリスクが高すぎます。 ニュルで日本のサーキット体験走行のように 先導走行で5台くらい引っ張ったら2〜5台目ではクラッシュ続出の可能性が高いし、 誓約書を書いても有事は大変だし(解決しても公式イベントで怪我人はマズイでしょう)、 何処かの誰かに責任が圧し掛かるでしょう。 ニュルで見かけたのは、 BMW ドライビングスクール(?)だったかな。 貸し出し車両を使った同乗走行トレーニングをしていたように見えました。 実行するには可能な限りマンツーマンでないと難しいでしょうね。 それでも、リスクのごく一部を抑えるのが精一杯だとは思いますが。。。 |
| 余談になりますが |
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1964年8月2日。 F1ドイツグランプリ。 ニュルブルクリンクサーキットのスターティング・グリッドに並ぶ一台のF1マシン。 その葉巻型のボディは、ナショナルカラーであるグランプリホワイトに塗られていました。 そのマシンは、RA271。 ドライバーは、ロニー・バックナム。 ホンダのF1への挑戦。 そのデビュー戦はドイツだったんですね。 ツインリンクもてぎで、そのシャシ設計の方の話を聞く機会がありました。 試作マシンはRA270。 今は現存しない幻のF1マシン。 ボディカラーは、本田宗一郎氏が好きだったゴールド。 実は、グランプリホワイトは第二候補。 南アフリカがゴールドを選んでいなければ、 ナショナルカラーはグランプリホワイトでなくゴールドになっていた。 ゴールドのNSX−R、見たかった、かな。 インディイエローパールは、そんな背景もあるのかも、ないのかも。 |
| 乗り心地は良さそうですが。。。(^^: |
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なんじゃこりゃー!(爆笑)駐車場に入る前から皆の目を釘付けにした車です。 これを車と呼んでいいか少し疑問ですが(笑) イギリスからのお客様でした。 この「ソファー」の他にも「ベッド」や「デスク」などのバリエーションがあるらしいですよ。 ニュルを走ろうとしていたようですが、 ゲート係に止められたようです。 残念でした!? 【画像】ベースはフォークリフト? ステアリングはお皿?、左右の鉢植えはウインカー、 机上の時計が計器でした!(^^) |
| ○ンダーバード!? |
ソファー号と同じく皆の注目を集めたUFO?です。ホバークラフトではありません(^^: リアの極太タイヤ。 ありえない全高の低さ(^^: いったいどうやって人が乗っているの? ドアはどこ? と悩んでいたら、、、。 |
ハッチオープン!全部開きました(^^:凄い!なんか分からないけど凄いですよ!(笑) 横一列にフルバケットシートが3脚! エンジンはV8。 ハッチ側には計器やオーディオが見えます。 ソファー号と同じくイギリスからのお客様でした。 イギリスっていったい(^^: でもまぁ、キットカーの国ですから納得です!? なんでも、この後オークションに出すと言っていました。 気になる方はぜひ! |
| 大和贔屓 |
ドイツは親日国とは聞いていましたが、
こういう車が走っているとは(^^:
リアウインドウだけでなくボディサイドにも「大和贔屓」ですよ(笑)ゲートでチケットの読み取り不良があったんですが、 まだ回数が残っているのを確認してゲートインさせてくれて、 不良カードも取り換えて駐車場まで持って来てくれたり、 とっても親切に対応してくれました。 同じアジア圏でも日本以外の某国の場合は、、、らしいです(^^: |
| 日本車ギャラリー |
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【画像】インテグラ type R です。 海外では丸目4灯の人気が高かったんですよ。 【画像】RX-7
![]() 【画像】MR-2 【画像】MR-S
![]() 【画像】イギリスから来ていたエスティマです。 ボディサイドに[NUR ATTACK ESTIMA]とステッカーが! 室内には、カーボンフルバケット4脚しかありませんでした。 しかも[NOS]って、、、(^^:
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